応援コメント

第37章|高ストレス者の面談報告書<3>労働者とプライベートストレス(足立里菜の回想)」への応援コメント

  •  お邪魔します。
     今回のお話は、自分もまったく同感できるところがあります。日本の経済は、最近効率ばかり考えているような気がします。働きやすい効率ならいいのですが、価格の効率が優先されているのではないでしょうか?
     効率を上げるためにいの一番に考えられるのが人件費ですよね。昨今AIの進歩が目覚ましいですが、AIを使う意味で公言されているのが、人の手を煩わせないというものです。つまり、人件費の削減です。そんなことを続けていれば、気が付いたら人間の居場所はAIに取って代わられてしまうような気がします。(まあ、極端ですが、の農業や教育の現場は、もうそうなっているような気がします)

     一つ。コロナ流行の時、教育の遅れが叫ばれ、いろいろな提案がされましたが、解決策は簡単だったんです。現在学級編成人数は、40人です。これを半分にするだけで、今抱えている教育の問題はほとんど解決するでしょう。ただ、お金がかかるとか、効率が悪いとかで、手付かずです。一部の学年までは35人学級が実現していますが、メンドクサイ申請書や研究目的での学級編成手続きが必要です。

     すみません、長々と。いつも御作は深い考察で社会を見つめるお話が繰り広げられ、読みながらもいろいろ考えることができ、とても嬉しく思っています。

    作者からの返信

    根⛵九里尾さん

    今回も応援コメントを頂き、ありがとうございます!「高ストレス者の面談報告書<3>」は、読者さんから「そんなのが読みたいんじゃないよ~!」と言われてしまうかなぁと心配しながら、おそるおそる公開しておりましたので、根⛵九里尾さんのコメントが心に染みてとても嬉しかったです。

    コロナ禍の際、教育現場への負担はとても大きかったですよね。また、平常時でも一人の担任の先生が30~40名の児童を見るのは本当に大変だろうと思います。授業だけでなく給食の時間、昼休みにも、先生聞いて~・先生遊ぼうよ、と子供達から求められるでしょうし、保護者からみればたった一人の担任の先生。イロイロ期待されてしまうであろうことを考えるとスーパーハードなお仕事だと思います・・・。
    でも教育は社会の土台になるもの。本当に重要で、決してコスパ・人件費効率化では語れないお仕事ですよね。

    AIの件も、実は本エピソードの後半で少し取り上げる予定にしております。拙作ではございますが、よろしければ是非また、続きもお読みいただけますと嬉しいです。コメントありがとうございました!

    編集済