074 ミンミンのミンミンによるミンミン蝉の為の盛夏

    ◆2023年7月28日

ミンミンゼミがうるさくてめざめたら、すでに9時半でした。

しかも、もわっと暑く、開け放した窓辺の寒暖計すら30℃越え。


これでもまだ梅雨明けじゃないのか。もう七月終わるぞ。


とたん、不平たらたらな寝起き頭に、次のフレーズがひらめきました。



ン~。これは狂句か。川柳か。政治改革スローガンぽいが。

ま、とにかく、語呂はよろしい。しかも世の腐敗政治屋、一時いっときわめくだけで根本改革は人任せな人民を、シレッとディスってる風でもあるわね。

テンポのいい駄洒落に気を良くし、平素の政治不満もどこ吹く風、今朝の木槿ムクゲをばスマホ撮りしはじめました。





木槿はたったの一日花。今を我が世の夏と謳歌中のミンミン蝉より、はかない。

けども、そんな運命さだめなんぞは知ったこっちゃないみたい。今朝も新たに花開き、わめきやまないミンミン蝉の、実は末期まつごが迫る悲鳴だとしても、それさえな~んも聴こえぬさまに咲き競ってる────。



そんなだった窓外の海月山に、またもやリンカーンの名言をば思い出しました。


 




広すぎる荒れ山。一進一退な開拓。加速する老い。とっくに尽きてる資金。

海月山分だけ積もりつもった無力感に、圧死しだして久しい。

……でもまだ…死にかけなだけ。当分は死にきらないでしょね。だからこのところは辟易へきえきする蒸し暑さをいいわけに、山の巡回も怠りほうだいできる。

ようやく買えた草木苗を次々枯らしまくりもね。

 

それからまだまだ都合の良すぎる夢をみる日だってあるのです。

この海月山でいつか、降りやまない花を寝ころび見上げつうずもれゆく…なんだか幸せそうでもあるアホづら婆さんをフェードアウトにさめる夢を、ね。                                                                                                                                                                                            



そんなボケ面婆さんなんか見たくないでしょうが、

↓木槿画像なら近況ノートで見られますですよ。今のうちですよ。

 はかなくも一日きり咲いたら、翌昼までにはしぼみますから。お早くね。

https://kakuyomu.jp/users/medusaion/news/16817330661078859198

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