2023.06.05(月)

2023.06.05(月)


 休日。ひさしぶりにラカンの『エクリⅡ』を開く。今日読んだのは、「一九五六年における精神分析の状況と精神分析家の養成」。本文37ページを読むのにまるまる三時間かかった。読んでいる最中にSNSをしたり、検索したりするのもいけないのだけど。〈自足たち〉〈至福たち〉〈窮屈たち〉、集団があればそのなかでどういった力学が発生するのか、それをこの言葉、人の分類を示して説明されている。精神分析学会でなにが起きているのか。わたしは分断が起きているとされる現代日本の論壇(?)の状況、社会のありようみたいなものと重ねながら読んでいた。沈黙するものと、とにかく口をひらき喋りまくる存在。


《この場に繁殖するナンバー・ワンたちは、エキスパートの目から見れば、それと同じ数のナンバー・ツーなのである。》


 これはそうだなと思ってしまう。しかしこの言葉を思い出した。《言う人は知らず、知る人は言わず。》わたしも知らないからこんな風にここであれこれ書いているのだなと思うこともあり。


 読書中、BGMに『オーディンスフィア』のサウンドトラックを流す。このゲームもそろそろキリをつけないとならないんだけど、真エンドの直前で停滞中。ゲーム音楽を流しながらエクリを読むのはなにかちがうんだけど。それもわたしのやり方ですか。


 朝食は鶏むねとマッシュルームのクリームマスタード煮こみ。あとサラダ。補いでバゲットを少し。

 粒入りマスタードの瓶を使い切った。最後だったので瓶の中身を全部入れたけど、皿の底につぶつぶが大量に沈殿する。仕上がりに酸味が強く出たから、白ワインはもうすこし少なくてもよかったみたいだ。


 食後、『世界樹の迷宮』をプレイする。狼のボスの討伐に成功する。パラディンのフロントガードが有能。あと、レンジャーの、敵の命中力を低下させるスキルもけっこう使える。あとは、アルケミストの魔法と、ソードマンの通常攻撃で敵のHPを削ってゆく。TPはほぼ全キャラ切らしてしまって、HPもぎりぎりだったけれど、なんとかこのチキンレースに生き残ることができた。

 街に戻ってB6Fに向かう。次からは第二階層。マップの雰囲気が変わって、敵も一新されるからまた新たな気持ちで遊ぶことができそうだ。Lvは19まで。


 10時買い物へ。主材料は牛ハラミのステーキ肉(めずらしく塊で売っていた)、豚ミンチ肉。ほかにレンコンやエノキなどを購入する。


 昼はうどん(乾麺)を茹でて、温かいめんつゆで、揚げ玉とネギと大根おろしをトッピングしたシンプルなものにする。あと、キムチと、目玉焼き2個、ウインナー2本。目玉焼きには冷蔵庫に残っていたディルと、黒胡椒・岩塩を黄身の処に落とす。


 食後しばらくして、昼2時就寝。

 6時起床。


 入浴後、またすこし眠る。


 晩ごはんは牛ハラミ肉をつかって、バベットステーキにする(塩コショウして、バターで焼く)。付け合わせは、ポムリヨネーズもどきと、マッシュルームにトマトペーストで味をつけたもの。


 食後、ローダンをすこし読む。


 しかし、二日の休みがあってもあまりしっかりした時間の使い方はできなくなっていると反省する。頭の中でつぎに書きたいものの核はあるんだけど、実際にメモ帳を開いて文章を書きはじめるかと言えばなかなかそこに到らない。もうすこし先で良いかと思ってる面がある。書きはじめたら毎日書きたいし、書かないといけないのだけど、どうしても先延ばしする癖がついているな。


 そうはいいながら、11時くらいからSwitchを起動する。昨日はゲームをしなかったので、休日二日目の今夜はがっつり遊ぼうと思っている。例によって『世界樹の迷宮』。とにかくB6FのMAP埋めから。こちらのレベルもけっこうあがったと思っていたけど、敵もけっこう強い。歯ごたえのあるいいバランス。ときおりHP管理して回復も必要になるかどうだろうというくらいの難易度なので飽きなくていい。

 アイテムを売り払ったときの金額が高くなってきたから、冒険開始当初に常に金欠だったのが嘘のようである。いま6,000Gまでお金が余ってきているのでこれは嬉しい。ゲームの中とは言え、必要なときに必要なだけお金を使えるのは精神衛生上すこぶるいい。現実もそうだったら嬉しいのだけど、なかなか、ね。


 そうするうち、日が替わる。

 つづきは明日の日記にて。

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