055 ぐうたら病の良薬

     ◆2023年7月6日

朝食後うだうだしてたら、やっぱり放置畑の草刈りに出向くのがおっくうに。

じゃあと、妥協案というかプチ畑へ。

なにせボロロプレハブの真ん前。軽トラ利用無用。今からでも昼食まで2~3時間は働けるです。


それで、放置畑を囲ったら植えるつもりでいたサツマイモとサトイモを、今年はもう間に合わないので、日照不足を案じながらも定植しだしました。

ダラダラ暮らしが今年治らなきゃもうくたばるまでアカンとて、収穫よりぐうたら脱却の足がかりとしたかったからでした。


それで2時半まで作業し、喉も乾いたので昼食に戻りました。

そしたらねえ、またまた食後の眠気に襲われ──めざめたのが、夕刻は5時。

よっぽど今日はもうと思いはしたのですが……、30分だけでも頑張んべえと、私としてはほんッとに珍しく畑へ戻った。

ほんでもって6時半までの1時間半も、働けましたァ。




私がこれほど貧乏となった半分は、ぐうたらなせいです。

得られるはずの幸いへ手を伸ばすさえおっくうがり、自分にこもって来たからです。おかげで人並みな食生活さえままならなくり、今も野菜すら自給できてない。



それでも今日、ぽっちり色づいたミニトマトを3粒つまめました。




ささやかでいいから、腹の足しにならないでも仕方ないから、野菜が毎日採れたら。

ならば、少しはお天道さまにもうしわけも立つ。

こんなぐうたらを、それでも海月山に棲まわせてくださってるんだもの。



日没が遅くなったので、夕刻が迫りながらもそれなり働けた一日。

ぐうたらの特効薬は依然見つからないものの、日長という良薬なら知ることができました。

でもこれ、季節限定でしか服用できないのでありました。










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