2023.01.03(火)
2023.01.03(火)
朝4時前、夜勤終了。
仕事の後半、力仕事が連続したためわたしのHPは大幅に減少。とにかくきょうは一日休みだ。ゆっくりしよう。
さて、傘をさすほどでもない小雨の降る中、帰宅。一息ついて朝食の準備。前夜漬け込んでいたタンドリーチキンを焼きます。といっても釜があるわけでもなく、オーブンを使うでもなく、油を引いたフライパンで焼くためどうしても本物とは異なります。厳し目に言えば、味が似ているだけ。あと漬け地の処理をどうするかが今後の課題です。味はまあいける、程度。タンドリーチキンは経験不足です。
食後、気分転換に動画を視ようとするも、数日前から懸案の膝の痛みが気になるのと若干の睡眠不足に悩まされて集中できず。
代わりに、残り15ページになっていたペリー・ローダンの新刊『次元監獄の虜囚』(ハヤカワ文庫SF)を読み終える。アトランやグッキーがローダンを取り戻すために新たな作戦に向かう場面でした。アトランはアルコン人の裔。アルコン人は赤目。この人物造形はムアコックの描いたメルニボネのエルリックの姿にとても似ている。エルリックは虚弱体質で常にポーションか、あるいは魔剣ストームブリンガーの助けを借りなければその命すら保てるかどうかという状態だったけれど、アトランのほうはバイタリティ溢れるテラナー代表ペリー・ローダンと肩を並べ得るほどに壮健で意気軒高。エルリックとアトラン。しかし各々の作中、たぐいまれなる人物として描かれているという点では両者似たところがある。そういうきわだったキャラクターが作中に居るとなにより作品が映えますね。
ところで、アトランの脳内に埋め込まれている〈付帯脳〉はどういった素性のものなのか。すでに語られている内容なのかそうでないのか。〈付帯脳〉の機能は自問自答する葛藤の渦中にある人の脳内の活動にも似ている。あれば便利だろうけれど、しかし目の上のたん瘤とでもいうような厄介な存在だと思うことなく、よくうまくやっていけるものだと感心する。
次巻は1月6日に発売。また仕事の休憩時間を利用して読みすすめよう。
6時過ぎにいったん仮眠。机に突っ伏してしばらく安静に。気分が落ち着いたので仰向けになってふたたび仮眠。9時過ぎに起きてその後、買い物へ。
3日ともなれば、食料品売り場では期限が近づいている蒲鉾などが安売りされてます。蒲鉾は正月になると値段の高いものが販売されますね。そして三が日を過ぎると叩き売られる。パックの握りずしは依然大きな容器のものが幅を利かせていて、一人用の寿司パックが欲しいわたしに合うようなものがなく。結局一店目ではふだん買っている酒類などを買って終了。二店目でお昼に食べる用の、お造り二種盛りと、刺身用の切り落としの詰め合わせパックの二種を購入。
帰宅後、正月用に買っておいた地酒「七本槍」の生酒と一緒に刺身をつまみます。お昼はこれと総菜売り場に売られていたたこ焼きのパックを食べて終了。野菜があまり摂れていない昼食になりました。
今朝帰宅してパソコンを起動すると、Twitterに声付きのメッセージが届いていた。いつも仲良くしてもらっているフォロワーさんからだった。お酒を飲んでいい気分になった勢いで送ってくれたらしく、若々しい声にかなり励まされました。こういうサプライズはとてもうれしい。たぶん届かないけど、この場でお礼をいっておこう。ありがとう。とてもうれしかった!
その後、仮眠。
夕方5時起床。入浴。
Twitter・YouTube等で時間つぶし。配信を視聴させてもらったりもする。
9時、晩ごはんづくり。去年の夏に買ってあったロイタイのグリーンカレーを使って一食つくることに。材料はありあわせの、ジャガイモ・ニンジン・エリンギ、そして今日買った小エビ。仕上げに三つ葉をトッピングして、パスコのバゲットとともに。合せる予定だった白ワインは取りやめ。夜の時間を穏やかに過ごしたかったので。
食後、
1日にTwitterタグ「#いいねされた数だけハマったゲームを紹介する見た人全員やる」で呟いたところ、数件のいいねを貰ったのでゲームタイトルと簡単な説明をツイート。そのうちにぽつぽついいねが追加されて、9件まで増加。わたしの挙げたタイトルとコメントはつぎの通り。
①PHANTASY STAR ONLINE
毎晩決まった時間にログインして固定メンバーとチャットしながら武器掘りしてました。コンシューマ機でオンラインゲームができるとかいい時代だなと当時から思ってました!
②マスターオブモンスターズFinal
『大戦略』のファンタジーバージョン。神龍一人旅とかよく遊んでました(一人旅の方が楽だったりします💦)このあとSFスチームパンクの『ファイナルブレイカー』も出てこれもわたしの好きな作品。
③ポポローグ
『ポポロクロイス』シリーズ全般が好きなんですが、収集要素がたっぷりあったり、たくさんのダンジョンを自分の好きな順番で攻略していける自由度があってよかった。あいかわらずキャラがかわいらしい。
④スーパーマリオブラザーズ3
土曜日学校が半日で終わってお昼ごはんの後に起動してクリアまでやりつづけるみたいなこと毎週くらいやってましたっけ。(あ。わたし、土曜日半ドン時代に学校に通っていた世代です。)
⑤マイトアンドマジックⅢ
フィールド探索もできるウィザードリイ型ダンジョンRPGといったらいいのか。当時でいえばけっこう自由度が高かったと思ってます。ピラミッドまでは行けるんだけど、そこでいつも挫折してました。高校生の頃よく遊んでました。初期に黒曜石装備が出るまで木をゆすってたな。
⑥BAROQUE(バロック)
退廃した世界観がほかにないオリジナリティをもって迫ってくるようなゲームでした。繰り返し神経塔に足を運ぶことで少しずつ塔は姿を変えていきます。同じ武器を使用してどんどん強化していく楽しみもありました。アイテムが骨とか肉、心臓だったのもユニーク。
⑦ファイナルファンタジー5
4、6は暗いストーリー作品という印象を持っているけれど、その間に挟まれた5はとにかく明るいというイメージがあって。キャラクターが良く笑うからかもしれません。ジョブチェンジを繰り返してアビリティの組み合わせでキャラを強化していく楽しみがありました。
⑧仙窟活龍大戦カオスシード
世間には龍脈を操り土地を荒廃させる悪人だと思われている主人公。町からはひっきりなしに討伐隊を率いる勇者が乗り込んできます。こちらはダンジョンを構築してこれを撃退します。合間に掘削部屋を作ってレアアイテム掘りをがんばってました。また遊びたいな。
⑨カルドセプト
新作は3DSのリボルトですね。しかし初代のサターン版。カードを集めるための繰り返しのマップ周回もぜんぜん苦になりませんでした。土地を支配して通行料を取る要素と、カードによる戦闘の二局面作戦がうまくかみ合って絶妙のゲームバランスでした。
どれも思い出に残っている作品で、そのほかにも『グランディア』であったり、『英雄伝説シリーズ』であったり、『A列車で行こう』『信長の野望 覇王伝』『三國志Ⅲ』など有名どころも数多くありまして。もっといいねがついたら紹介するチャンスも広がるのですけど、いかんせんあまり伸びません(人気のあるツイッタラーではないですしね💦)。いいねがついたらまた一つずつピックアップして行ければと考えてます。
10時半から日が替わる辺りまで、『最新版 指輪物語 旅の仲間(上)』(評論社文庫)のつづきを読む。フロド達4人の旅は始まったばかり。黒の乗り手に追われる中、トム・ボンバディルという謎の人物に助けられ一夜を過ごす。その後再び旅の途上にあったけれど、警告されていた塚山丘陵の危険な存在・塚人に囚われて絶体絶命の危機に陥る。そのときトムが駆けつける。トムは塚人を撃退し、塚山丘陵に眠る異物である短剣をホビットに与え、かれらにブリー村に向かうように助言する。
塚山丘陵でメリーが見た幻覚は、眠っていた塚の主たちがまだ動き回って干戈を交えていた古い時代の記憶だったのか。古い時代の事績が語られると物語に深みが増しますね。それがまた、読んでいてうきうきする原因です。
(この箇所では、マネサレンの血統が影響して古の記憶を呼び覚ましたエモンズ・フィールドの策士マット・コーソンのことが思いだされました。『時の車輪』――『ホイール・オブ・タイム』も『指輪物語』のフォロワーだからそういうところでリスペクトされてるのかな。)
この時間は、「八 霧の塚山丘陵」の終わりまで。つぎの章は「九 踊る子馬亭で」。ちょうど日が替わる0時まで。
日が替わってからはテレビゲームのプレイに切り替えましたが、つづきは明日の日記で。
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