あとがき
いつもお越しくださり、お読みいただいております皆さま、本当にありがとうございます❣️
『バレンタインは涙の味編』はいかがでしたでしょうか? 催眠術という突飛なエピソードを出現させましたが、要するに以前の週刊誌が書く芸能人や著名人の熱愛記事には、多くの「知らぬふりお惚け記事(ガセと知っていても、無理な辻褄合わせに走る捏造記事)」が多かったそうです。(10年くらい前に読んだ元記者覆面座談会などから)
それをフィクション多めに練り込み、催眠術という有り得ない荒業と組み合わせてみました。
捏造の例を挙げると、無名のモデルと噂にする(なぜか無名のそれもモデルが多いですよね?笑)、合鍵もないのにマンションのエントランスに立たせる、出待ちさせてタレントに声をかけた所を撮る、知人という名の得体の知れない人々の証言をやたらと付ける、
もっと酷い例は、ご本人の若い母親の顔に別のモデルの顔をはめこみ、舞台初日にこの恋人と同棲しドライブを楽しんでいたなどと書く(まあ、お母さんですからねぇ、お腹の中にいたときから同棲してますしね笑……ちなみにこの時、ご本人はリハで肋骨を骨折してしまい、舞台に穴を開けないため公には極秘で接骨院に通院中だったのに、この言われようでした)
週刊誌はもう小説を超えるのではないかと思われる荒業を横行させていたと聞き、アイドルとの恋の話を書いている私も関心を持ちました。
主人公の立場に立ってみると、こういった捏造は本当に迷惑千万ですよね。
なんとか彼らをスカッとさせたい! という思いから、大胆な発想で書いてみました。現実離れした展開でしたが、現実的に描くともっと生々しくなってしまいがちなので、思い切ったものにしてみました。
皆さんも大切に応援されているタレントさんや俳優さんたちが陥れられた時の心情はいかばかりかと思います。大きな大衆誌やマスコミに対して、私たちは何も出来ない悔しさと、応援している方への同情心に
そして、ガセと知られる頃に必ず破局記事が出るというパターンも目の当たりにしました。
矛盾だらけで明らかにガセだと気づかれても、決して訂正しない週刊誌側の態度にも怒りを感じました。
今回は仲間と真実の愛を持つ恋人美羽のお陰で裕星は助けられるという、真実は勝つ! 愛は勝つ!がテーマになりました。
皆さんにもスカッとしていただけたら、それが本望です❣️
さて、次のお話ですが、月が変わる度に新しいお話を投稿させていただいてきましたが、次回も3月より新ストーリーを投稿させていただきます。
もしよろしければ、またお気軽にお越いただき、お読みいただけましたら嬉しいです❣️
次のストーリーは運命のツインレイシリーズPart10です。ちょっとミステリーチックなファンタジーストーリーとなっています。
記憶の失くした悲しいゴーストの元恋人は殺人犯だったのか? がキーワードです。切ない片思いのストーリーにもなっています。もちろん、主人公は、裕星と美羽の2人ですが、2人が殺人の容疑者たちを追い詰めていきます。
皆さまにお楽しみいただけるよう頑張りますので、またどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまが、今日も明日からも幸せな時を過ごされますように祈っております🙏✨✨
運命のツインレイシリーズPart9『バレンタインは涙の味編』 星のりの @lino-hoshi
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