2023.03.21(火)
2023.03.21(火)
3月21日。春分の日。こうして期日を分けられてみると、きょうは何かが違うと思いたくなってしまう不思議。
お彼岸。家で牡丹餅ときなこ餅が作られたのでいただくことにした。市販品の中には、春なのに〈おはぎ〉と明記されているものもあった。ぼた餅(牡丹餅)ではダメなのかという気持ちがちょっとわいた。
朝は野沢菜の漬物をつかった餃子。一緒に仕事をしている方がお薦めされていた食べ方。前から話には聞いていたけれど作るのは初めて。刻んでから水にさらして塩を抜くのがポイントだといわれていた。そしてわかめとたまねぎのスープもつくる。餃子はけっこう塩気が抜けていい感じに野沢菜の漬物の風味だけが残っていた。わたしは普通のもののほうに軍配が上がりそうだと感じたが、野沢菜もこれはこれでふだんと違う感じが出てアリかなと感じる。
食後、『ドラゴンクエストⅡ』のプレイ。Lv10まで。二人の王子にはがね装備を揃えて、洞窟で〈ぎんのかぎ〉も入手する。お遣いイベントっぽいけど、こういう単純なのがいいんだよと思ってしまう自分がいる。ムーンペタにいた犬。これはつまりそういうことだったよね、と思いだす。三人そろうまでもう少し。
その後、小説『燃えあがる緑の木 第一部』の「第三章 最初の説教」を読み終える。自分がいなくなって後の永遠にも近い時間に対して恐怖を覚えるカジへの言葉として〈一瞬よりはいくらか長く続く間〉という言葉が多用される、いわゆる〈最初の説教〉ではあるけれど、持って回りすぎて、これはちょっと拙い印象を覚える。それはつまり説教に慣れていないギー兄さんの語り口の拙さではあるのだけれど。
同じことを中島敦は、「かめれおん日記」や「狼疾記」などで鮮やかに描いていたはずだ。
説教の箇所。ここは読んでいて拙いと思ったことは事実。
読書のあと、さらに『ドラクエⅡ』のプレイ。この時間にLv13まで。ムーンブルクの王女を救い出し、ロトの子孫三名が揃う。
このところ、ゲームか読書かといった時間の使い方になっている。変化を持たせるべきなのだけど、何をすべきか。と。
Amazonプライムビデオで、『レ・ミゼラブル 少女コゼット』が配信されているのを発見する。懐かしい。わたしもレンタルショップでDVDを借りて見ていた作品だった。親にも見せたら、親も入れ込んで毎話楽しみに見ていた。一話の途中まで見たけれど、いろいろ溢れるものがあってこれは危険だと思って途中で止めてしまう。
二十代のころに新潮文庫ではじめて原作本を読んだ。当時はフランスから帰ってきてすぐだったので、そこに描かれている風物が向こうで見てきた風景とリンクして、懐かしい気持ちになって読みすすめることができた。これまでに二度通読した作品だ。アニメを見たのはそれから十五年以上経ってからだけど、いい作品だと感じた。原作を知っていると、さらに楽しめるし、よく練られた脚本だと感じていた。
時間がゆるすならつづきも見てみたい。
9時就寝。3時起床。
寝ておきると、TwitterではWBCのキューバ戦の勝利で盛り上がっていた。その波に乗れない自分、涙目。気分は浦島状態。
決勝の相手は米国らしい。
そして昨日注文した透明フィルムのブックカバーと、松本清張の『小説帝銀事件』(角川文庫)が届いていた。さっそく文庫にブックカバーを装着してみる。前使っていたのは異なるメーカーの厚み30μmの商品だった。今回は40μm。たしかにこころもちしっかりしているようだ。しかし触った感じ気にならない。今回は、一商品に100枚入っているのを二セット購入した。前は400枚購入して、めぼしい本に装着したけれどぜんぜん足りなかった。文庫だけで2,000冊以上部屋にあるしなと。数えていないけれどもう3,000冊を超えているかもしれない……。
夕食は十割蕎麦を〈もり〉で。あと塩サバを焼いて、ほうれん草のおひたしを添える。
THE 和食。
食後、入浴。
のち、『ペルソナ3ポータブル』つづきを遊ぶ。どうなっているのか。なかなかキャラクターが疲労状態にならない。日付は変わらず。経験値とお金を集めるのもいつもと一緒。Lvは18に。ちょっとずつペルソナの陣営もよくなっている。全体攻撃のマハ系の属性攻撃がぽつぽつ出てきているので、戦闘も楽になりだした。アナライズ ⇨ ペルソナ交換 ⇨ スキル というコマンド選択の煩雑さはあるけれど。これが苦手だといっていたらこのゲーム、始まらないだろうし。
6時前にPS5でYouTubeの音楽チャンネルを開いて、最新の音楽を選択して順に流す。流行りの音楽から切り離されて久しい。どこかで聞いたことのあるようなメロディーのものもあれば、ボカロっぽいものもあったり、歌い方もいまはこういうのが流行ってるのか、フムフムと年寄りくさい感興を覚えてしまって苦笑いしかない。でも音楽を聴くことは嫌いではないから、また時間を捉えて聴くようにしよう。
6時半、仕事へ。
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