　　◆2023年1月10日

日が落ちたとたん、真っ暗な夜が始まりました。

海月山の夜は町中と違い、灯りは私が棲むボロロプレハブのみ。それも炬燵（こたつ）の上の電気スタンドだけですから。

しばらく経つと、ほうほうと梟（ふくろう）の声が聴こえだしました。

今冬、初めての真夜の闇の声です。

……一年ぶりでなつかしい。

伝播してきた寂しさの寒気に、しばらく耳をすませました。

けれど少し遠のいたらしく、三、四回目の後は聴こえなくなり、そんなでこんな駄句をこさえることに。

🔰梟（ふくろう）の啼ける山居や咳きこめば

私が気づいたのは、そろそろ七時になろうころ。

当地の正確な日の入りを検索したら、

👆日の出午前６時51分19秒

👎日の入午後４時51分46秒

👏日長時間 9時間59分33秒

たぶん日中は眠ってるんだろうから、もしかしてかなりな寝坊助梟（ふくろう）なのかもね。

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