第5話 木曜日の千両
この時期の赤い実を付けている代表的な植物の一つであるセンリョウ。
この時期といえども、11月頃から実がなるので、もうとっくに見かけている事が多い。
自生するのは東海地方、南紀、のあたりから九州などの西日本になる。
ギザギザのツヤツヤした葉の集まりの中心に上をむく赤い実たちがかたまっている。
まるで柊にも思えてしまう表現だが、柊ほどトゲトゲはしていない。
深緑の葉と赤い実に、クリスマスの彩りとしても一役。
とはいえ、黄色の実の種類もあるそうだが、見たことはない。
花は黄緑色で不思議な形をしていて、あまり目立たずに6月頃新梢の先に咲くそう。
不思議な形って?
そこまで教えてよ〜、と調べながらに思った。
地味な感じでも、クリスマスにも正月にも縁起物として飾られる。
しかし、どうしてもセンリョウと聞くと、
「フッフッフッ 越後屋さん、おぬしもわるよのぅ」というフレーズや千両箱が積まれるシーンを脳裏に浮かべてしまうのは
私だけだろうか。
こそくではな〜い。決してやましい気持ちもないないないないなーい。
海千山千。
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