第6話 報告

猫カフェから帰った後、リーダーにすぐに報告する事にした。


スマホを取り、リーダーに偵察報告をするために電話した。



「こちら、ネコ猫星偵察部隊リーダータロウだが、地球の偵察状況のはどうだニャ」

「はい、偵察状況は順調です。猫の扱いについても調査して来ました。」

「そうか、人間は猫をどのように扱っていた?」


私は、クロさんに聞いた猫に対する人間の態度などを話した。


「そうか、人間はそんな残酷な事も...これは、もう人間を猫にしてネコ猫星の第二の星にするしかないな」

「ですが、その判断は待ってほしいニャ」

「どうしてだ、人間がこれほどの事を我ら同族に行っているのだぞ。お前は苦しくならないのか?」



私は、リーダーの地球に対する決断に対し待ったをかけた。すると、リーダーは人間にかなりの鬱憤が溜まり直ぐにでも作戦に出たく、私に強気の口調で何故止めるのか聞かれた。


なので、私はクロさんの今は幸せなことなどをリーダーに聞かせた。確かに、私もこの話を聞くとすごく人間に対しての嫌悪感を抱いた。


しかし、人間は悪い奴だけじゃない、良い人もいる。


そう思うと、人間も捨てたもんじゃないと思えた。


すると、リーダーも分かってくれたみたいで何とか、作戦は延期になった。


しかし、人間が猫を残虐に扱う者が多く現れたりすると、計画は実行する。


「計画は、実行はまだしない。だが、お前の報告次第では実行に移すニャ。では、これからも報告を頼むニャ」


「ニャニャ」


私は敬礼をして、通話が終わると耳から電話を外

し報告を完了した。


私は、仕事をしながら先輩を偵察しながら人間について色々なことを学ぶ。


地球で1番驚いたのが、「こたつ」と言う物に驚いた。


机に布団をしき、スイッチを入れるだけで、暖かくなり寝心地が良く、一日中こたつの中で寝てしまう代物


ねこ猫星に持っていくと、100%人気なものになると思う。


私は、人間が作る物やこれから猫に対する心境の変化などを観察しながら私は先輩を偵察する。


「先輩おはようございます」

「おはよう」


今日からまた、先輩の偵察と仕事が始まる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

宇宙人のネコ猫星人は人間社会を偵察中です。 暁 とと @hatipati

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ