054 海月山に倍返しされた!
◆2023年7月5日
今朝も粗飯後にうたた寝しちまって、正午。
毎度の体たらくではありましたが、なんとか重い尻を持ち上げました。
今年後半もこんなままじゃ、痴呆症まっしぐらになる。
放置畑(奥行35m×幅5m×2段)の除草に出向いたのは、一ヵ月ぶりのこと。
チガヤはススキ並みに丈高くなってました。先回刈った個所さえ30㎝は伸びてた。そして花穂がすっかりふわふわにほうけてて、分け入るだけで種が舞うしで。
ヤバいッす! 地下茎だけでもたちまち増殖する宿根草が、種まで飛び広がっちゃ。
予想を超えてた繁茂に、一月も手をつけてなかったくせ後悔しきりとなりました。
開拓前の姿に戻りたくてたまらない海月山は、野菜畑再開をもくろむ私が許せない。恨んで怨んで、チガヤの原復活も急ぐ。妨害する私を傷めようと、トゲトゲ茨なんか忍ばせつ。最低でも倍返しはしてやろうって、腹なのだ。
なのに私はというと、粗飯を喰っちゃあ寝ちゃあ……わかっちゃいるけどやめられず…ハァ。
おかげで当分、胸に達するチガヤ刈りに明け暮れなきゃです。
といっても、どうせ私のこと、明日も昼まで起きやしないかも。
…雨降ってくれないかなあ。早くも切に願ってるだけ。
そんな間も放置畑では、ブルーベリーの実が大きくなりだしてるわけで──。
海月山め。見せびらかしやがって。熟したらみんな鳥に食べさせよう魂胆なくせに。
わかってんだから( ̄□ ̄;)!
わかんないのは、そんな倍返し畑へ明日ちゃんと行けるか? なのでありました。
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