[アニメ]葬送のフリーレンとシャングリラ・フロンティア
10月から始まったテレビアニメ『葬送のフリーレン』と『シャングリラ・フロンティア』が早速放送されていたので見ました。
フリーレンは原作が漫画で、世界観は今流行りの異世界ファンタジーです。
面白いのは、世界観自体は今風の……ドラクエベースの世界で、勇者一行が魔王を倒す話だし、ミミックとかドラクエの単語が出てきたりという、本格ファンタジーではなく、今風の異世界です。
ですがレベルやステータスといった、ゲーム風の要素は敢えて無くし、『エルフ』が旅をするという事にテーマを絞っていて、話自体は『異世界もの』ではなく『本格ファンタジー』に寄せているという点でしょう。
同じようなやり方をしている作品に『メイドインアビス』がありますが、あちらほどの鬱展開にはなっていないようです。
『鋼の錬金術師』にも近い気がします。
このバランス感覚が上手く、今風の異世界物が苦手な人にも入りやすく、本格ファンタジーが苦手な人でも見やすいというあざとさが功を奏したようで、原作コミックは一千万部を超えて売れているのでした。
アニメの方は初回に初の金曜ロードショー枠を使っていきなり二時間という無茶をしていますが、絵が綺麗で、声優さんの演技も雰囲気があって普通に良かったです。
それなりに期待はしてましたが、アニメの出来が良いのでこれはまだ伸びますね。
令和のハガレンになっていきそうな気がします。
『シャングリラ・フロンティア』
ガンダム彗星の魔女の曜日、時間帯に放送していました。
原作は『小説家になろう』に投稿されていたVRMMO物の小説ですが、書籍化されずに少年マガジンにコミック連載された事で話題になって、漫画の方はすでに500万部を超えていて、満を持してのアニメ放映です。
内容は極めて普通のVRMMO物で、VRゲームのシステムはソードアートオンラインのあれです。
こちらの世界観はゲームと割り切っているので普通にゲーム画面ですが、最初にいきなりボーパルバニーがナイフ持って出てくるあたり、知っている人にはウィザードリィオマージュなんだなとわかります。
最近のなろう小説でやたらと序盤にうさぎが出てくるのは元のウィザードリィではなく、このシャングリラ・フロンティアのオマージュなのでしょう。
一話を見た感じ普通に原作をそのままやっているので、この先長くなりそうです。
話は今更感はありますが、絵が良いので普通に楽しく見れてしまいます。
こちらも令和のSAOになっていくのでしょうか。
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