075 枯れゆく夏

    ◆2023年7月29日

ぐうたら三昧だった七月が、早明日で御終おしまい。

その後ろめたさに、せめてプチ野菜畑の水やりだけでもと出かけました。

とっくに定植適期を逃したポット苗へ今さら、と思いながらもね。


そしたら畑の入口が一昨日からの閉め忘れ。しかも、すぐ脇の植えこみに枯れ草が散らばってます。春にヒューケラを植えたところがです。

ウワ! 昨夜ゆうべ鳴いてた鹿に、喰われたか!?

あわてて近寄ると、どうも陽射しの強烈さにやられたみたい。

傍のホスタも先日枯れこんでたし、実は5色そろえたヒューケラの1株が梅雨入のころ絶えたのよね。一番日が当たってた株が。


今度はこんなにあっけなく葉を落としたか……。

私にはお値段が張った宿根草(270円程)だった。

まだ枯れきってないのは日陰へ移植しようか。けれど弱ってる株にはかえって致命傷ともなりそう。無駄金と労力使いにも。

結局、メンドクサさくもあってこのまま運任せに決めました。


それと、今日こそ土いじりしよう気まで失せちゃったです。


なにせ、ヒューケラを見下ろしたくらいで、もう背中が熱くなったんだもの。

まだ朝は8時というのにね。これはもう、ペケでしょ。




けど、いざ退散と決めたらこのまま引き返すのが惜しくなり、カンナも見てボロロプレハブへ戻ることにしました。花がすっかり枯れた代わりに、種の育つ子房がふくらみだしてたからです。採取して来春蒔けば、全滅しそうなヒューケラの元くらい取れるだろうって。


よし。よし。真っ先に咲いた矮性ピンク花のは、ずいぶんと子房がふっくらら。

けどまだフレッシュグリーン色。このまま枯色になるのを待ってればウヒヒのヒ、好きに増やしていけるぞ。




そんなで今日もぐうたら婆さん、枯れもようにがっかりしたり、期待をつのらせたりと、得手勝手な思いを七月尽に抱いただけでした。

それにしても、八月がさらなる猛暑続きとなったら…どうすんべ。

このままぐうたらこきっぱなしだと、海月山はあちこち干枯れかねんぞな!


◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

元気だったヒューケラ+周囲画像は、↓近況ノートに添付中です

https://kakuyomu.jp/users/medusaion/news/16817330661129528635

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