第3話 自己紹介

 交番についた正義が事務作業をしているとそこに、交番長の佐藤大一朗警部補(通称、班長)が声を掛けてきた。


 「昨日は、お疲れさま、よくやったな」


 正義が、頷いているとそこに、石津川蓮司巡査(通称、蓮司)が


 「さすが、先輩です、素晴らしいです。」


と話に入ってきた。


 それを少し離れた場所で聞いていた江口勝和巡査部長(通称江口)が


 「ちっ‥」


と軽く舌打ちをする。


 佐藤

 「今日は、新しく警察学校から新人の子が

 くる日だぞ。」

 蓮司

 「女の子らしいじゃないですか、かわい子

 だといいなー」

 正義

 「お前は、そんなことばかりしか言わねー

 な」

 蓮司

 「ゴリラみたいな子より、かわいい子の

 ほうがいいじゃないですか」


 蓮司が軽口をたたいていると、新人の子が警務課の職員に連れられ交番へ到着した。

 

 身長165センチの高身長、細身、黒髪のロングヘアー、猫のような大きな目に、やさしそうな顔つきの女性が入ってきた。


 「本日から新宿駅前交番に勤務することに

 なりました、天使 姫奈《あまつか ひめ

 な》です、23歳、独身です、よろしくお願

 いいたします」


 班長 

   「はい、よろしく頼む」

   「そうだな、こちらも自己紹介しなき

   ゃならんな。」

   「まず、私が、佐藤大一朗、交番長

   で、年は56だ。よろしく頼む。」

   「続いて‥」

 

班長が周りを見回すと、すかさず蓮司が


  「はーい、石津川蓮司です、24歳、姫奈

  ちゃんと同じ、独身で彼女募集中で

  す。」

   「好きなタイプは、姫奈ちゃんみたい

   な、子です!よろしくお願いいたしま

   す。」


と調子のいい感じで自己紹介をする。 


それを見て、やれやれと言った感じで正義が

  

 「氷室 正義、32歳、よろしくな」


と自己紹介する。


正義の後に、江口が


  「江口だ」


と自己紹介をした。


 皆が自己紹介をした後、班長が


「とりあえず、今後はこの5人で勤務をすることにはなる、これからみんな協力して頼むぞ、姫奈くんには、正義部長と組んでもらうこととなる、ベテランの部長だからいろいろ教わるといい。」

姫奈 

「はい、氷室部長よろしくお願いいたします」


正義


「ああ、よろしく頼む。」  


一通り自己紹介が終わったところで、交番に一人の来所者が現れた。






  






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警察民営化 火水 木 @kaikaidht

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