124
「ジャック、来たのね」
「スピカ」
「今、パトロール中よ。ジャックもやってみる?」
「そうだね、よかったら」
「もちろんよ、みんなに紹介するわ」
色んな子どもが居た。にこにことしていたり、興味深そうに見ていたり……。
そして子どもたちはくるくるとジャックの周りを回り始める。
駆け足でくるくるくると、代わる代わるに。
「ジャックも回りましょ」
スピカに手を取られ、メリーゴーランドのように広場を走る。
「スピカ、これはなんの遊び?」
「くるくる遊びよ。友だちの回りをくるくる回って遊ぶの」
「なんだか無心になれるね」
「そうね。こうして走るのってわくわくするわ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます