第3話 エッ。襲われちゃってるう
私は上空にいる。上空から魔王のいる魔王城ごと吹き飛ばすのだ。私の全ての魔力を注ぎ込んだ極大魔法【終焉の破壊】の魔法陣が完成した。
「さぁ魔王よ、覚悟せよ。」
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「ふむ…。こんな魔術余の結界魔法には一切通用しないわっ!ふっ【神域結界】……………え?あれ?…あっ…魔力切れ…ん?ちょ、ちょ、やばくね?あれ?んおっ?余、魔導師、肉体弱い!あんなの耐えられないっぴぃぃぃぃぃぃぃ!」
実にヤバイ。マジガチ本気にヤバイ。上空にて発動したおそらく【終焉之破壊】の魔法陣。うん。ヤバイ。
だが、余はここで諦める漢ではナイワッ!
「そいやっ【単純結界】!」
ギリギリ回復していた魔力で【単純結界】の魔法を発動する。
【終焉の破壊】と【単純結界】が衝突する。
いくら魔王ヴァルトの結界とはいえそれは木の板と破城槌。【単純結界】は数秒で砕け散る。
「【単純結界】ッ【単純結界】ッ【単純結界】ッ【単………
アブネェェェッ!なんとか生き残ったわ…回復していく魔力を一瞬で何度も使い【単純結界】を全身に何重にも張り傷だらけだが生き残ることができた模様だ。
「………【ステータス】…うっひゃぁ…」
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ヴァルト 状態:瀕死
HP1/250000
MP10/99999999+
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