【極秘文書(ではない)】web版プロットの第4話を公開します!

こんにちは、越智屋です。

小説を書く皆様にとって、他の作者がどうプロットを書いているかって、けっこう気になる点かと思います。

ということで今日は、web版【氷の侯爵令嬢は、魔狼騎士に甘やかに溶かされる】の初期プロットを公開します。


お話は【4】魔獣騎士ギルベルト=レナウ

https://kakuyomu.jp/works/16817330651360901317/episodes/16817330651485553942


追放された不遇のヒロイン・エリィが、魔物に襲われたところをヒーロー・ギルに救われるという定番シーン。

上記URLの原稿と見比べていただくと面白いかもしれません。


ではでは、行ってみましょう。



===以下プロット===


【4】魔獣騎士に拾われる

・ 絶望のなかも毅然とした主人公。だが、ガタンと。

・ 邪狼に取り囲まれた!魔獣化した狼のこと。御者はナイフを出してちょっとだけ威嚇してたが、勝ち目がないから馬車を捨てて逃げてしまう。邪狼は女の肉を好む柔らかくて栄養があるから。(さらり。)

・ 魔獣狼だからあり得ない力で馬車を損壊させる。自分は攻撃魔法とかできない。光で目くらましをするのがやっと。(さらり)

・ 逃亡・攻防(さらりでいい)。

・ 髪に魔力を込めてばらまく。魔力が宿るから、少しの時間稼ぎになる。ばさりと切って逃亡。足をくじいた。すぐに追いつかれて囲まれてしまう。

・ 負傷、ボロボロ。絶望――死?

・ 飛び掛かる、目を閉じる。そのときはいつまでも来ない。

・ おそるおそる目を開ける。邪狼をすべて打倒してくれる謎の影。

・ 邪狼のように赤い目をした、赤い毛並みのような髪の人。(スパダリ!!期待UPさせる美しい描写を)

・ 救われたという安心感か、もう本当は死んで幻みたいのをみてるのかという脱力感か、気絶する。




===プロット終了===



以上です。

「さらり」ってなんやねん。と思われた方も多いと思います。

ここは、「こだわって書き込みすぎずにサラリと流して話を進めようね」、という自戒です。

読者さま的にニーズが薄いと思われる箇所は、こだわらずに読み飛ばしても成立するよう意識していました。


また、「(スパダリ!!期待UPさせる美しい描写を)」というところも、自分への注意喚起です。読者ニーズのある箇所を、丁寧にボリューム重めに描きます。



というかんじで、このメモ書きが約3100文字の「第4話」になったのでした。

魔獣騎士とか邪狼とか、赤髪とか、当時の名残がたくさん残っていましたね。


どれもこれもが、懐かしい思い出です。



ちなみに。

このあたりまでweb版と書籍版は同じですが、このあと6話目くらいから新キャラ新展開が大量追加されていきます!!


もしよければ、見比べてみてくださいね♪

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