039 ほわっほわのシッポだらけ畑

    ◆2023年6月6日

いえ、畑とはもう呼べません。なにせ、すっかり原野にもどってて。


山肌を削って2段畑にしたての時、たしかにチガヤはちょっとばかしありましたよ。でも、ちょっとだけだったのが──。


それがもう、元の畑一面に広がってて。


もっふもふの猫のシッポみたいな花穂を、ずうっと向こうまで銀色に光らせてて。





あんまり目にやさしい景色ゆえ、しばらくは放置畑再興が至難なことも忘れて見入りました(地下茎でも八方へ増えてくチガヤは根絶至難)。

それから腹をくくり、小鎌を手にしたんでした。

なれど、早くても3~4日は刈りずめとなります。ぐうたらこきのヨタヨタ婆さん、一休みばかりしちゃうからなあ~。



それでも夕方5時前には、3坪ほど刈りふせました。

鹿が寝床にしてた跡があったところまでとしたんです。

平らにつぶされたところには、ふせた葉のすきまに糞がたっぷり散らばってました。

モリアオガエルの卵塊らしい、白い泡までありましたよ。吐き捨てられたチューインガム大だったので、断定はできませんけどね。それと、水もない草の地面にというのが不思議だったから。




私が畑をうっちゃってたのは、獣害にお手上げしたからです。ネットの囲いじゃ、3年しか持ちこたえられなかった……(ガードをがっちりすべきが貧乏たれ婆さんには経費捻出できず、今回の再トライもやわなフェンスを仮設する体たらく)。




さてと。そんなだった昨日に続き、今朝もこれから、もふもふシッポだらけ畑へいざ参らねば。

やらないよりはやったほうがましなくらいの気持ちで、休み々み、海を眺めつね。

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