057 ワーッハッ葉っぱ草

    ◆2023年7月8日

ホスタこと擬宝珠ギボウシの花言葉は「静寂」や「沈黙」というのに、

カエルのオンパッパとも呼ばれるとか。エーッ!?

ワーッハッ葉って、大笑いしちゃうじゃない。



宝珠とは、災難を祓い清め何事もかなえる宝物ほうもつだそうな。だったらいくらモドキとはいえ、せっかくのイメージをダウンさせる俗名くらいはこの世から消しちゃえないもんですかねえ。と、からかいたくもなりまする。

 



そんなホスタが、七月に入ったとたん咲きだしました。ですが園芸好きには、その花をカットなさる方もおられます。

一般にはホスタの魅力は葉のほうに重きが置かれ、着花で株が消耗するのを避けたがる。縦にくっきり筋ばる葉脈の美しさは、大葉だとことに見事ですものね。


ところが私ゃ欲深婆さん、花ごと愛でたい。それにあわよくば、種も採りたい。

ところが、ところがです、どうも私のはどれも結実しないタイプらしい。

けれど種間交配しやすいというので、もしやと欲の皮つっぱらせっきり。

これじゃ嘲笑されて仕方ないのは、実はホスタよりも私の方が先ですが。




ウルイとも称され、食用にもなるホスタ。海月山ではシカに数品種喰われて以来、買い足せなくています(美葉種は、私には高価)。

したがって今ある株を増やしていくしかないのですが、それにはゆったり囲える場所が要り、となるとフェンスなどの代金も調達せにゃならん。

……ん~~~~。花言葉の沈黙そのままに、ガックリ押し黙るきゃなくなるだ。


てなわけでワ―ッハッハッ葉話は、これにて無駄口をば閉じまする~。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る