第3話 火曜日の初夢
小さい頃から初夢は一日の夜から二日の明け方にみる夢で、一般的に二日が初夢の日だと思っていた。ただ、年が変わってからはじめてみる夢は子供にとっては2日の夜じゃなくて、元日、目が覚める前だったりする。いったいいつの夢を初夢とするのだろう。かねてから疑問だった。
そこでさらに、夢を見なかった場合、繰り越しはあり?という疑問にもつながっていく。
一応、3つの説があるという。
大晦日から元日にかけてみる夢。(初詣などで夜も眠らないで元日を迎える人もいるだろう)
よって、
一日から二日にかけてみる夢。
二日から三日にかけてみる夢。(二日に書き初めなど、いろいろな行事があり夢を見るからだろう)
そういうことなら心配はいらない。
明日また夢を見れば良い。
ただ、夢を見なかったのではなく、忘れてしまった場合はどうなる?
目が覚めて「初夢、みた?」と聞かれた瞬間、今までぼんやりと頭の中で続いていた夢が一瞬にして消え去った。
たしかに夢をみていた感覚があるが、どうしても思い出せない。
この場合、いわゆる残念に終わったケースなのだろうか。
絶対に思い出すんだ、と意気込んでもやはり思い出せない。
いい夢だったのかすら?だ。
割と夢はみるほうだが、初夢にとても縁起が良いとされる、一富士ニ鷹三茄子にいたっては一度も見た事はない。
この夢をみた人はいるのだろうか、かなり難題だと思う。
まぁ、長い人生、まだまだみるチャンスはあるから、いつかみれたらいいね。
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