019 ヘタレ坂にも桜花ちららほらら

  ◆ 2023年2月9日

立春を過ぎたら日が高くなりだしました。光量も増えてる。

南西をさえぎる檜林のせいで固いつほみだけだった川津桜が、坂の上り口でほころびだしています。


ウハ~! うれしいけど、あせっちゃうな。

木全体の蕾は大してふくらんでないのに、ところどころでほんのり咲き初めてる。


これじゃ月末に花見できちゃうわ。

ボロロプレハブ沿いの3本はすでに6分咲き。まいったな。スナップエンドウの植えつけだけでも、急がねば。



予定では月末までに坂を車両不通にしてる土石を除け、上の放置畑には桜が満開となる三月から再耕しだせれば御の字なはずでした。

場合によってはエンドウの定植はあきらめ、ジャガイモだけでも植えだせたら上出来ってね。

なのにこれじゃあ、早足の春に置いてきぼりくらっちゃう。まにあわない。




今日から、必死こかなゃだ!

坂道開通に向け、土嚢袋をどんどこ詰めては他所へ運ばなきゃ。

いや、その前に、溜まった石詰め袋も移さねば。


ア~! 大変だ大変だ。

ヘタレ婆さん、できるかな。

4日もサボって躰ナマってるしな。


スクリュー形の紫花ツルニチニチ草も、咲きだしちゃった。

ほんと、急に春が早まっている。




土石の移動は私には大仕事で、1日頑張ると3日ウダウダせずにいられません。こんな短い日記さえ、綴る気力が湧きゃしない。

労力を小分け配分できるだけ日数を稼げたらいいのだけれど、生来がぐうたら……。


ま、とにかくグチってばかりは時間の無駄。

今日からは泡喰って外へ飛び出すべえ。


おっとと。年寄りの冷水ならぬ、お茶一杯飲んでからにしなきゃでしたっけ。

年寄ほど性急。反面、乾きにも鈍感ゆえに脱水症状とか起こしやすいとて。

急いては事をし損じると、先人も申しておりましたとか。


桜花だって、せわしく散りだすのはノーサンキューでしたもんね。

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