第15話 掲示板回と神々
【マジで】お台場に現れたエルフ?を語るスレ【いた】
1:名無しのエルフ好き
ここはお台場に現れたエルフっぽい女性について語るスレです。荒らしはNG
2:名無しのエルフ好き
>1乙
3:名無しのエルフ好き
マジで?
4:名無しのエルフ好き
>1おつ
SNS大荒れだな。というか世界中大荒れ
5:名無しのエルフ好き
ダンジョンが現れて30年。ついにきたか
6:名無しのエルフ好き
SNSから拾ってきた
つ 写真
7:名無しのエルフ好き
>6 有能
8:名無しのエルフ好き
>6 有能
9:名無しのエルフ好き
>6 有能
めっちゃ美人やん
10:名無しのエルフ好き
美人すぎる
11:名無しのエルフ好き
これ気絶してんのか?
12:名無しのエルフ好き
これ生きてるのか?
12:名無しのエルフ好き
SNSで何か情報あるだろ
13:名無しのエルフ好き
ドクターヘリ来たみたい。仕事はえーな
14:名無しのエルフ好き
何でこんな時は早いんだよ
15:名無しのエルフ好き
SNSも情報多すぎるな。どこかに搬送されたんならしばらく情報何もなさそうだな
16:名無しのエルフ好き
テレビでもやるだろうけど全部似たような内容だろうな
17:名無しのエルフ好き
こうなったら現れた状況しか探ることもないな。急に現れたらしいけど本当かな
18:名無しのエルフ好き
ネットニュースも同じ内容だろうな。さっそく見つけたけど内容を3行にするとこんな感じ
急に現れた
野次馬
ドクターヘリ
今はどこも一緒だろうな
19:名無しのエルフ好き
>17 SNSは大体そんな反応
◇
840:名無しのエルフ好き
現れてから10日くらいか? 今でもスレ乱立状態だけどどこも情報ないな。せいぜい感染症の心配はないってことくらいか? あとそこまで健康状態が良くないってことか
841:名無しのエルフ好き
モルモットにでもしてんだろうよ
842:名無しのエルフ好き
研究が捗りそうだな
843:名無しのエルフ好き
俺も性的に研究したい
844:名無しのエルフ好き
研究って細胞からクローンでも作るんか?
845:名無しのエルフ好き
美人エルフが大量にいる光景か。悪くない
846:名無しのエルフ好き
いい加減情報出してほしいもんだね。
他のスレだとエルフの乳議論とかしてるけどどうでもいい
847:名無しのエルフ好き
待たせたな! 続報だ!
つ http://※※※※※※※
848:名無しのエルフ好き
>847 でかしたあああああああ!
849:名無しのエルフ好き
>847 マジか!
850:名無しのエルフ好き
は?
851:名無しのエルフ好き
模擬戦すんのか。強いの?
852:名無しのエルフ好き
一般公開って…動物扱いじゃねーか
853:名無しのエルフ好き
日曜日か。俺は仕事だ。皆テレビ中継楽しんでくれよな!
854:名無しのエルフ好き
>853 涙拭けよ
855:名無しのエルフ好き
完全に見せ物にする気満々じゃねーか
856:名無しのエルフ好き
とりあえず無事に生きてるようでなによりだ
857:名無しのエルフ好き
俺の嫁が無事で良かった
858:名無しのエルフ好き
>857 は?
859:名無しのエルフ好き
>857 は?
860:名無しのエルフ好き
>857 は?
861:名無しのエルフ好き
>857 は?
862:名無しのエルフ好き
>857 は?
863:名無しのエルフ好き
>857 は?
864:名無しのエルフ好き
>857 は?
865:名無しのエルフ好き
>857 は?
867:名無しのエルフ好き
仲良しかよwwwwww
◇
【エルフ】公開イベント実況スレ【公開】
40:名無しのエルフ好き
どこの局も似たようなことしてんな
41:名無しのエルフ好き
やっとテレビ見れたけどよくわからん
42:名無しのエルフ好き
同じの映してりゃそうなる
43:名無しのエルフ好き
一番数字取れるもんな
44:名無しのエルフ好き
>41 とりあえず今の所の公開情報まとめ
プリシラ・プリミエール
年齢:24歳
性別:女
種族:エルフ
ジョブ:聖魔拳王
プリミエール王国第2王女
このくらいだ
45:名無しのエルフ好き
>41 王女様だぞ
46:名無しのエルフ好き
>45 まとめありがとう。何このジョブ? 武闘派なの?
47:名無しのエルフ好き
ジョブと王女様ってこと以外は予想通りというかね。歳が結構若いのも驚いたかな。ごめん。全然予想通りじゃなかった
48:名無しのエルフ好き
報道陣が騒いでるな。出てくるのかな
49:名無しのエルフ好き
ご尊顔を早く!
50:名無しのエルフ好き
引っ込んだぞ。出てきたの遥ちゃんだったな
51:名無しのエルフ好き
何で引っ込んだ?
52:名無しのエルフ好き
帰るなよ
53:名無しのエルフ好き
あ~フラッシュか。目強くないんかな
54:名無しのエルフ好き
フラッシュか
55:名無しのエルフ好き
見えたのは遥ちゃんかな? ナイス判断
56:名無しのエルフ好き
そんなに気つかうこたねーだろ
57:名無しのエルフ好き
王族だぞ。国賓待遇だろ
58:名無しのエルフ好き
王女様なんだから気使って当然
59:名無しのエルフ好き
出てきた。美しい………
60:名無しのエルフ好き
ふつくしい………
61:名無しのエルフ好き
隣の遥ちゃんも相当な美人なんだけどな。踏まれたい
62:名無しのエルフ好き
種族の差ってのは残酷だな
63:名無しのエルフ好き
総理ハブられたんか?
64:名無しのエルフ好き
何で厚労省? 総理じゃないのか
65:名無しのエルフ好き
総理は?
66:名無しのエルフ好き
何で総理じゃないんだ
67:名無しのエルフ好き
情報はなしか
68:名無しのエルフ好き
副会長のババア笑ってるけどどうした
69:名無しのエルフ好き
和やかなようで何より
70:名無しのエルフ好き
模擬戦相手安藤さんの所か。一人ずつやる感じか
71:名無しのエルフ好き
模擬戦やる意味がわからんけどな
72:名無しのエルフ好き
どのくらいの強さかわかるやん。お台場に現れた時も武器と防具つけてたから戦えるだろうし
73:名無しのエルフ好き
安藤さんの所ってことはカトチンいるのか
74:名無しのエルフ好き
俺たちのカトチン
75:名無しのエルフ好き
カトチンがんばれ
76:名無しのエルフ好き
カトチンはマジで頑張ってるからな。ジョブとしちゃ中の下がいい所なのにな
77:名無しのエルフ好き
カトチンは運にも恵まれてる。たまたまドロップしたスキルオーブが使えるスキルだったしな。あと大剣術師って火力は高いから攻撃通じやすい
78:名無しのエルフ好き
この間カトチンたちにポーション貰った。安藤さんのところの人たちは皆良い人。
他の自衛隊のチームはなんかピリピリしてるから嫌い。横綱は良い人なんだけどなぁ
79:名無しのエルフ好き
>77 他の下級ジョブじゃそもそも攻撃通らないもんな。大体がそれで引退していく。ずっとやってるやつは異常だよ
>78 横綱はマジモンの聖人やからな
80:名無しのエルフ好き
なんか揉めてるな
◇
110:名無しのエルフ好き
は? 1対20?
111:名無しのエルフ好き
どういうこと?
112:名無しのエルフ好き
いったいどういうことだってばよ!
113:名無しのエルフ好き
恥ずかしくねーのかよ
114:名無しのエルフ好き
安藤さんと遥ちゃんも不服そうやな
115:名無しのエルフ好き
こんなん自衛隊叩かれるやろ。ただでさえ良く見られること少ないのに
116:名無しのエルフ好き
これ決めたやつ何考えてんだ
117:名無しのエルフ好き
まて、それほどの実力者なのかもしれん
118:名無しのエルフ好き
恥を知れ!
119:名無しのエルフ好き
>117 実力者かもしれんけど1対20はねーよ。日本の恥。隊員たちが可哀想だ。
120:名無しのエルフ好き
命令には従うしかないからな……
121:名無しのエルフ好き
マジで1対20でやんのかよ…
122:名無しのエルフ好き
◯◯テレビに出てるゆるふわアイドルもドン引きしてんじゃねーか。ていうか全員ドン引きしてる
123:名無しのエルフ好き
他の局も皆ドン引きだよ
124:名無しのエルフ好き
遥ちゃんと何か話してるな。この二人の組み合わせが尊い
125:名無しのエルフ好き
は?
126:名無しのエルフ好き
え?
127:名無しのエルフ好き
うそ?
128:名無しのエルフ好き
は?
129:名無しのエルフ好き
何これ?
130:名無しのエルフ好き
何が起きてるの?
131:名無しのエルフ好き
テレビ見て唖然としてたら終わってた
132:名無しのエルフ好き
柱が迫り上がったと思ったらいつの間にか終わってたんだけど?
133:名無しのエルフ好き
動きが遠目だから少しだけわかったけど、現場の隊員何もわからなかっただろうな。何なんだあの超スピード……
134:名無しのエルフ好き
藤原かな? 降参してたっぽいけど、それまで3分経ってないぞ。2分も経ってないかもしれん
135:名無しのエルフ好き
何あの超スピード
136:名無しのエルフ好き
いくら柱で一瞬気を取られたとしてもこんな一方的にやられるか?
137:名無しのエルフ好き
あのスピードだからな。実際に立ち会うと捉えきれんだろ
138:名無しのエルフ好き
とんでもねぇのが出てきたな………
139:名無しのエルフ好き
世界が注目するだろうな
140:名無しのエルフ好き
こんなん争奪戦だろ
141:名無しのエルフ好き
新しい時代の幕開けか?
side:神々
「はぁ~疲れたぁ~」
一柱の神がエリア別休憩所へと入ってきた。
ここは神々が休憩や情報交換、はてはダラける場所である。
「はいおつかれ~」「おつかれ~」「おつっす」
すでに休憩所には多くの神々が集っていた。純粋に休みにきた神もいれば暇を持て余してダラけているだけの神もいる。
「私の担当ダンジョンすっごい忙しくて困るわ」
たった今入ってきた背の低いロリ巨乳女神が勢いよくソファーに座り愚痴を言う。
「アンタの所難易度低いもんね。人気あっていいじゃない。私なんてたまにしか人類来ないから暇で仕方ないわよ」
「変なのたくさんくるから大変よ。なんか戦闘での疲れで息切れしてるんじゃなくて興奮して息切れしてる感じなのが多いのよね」
「変なの」
「しかも何回も来るのよ! 勘弁してほしいわ。ていうかいい加減難易度が低いダンジョンの担当は持ち回りにして欲しいわ」
「それ結構進んでるはずよ。そうですよね~?」
「ん~?」
ロリ巨乳女神の愚痴を聞いていた女神が一柱の女神に話をふった。このエリアで最高位にあたる女神である。
「何?」
「だから低ランクダンジョンの担当持ち回り。あれまだ決まらないんですか?」
「あ~…あったわね……………あ~もうすぐ施行されるみたいよ~」
透明の画面を出して何かを確認する女神。検討中の案を確認した。
「本当!? やった!」
ロリ巨乳女神はソファーで飛び跳ねて喜ぶが答えた女神はつまらなさそうにダラけきっている。
「いいわねー。忙しくて」
「最高神様のダンジョンが難易度高すぎるんですよ」
「確かに。前回の難易度調整で上げすぎですって。世界最難関って言われてますよ~」
「あのくらいのがないと人類のモチベーション上がらないでしょ! 今だって必死に皆レベル上げてるじゃない!」
「今だに5階層までしか攻略されてないのはやりすぎでしょ~」
「うんうん」「言えてる」「やりすぎ」
同席していた他の神々も賛同してきた。全員思うところはあるようだ。
「他のエリアも似たようなものだから良いのよ」
「どれだけ前回の難易度調整が失敗だったかがわかる」
「それ以前が順調すぎたのよ! あいつら順応性高すぎるのよ!」
前回の難易度調整が約10年前。それまではここまで難易度を上げる気はなかった。だが人類の異常なまでの順応性の高さによってどんどん攻略されていった。だからこそ難易度を跳ね上げたのだが上げすぎてここ10年は何もしていない。しなくて良い状態になってしまったのだ。
さすがに各エリアの最高神の会議では「上げすぎたんじゃない?」と全員顔に出ていた。10年経ちやっと良い感じになってきたのだが、まだ人類の成長が追いついていないのだった。
「はぁ~あ。何か面白いこと起きないかしらね……」
「私たちのエリアって平和よね~」
「他のエリアは結構スタンピード起きてるのにね」
「ここ15年うちのエリアは起きてないわよ」
「他の所見に行こうにもこっちのダンジョン放っていくわけにもいかないもんなぁ~」
神々にとってダンジョンは娯楽。ダンジョンで起きるイレギュラー等は神々にとって最大の娯楽だった。人類がダンジョンでどれだけ死のうが知ったことではない。ただ自分達を楽しませてくれればそれで良い。神々にとってはそういう認識だ。
人類がどうダンジョンに挑むかを楽しんでいたりしたが最近は停滞しているのでマンネリ気味なのだ。
「このエリアでスタンピード起きると絶対面白いと思うんだよね~」
「わかる」「激しく同意」「起きないかなぁ」
「最高神様の所で起きると絶対面白い」
「やろうと思えば出来るけど、私のダンジョンがある国が滅ぶわよ。ほんの少しの娯楽のために先々の娯楽がなくなるわよ」
「そっかぁ~……」
最高神の言葉にガックリする神たち。それほどまでこのエリアはダンジョン娯楽がなかった。そのためか人類の娯楽を取り入れて暇つぶししていたりする。
そこへ、この休憩所に奇声を上げて入ってくる神がいた。
「皆~~~ぁぁぁあああああ! 大変だ皆みんなああああああ! 大変だみん゛ん゛ん゛ん゛~~~~ぬ゛ぅぅぅぅううううあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁあああああ~~~!」
背の低いショタ神が凄まじい奇声を上げて入ってきたため休憩所は騒然とした。何事かと思い入口を見るが皆ため息をついた。何故なら以前にもこうやって皆を驚かせるイタズラをしてきたからだ。
「帰れ帰れ」「もうネタ切れ?」「バリエーションが少ないわ」「1パターン」「前と同じとか舐めてる?」「せめて顔芸しろや」「2点」
「ひどい!」
まだ2度目なのに神々による罵倒をくらってしまうショタ神。それほど娯楽というものに厳しいのである。特にお笑いには厳しかった。最高神が両手を前に出して上下させて皆に落ち着くようにジェスチャーしていた。
「それで今度は何のイタズラよ?」
「イタズラじゃないよ! 大変なんだ!」
「だからなにが大変なのか言いなさい」
「僕のところのダンジョンがスタンピード起こしそうなんだよ!」
「はあ?」
ショタ神の言葉に場が騒然とした。期待半分呆れ半分に分かれている。だが、全員どこか期待したような眼差しをしている。
「え? 何本当なの? 嘘だったら私とベッドイン五日間の刑よ」
最高神はショタコンだった。
「本当だって! そんな地獄のためにこんなこと言わないよ! 僕はロリ巨乳のメスガキが好きなんだ!」
「ひどい!」
自分を地獄と称され落ち込む
「疑うんだったら確認してよ! 本当だから!」
「はいはい。じゃあ真面目に見るわ。えーっとあなたのところはーっと…………………あら?」
「どうなの~?」「早く言ってくれ~」「拷問の準備しとく」
他の神々は結果が楽しみで
「これ………………確実にスタンピード起きるわね」
「「「「「YEAAAAAAAAAAAH!!」」」」」
「きたああああああ!」「待ってたぜぇ! この時をよぉ!」「祭りよ祭りー!」
かつてないほどの最高の盛り上がりを見せる休憩所。
「はーい皆落ち着きなさーい! まだいつ起きるかは調べてないわよー。その辺りはもちろん調べてきてるんでしょうね?」
「もちろん調べてあるよ! 人類の時間でいうと11月2日! 明日の10時くらいだと思うんだよね!」
「皆ー! 予想以上に早いから楽しく眺めるために役割分担するわよー。男神の半分はお酒を下界からいっぱい買ってきて。もう半分はここにソファーとか持ってきて色々と設営! 女神は全員で下界行って食べ物の買い出し! いろいろ買ってくるのよ!」
明日のスタンピードを楽しみにする神々は湧いていた。
エリアは日本。成田空港近くにあるBランクに指定されているダンジョンだった。
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