細やかな描写で街並みを描いたと思ったら、タイトルの食堂へ。
これはもはや飯テロの予感しかしません。
そして、食べることになる親子丼。
思わずよだれが出そうな描写にはあっぱれとしか言えません。
更に、当然のように記述される方言もすごいです。
下調べをしただけでなく身についているというのがよくわかります。
そして、親子丼にからめた店主の馴れ初め。
大きな事件などなくとも、ここまで読ませる力量は羨ましい限りです。
作者からの返信
月井 忠 さま
読んでいただくだけでも
嬉しいのに、心あたたまる
コメントまでありがとうございます。
洞察力鋭く、作品の奥に潜む世界まで
読み取ってくれています。
見ず知らずの旅人が、春風を待ちわびたのか
遠い過去へ置き忘れた空蝉となる小説の門を
コンコンとやさしく叩いてくれていた。
ふと、こんな光景まで思い浮かんでしまう。
重ねて深く 御礼申し上げます。
コメント失礼致します。
結婚を諦めかけた女性が、親子丼屋を営む夫婦との触れ合いに、再び前向きになる。
とても温かいお話ですね。
秋田弁もその優しい空気を出していますね。
私の知る秋田弁の人といえば、柳葉敏郎さんですが、あの飾らない喋り方が好きです。
いぶりがっこのがっこって、漬物の事なんですね。
最近知りました。
今読んでいるのが真夜中なのに、無性に親子丼が食べたくなりました。
美味しい物語、ご馳走様でした。
ありがとうございました(*^^*)
作者からの返信
さくらみお さま
読んでいただくだけでも
嬉しいのに、心温まる
コメントまでありがとう!
おっしゃる通り、秋田弁は
ほのぼのとして、大好きな言葉です。
本当にありがとうございました!!
街並みや食べ物の描写がとても細かくて、でも細かいだけでなくその語り口がやわらかなので、ほんわかとした暖かな空気が作品全体にただよっているように思いました。主人公の明るい前向きな性格がよいですね。他の短編もそうなのですが、具体的な「場所」を想定して書かれているところが、すごく私の好みです。ありがとうございました。
作者からの返信
ご丁寧なコメントありがとうございます。返信がたいへん遅くなり、申し訳ございません。
貴殿の作品や近況ノートの写真も拝見し、懐かしい気持ちを抱いておりました。
僕も多摩川近辺を走る小田急線の駅で育ちました。かつては実家近くに火の見櫓やつりがね池、ブドウ畑などがありました。しだいに、マンションが増え、消えてしまったのが残念です。つい、縁のある場所を作品の舞台に描いてしまいます。異世界とか描けば良いのに、悪いクセかもしれません。
心からお礼申し上げます。寒い日々が続いておりますのでご自愛くださいませ。
お邪魔します。
街並みや商店街が目に浮かぶようでした。お料理の香りもしてきそう。秋田の言葉も面白かったです。そして、ちょっと投げやりな感じの主人公が徐々に癒されて元気になっていく様子も楽しかったです。
じんわり温かい物語、ありがとうございました。
作者からの返信
葉月りり さま
初めてお目にかかります。
なのに、お礼が遅くなり、ごめんなさい。極めてご丁寧なコメントをありがとうございます。旧作なのに、最後までお読みいただき、嬉しいです。