第3話① 圭太、15歳の恋。(1)
(や、やばい・・・・)
教室の窓からの一瞬の風に、彼女の前髪が揺れた。
唇が。
肌の色と見分けがつかない、微かなシルエットなのに。
僕には。
凄く、柔らかく、美しい形。
触れてみたいけど。
それすら、かなわない。
そんな神聖な僕の・・・。
林さん。
クラス委員で、知的で、ボインだ。
えっ・・・?
いつの時代?
ゴメン。
父さんのギャグ。
結構、好きなんだ。
だって。
分かりやすいじゃない?
ボインって・・・。(笑)
だから、僕は。
ボイン(笑)の林さんを一日中。
チラ見している。
本当。
ヤバいよなぁ・・・。
僕の恋はどうなるんだろう?
続きは、次回で・・・。
ず、ずるいなぁ。(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます