038 今夜はストロベリームーンなれど

    ◆2023年6月5日

なんとか重い尻をひっぱたきながら、25日ぶりに放置畑に行きました。


そしたら先回は花が散りだしてたニガイチゴが、やっぱり果実をつけてるじゃあ~りませんか。

当然、一面のチガヤも銀の穂にほうけ、分け入るだけで種がふわふわ飛ぶ始末。

どちらも恐ろしいスピードではびこる、根絶不能な木と草の困ったちゃん!

それらですっかり夏仕様原野に戻りだしてます。


先回の手入れから一月あまりグウタラこいてたせいで、これじゃ再びお手上げ状態。しかし、毎度の敵前逃亡も許されまじ。さ~、ど~すんべ?


しばし迷いましたが、やはり刈り取ることにしました。

なにせニガイチゴまで赤熟してるのです。また種をこぼされたら、来年は!


わずか1㎝大のニガイチゴの実はイクラ状の粒々の一塊。いかにもおいしそうにつやつや赤いんです。が、ほろりと甘酸っぱいようでいて苦っぽい。

だから、せっせと食べて始末したいもんでもない。

でもまあ、食べる分だけはビタミンC摂れるよねと、チガヤごと刈りながら粒々をほおばったりしました。ちょっとはね。


でも、チガヤはパスしちゃった。穂を舐めるとわずかに甘味があるそうですが、未経験だしすでに白っぽくほうけてるし、ノーサンキューいたしました。




さてさて。今夜は見えないながらも、ストロベリームーンと呼ばれる満月とか。

イチゴの収穫期にちなむそうで、たまたま喰い意地婆さんも、ニガイチゴならつまんだのではありました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る