18 わかっているけど

 こんにちは。


 文章が読めなくて。漫画も読むのが苦痛で。テレビ番組も出来れば初見のものじゃなくて、リピートが良い。きっと脳も心も疲れているんだろう。

 用事も目的も無いのに夜更かしをしてしまうのは、虐待の一種だそうでけれど、まさに今の私はそれだろうなぁ。どうしよも無く無気力で、出来るだけ洋服のパターンのことや、編み物の組み立てなんかを頭の中で捏ねて時間を過ごしています。

 何処まで行っても心は晴れないし、どうしようもないし、解決することんてないのだから、無理やりにでも動くしかないという事は分かっているんだけれど。心ってやつは分かっていても、言う事を聞いてくれるものでもない。


 20年以上インコが必ずいる生活を送って来て、一羽も家に鳥がいない事なんて一度も無かったので……。いつもインコが肩に乗ったり手のひらにいたり、服の中で寝ていたり、ちょっとしたことで怒られたり。だから小鳥を触れない事が辛くて。当たり前の日常って人にとって大切なんだなぁ。


 前からなんだけど、絶対にみんなが笑うシーンのはずなのに、泣いてしまう映画がありまして。三谷幸喜さんの映画の「ステキな金縛り」です。

 敵対する検事さんの亡くなった飼い犬をあの世から連れて来て、飲食店でじゃれ合うシーン。犬は普通の人には見えないから、犬は居るてい・・の一人芝居。カタブツ検事(したも中井貴一さん)が、一人でMaxのハイテンションでじゃれ合って転げまわり、笑いが起こるシーンなのだけれど初見から私は泣けてしまって。ずっと会いたくて、でも絶対に叶わないことが分かっている存在に会えたなら、どんな場所でも人前でもそうなってしまうわなぁ~と瞬間湯沸かし器なんです。完全なるコメディーなんですけどね。


 今日も又こんなじかになってしまった。自分を虐待していないで寝る事にします。早く通常運転に戻りたいなぁ。


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