第3話:お葬式と宗教と…
先日、無事に祖母の葬儀が終わりました。
棺の中で眠る祖母を数年ぶりに見たのですが、少し頬がこけてるように見え目元が窪んでるというか…眉の部分よりもかなり低くなってたんですよね。
私はお葬式で今まであまり泣いた事は無かったんですが、祖母の認知症が酷くなる前はよく一緒にご飯食べたりしてたからか…自然と涙が溢れてしまいました。
さて、題名の『宗教』ってなんやねん…って話なんですけど。
実は桜木家そこそこちゃんと仏教系だったりします。
…と言っても父方の家系がって話なんですけども。
お葬式の時に、桜木家がお世話になっているお寺の住職さんが来てくださるんですが、アナウンスで「○○宗△△派の…」みたいな紹介のされ方していて…。
私は今のところ結婚する予定は無くて、死んだ時の埋葬方法の希望としては、土葬なんですけど…。
日本じゃ多分無理なので、骨壷ではなく遺骨の粉を海に撒いて欲しいなぁ……という感じなんですよ。
祖父は、お正月等に必ずお経を読むぐらい信仰していたので、信仰している宗派の葬儀になっているわけです。
私が死んだ時、こんなしんみりする葬式嫌だなぁ……なんて思って。
ぜっっったいにやれないと思うんですけど、今の私だったら大好きな舞台円盤で短めの40分ぐらいのを一緒に見て欲しいな…と。
祖母の時、お経読んだりお焼香とかでそのぐらいの時間かかるんですよ(体感だと1時間ぐらいですけど)
私みたいな一般人は、お経の内容って正直分からないじゃないですか。
だったら、私が好きだった作品をみんなに布教してこの世を去りたいな…なんて。
版権的にもきっとOK出ないだろうし、でも故人の希望なら…許可出たりするんかな。
ご住職の方を呼んだりするよりも経費(って言い方良くないですけども)かからないと思うし…。
それに、きっと円盤系って遺体と一緒に火葬出来ないですよね?
それならやっぱり最後に観たいなぁ…。
私が死ぬ頃には両親もきっと既に天国へ行っているだろうし、残ってるのは弟家族だけのはずなので…。
『また姉貴の変なワガママに付き合わされた』なんて愚痴言いながらもプロジェクターとスクリーン用意してくれたりしないかな……。
個人的には…ですよ?
信仰していない宗教の葬儀よりも、趣味に全振りした葬儀が良いなぁ…と。
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