第2話
「服が涎まみれたになっているね。私の家が近いからそこで服を洗うよ」
俺は先程、考えていた事が頭からぶっ飛んだ。
「待て待て待て待て、大丈夫です」
「あなた、敬語か、敬語じゃない時があるわよ」
「あ、すみません」
「うん。大丈夫だよ? まぁ、来ようか」
「ぇ?」
俺は女性に無理やり引っ張り連れて行く。
ぇ? 待ッッ 力が強い
俺は引きずられながら連れて行かれた。
***
マンションに連れて行かれ、中に入って行く。
あ、マンション、、、
俺は何も言えず、マンションの部屋まで連れて行かれ中に入れられる。
「いて」
「あ、ごめんなさいね」
そう言って犬の足をタオルで拭いていた。
「あ、タオルとか持ってくるからちょっと待てね」
そう言って女性は離れて行った。
どうして、こうなった?
俺が呆然としていると犬が近付いてきて
「ワン」
ついてこいと言うように吠えた。
「どうした?」
「ワン」
「ついて来い?」
「ワン」
本当について来いと言う事か、、、
「あ、待て」
「ワンワン」
犬は女性が入って行った扉とは違う扉を足で開けた。
「犬が扉を開けられるのかよ」
「ワン」
そうして、犬は中に入って行った。俺は慌てて中について行った。
その中には壁に一つのあるギターが掛けられていた。
このギターは俺の憧れの宮地 秋山のギターがあった。
「ここにあったのか」
俺は思わず手を伸ばしていると
「ワン」
犬に後ろから押され、俺は大きくバランスを崩して前に倒れてしまった。その拍子にギターの下にあった小さい棚の上にあったら赤と青い粉が入っている小さい瓶を床に落としてしまい。
俺は床に倒れてしまい。粉が赤と青の煙になり俺に降りかかった。
体が縮むような感覚を味わい。
「けほけほ」
あまりにも粉に咳き込んでしまった。
「最悪、何この粉、、、ぇ?」
私は自分の口からあまりにも可愛らしい声が出て漠然とした。そして、あまりにも懐かしい感覚が、、、
「え? 何の音?」
慌てた様子で扉を開け女性が入ってきた。
「え? 女の子?」
その女性は悠人が私に見せてくれた女性の写真
「久連雫石」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます