2023.06.04(日)

2023.06.04(日)


 いつものように3時半に帰宅する。今日と明日は二連休の予定。買い物は明日に回すため、今日は一日時間を自由に使える。どこかに出かけるでもなく、気兼ねなく部屋での時間を満喫する予定(といっても、だいたいわたしはいつも部屋で過ごしてるからやることはあまり変わらないのだけれど)


 朝食はインスタントラーメンにする。〈サッポロ一番 味噌ラーメン〉。5袋パックのラスト。サッポロ一番もだんだん値段が高くなっていってる。よくいく売り場では5袋パックで税込500円を超えてきている。安いお店ならまだ三百円台で買えるみたいだけど、とりあえずいつもいく店でセールになってるときにまた買おうと思う。

 ラーメンのトッピングは見た目無視であまりやる気のない感じに。油揚げとネギとウインナー2本。なんでもいいから形だけおいておこう的な方針で。なぜ油揚げ? とか考えてはならない(笑)


 食後、アマプラで『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』を鑑賞する。庶民院と貴族院の温度差がくっきりわかれていたのが印象的だった。そして貴族院。有力者が合図を出すまでは賛同一つできない操り人形というか、右に倣え的な精神が、この国の政治にもあるんだなと思ってしまった。ダンケルクでしんがりを任された軍の兵士が、身内だったとはね。ここに衝撃を受けてしまった。ドラマらしい仕立てだけど劇的で決まっていた。演説・雄弁は、実際ことにのぞんで首相がしたものはもっと迫力があったんだろうか。日本もイギリスと同じく議院内閣制。新旧の日本の政治状況と合わせながら観ていることも多かった。そう二年前に故佐江衆一さんの遺作『野望の屍』を読んだことを思い出した。あれはヒトラーと石原莞爾に焦点をあてて先の戦争を振り返る作品だった。経年体というか、何年何月にこういうことが起こって、こうして、こうなってという事実を並べていくことの集積から戦争に駆り立てたものの正体を示すような形式だった。静かだけど強かった。

 この映画も主人公は老年のウィンストン・チャーチルで、なかなか覇気という点では若いときとはことなっていただろうけれど、芯の強さが感じられた。作中では頑固爺のためによく人に恐れられている。しかし観ていて可愛らしいと思えてしまうところが多くて複雑な気分を味わいながら全編見通すことができた。


 その後、TVerで『波よ聞いてくれ』第7回を視聴する。映画との落差? ジャンルの差が激しいけど、今回も楽しめた。引きこもり兄さんの最後のオチはなかなか面白かった。劣等感にさいなまれる自分でも、この人たち相手なら見下すことができるからストレスなく社会復帰できそうなので、刑務官を目指します。うん。ぶっとんだ内容だ。それでいいのか。でもとにかく部屋からは出ることができた。しかし兄さんのその後の人生。どうなんだろう。かつては就職もして普通に働いても居たんだから、軌道に乗ればあんがい普通に続けていけるのかもしれない。スープ屋の店長も、北村一輝も、くれこさんも、周りを固めてる人たちのキャラが立っていて、好きですよ。この作品。


 そして昨日公開されたスピンオフ作品も観てしまう。こういうおまけのあるのもありがたい。


 10時過ぎ就寝。昼4時起床。

 入浴後、すこし読書。


 7時頃階下に降りると、親が揚げ物をしていて余りをくれるというので戴くことに。


 鶏むね肉と、オニオンリングの揚げ物。ほかにキャベツとキムチ。

 これに〈ライムショット〉を二本飲んで夕食を済ませる。



 食後はローダン38『赤い宇宙の対決』の前半部、表題作を読む。

 

 眠気が残っていたため、すこし眠る。

 日が替わるころに目が覚める。

 0時からは、昨夜から決めていたラカンの『エクリⅡ』のつづきの一篇を読む予定。

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