第42話

メニースターズ

第42話 黄金郷編


まさかの黄色い屋根とは 奴等ではメインは張れない、私が一番よく知っていると

成程分からんが、今話の開始が来てしまった スカスカで長文の方が疲れないのか

ただ引き延ばすだけでは読み飛ばされるのがオチ 今日はもう辺りが暮れているさ


「楽勝でしたね まあ当然かな こうゆう仕事ならば」今後は大変だよ小夜香さん

「そろそろ換金手続きも終ってる頃だといいんだけど 戻ろうか」スカーレットが

「モカさん責任取るハズないでしょ メシマズなら出演せんから 喉乾いたわー」

「おいアンリ! クローバーさんなんだからね マネージャーは アイドル兼任よ

フヒヒ♪ さあ、どうする? 宴会風景で盛れないんだぜ小説は 文字だけなの」


「いやー リテイクでもがいていた頃に逆戻りの気分だったりね リーダーなので

助け船は出ないのに何してんだかな私 ここ苦笑のシーンだけど画像は抜きなの」

「おっと いえ街の入り口の様です ふふ 仕事帰りですよ私等は」ロシェは言う


北西側に出発していたので上から見た場合右下方向に赤屋根のギルドが見えて来る

初陣を終えたメンバーは空腹になりながら帰り足を急いだ(ゆっくり行けってば)


「腹が減ったぜ~ こんな日はアツアツのピザにかぶりつきに決まってる ひひ」

「流石の兄貴、でもマスターはたまにしか焼いてくれないでやんすよ ホワイ?」

「あんた達 毎日脂っぽいのばかり食べてたらテカテカのデブになるのよ」騎士が


既になっているピザコンビ、体臭が気になるコバルトは微妙に距離を置きながらだ

オリジナル版は色々と設定が違うが 今後の事もふまえて慎重に越したことはない


「初日に奢ってもらったから 今日は私が何か別のお酒見てくるわ 盗賊頭から

ゲットしたお金で♪ ギルドにおいてないヤツね 悪いケド先行っててよね」w

「お♪ やったね気が利くじゃん エールばっかで飽きてたのよね~ 少し強めで

みみっちい食卓は好みじゃないから 上質の希望かな私は 宜しくね~」モカさん



困ったな・・・大幅に改稿せざるを得ないのだ 不適切な部分はUP出来ない小説

ヒロインのアンリは魔術師ではないが 特別なキーアイテムを所持しているのです

他のメンバーには見えない様に独自にアトリエを構築できるのだ 毎回ではないが

特殊なタブレットを懐に忍ばせている 大抵休憩所の反対側に見えて来る仕様だと

この部分を変更してしまうと物語が破綻する なので彼女は旅路で寄り道するのだ

                   ・

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「当たり前でしょ この先作戦を練らないと打ち切りになるわ絶対 詳しくは中で

別のギルド連中とか原案には設定されてないんだからね! 何考えてんだか全く」


ブツブツと独り言を呟きながら木陰の灰屋に近づく 独自の扉は他者では見えない

今回は赤屋根のギルドの丁度正反対側にあった様だ、流石のハイファンタジー(草

旅路とは別の、任意のテリトリー箇所だ 第2部では戦闘に加わらない 開けてみる



                扉をガチャリと

「ただいまー 誰かいるー お姫様のご帰還なの アンリよ これ小説だってばよ

立ち絵の準備とか必要ないからこっち 面倒な事してくれちゃって 出てこいや」

「あーお帰りなさいませお嬢様 なんか立ち絵もう少し待てとか言ってましたんで

へ? ナニこれ 文章だけになっていませんか今 うへー まさかの書き直しか」


残念ながら大変な苦労を要する事になるのだ 同じ内容なら有志諸君は逃げていく

出演しているキャラ自体が既に何人か違うので、待っていたのは侍女のサファイア

ショートヘアーのシーフ風貌なエルフ族で良かったのか 極端に変更は危険なので

因みにアンリの髪色はゴールド系で ※ここ絶対 お判りの常連以外も参加なのだ


「と、いうわけよ残念ながら濡れ場は全面カットですから 宜しくね サファイア

このガキャ 先に喋らせたらそっちの方向に持っていく予定だったでしょアンタ」

「い、嫌だなー 私がお嬢さまにそんな破廉恥な事するハズないですよ はっは」


どうやら主従関係はアンリが握っている この空間は外界に比べて時間経過が遅い

極端に長居する気はないが、久しぶりの再会でいきなり警告を受ける侍女の様だが


「そ、そうですか分かりました 今日は私以外の侍女はお休みなので(小説だが)

了解しました アンリ様 お食事はどうされますか 作りましょうか?」だとよ

「いらないわ ていうかこの後ギルドに行かないといけないのよ 新規だからさ今

画像の不利があるからビジュアル以外で盛り上げないと 低評価じゃ意味ないの」


この領域は物理的な建物とは違う構造である ヒロインと旅の近場に存在する仕様

万が一外の世界が破局を迎えた時にシェルターとして機能するように 保険なのだ


「んなわけだから、奥の資料室にお茶だけ持って来てよね ちょっと考案してみる

サファイアは漫画しか読まない娘だから思慮に欠けてるのよ マジで背景ないのね

楽なわけないでしょ これから全部こうなのよ、更に長編なのに 黄色い屋根か」

「お待たせ致しました、無難に上流階級風な紅茶をテーブルに置く侍女でよろです

あ、すいません 余計な事言って 暇なんで新連載のコミックでも見てますから」


小説の分野は非常にライバルが多い 赤屋根のメンバーに、邪魔をして来るハズだ

リベンジを画策しているシルヴィやカトレアに対抗しないとエンディングにならん


「分かってるわよ アンリさんの語りの方が元祖なのを教えてやるわ! ふっふっ

甘いわねイエローレーベル 一冊分書いたぐらいで人気者になったつもりなのかな

原案だと第2部は30万文字前後だったのよテキストで 増えるに決まってるでしょ

もう一話分の平均5000字以上で確定してるみたい このスタイルで続けるみたいね


向こうからジャブを打って来たんだから対抗するのが礼儀ってものよ m9(^Д^)

同人から商業に進出しようと狙ってるつもりかしら、黄色いギルメンか 成程ね

どうせハズレるなら楽しい冒険譚として大海に筆を残しておくわ、で、テーマは?

言っておくけど私は情報共有とか初めから理解してるからさ 女王の器なのよね♪


知らない読者の為に一応教えてみた、とか ある程度旅の仲間に合わせてるから

うーん、文章の形態はどれがいいかとか デジタル時代なので基本はメイリオかな

多分これは人によりけりかも 投稿サイト側に仕様が変換されるんじゃないの多分

他の筆者の原文は知らないけど統一されてるわよ 読み手側の方へは 違うかな?

・・・あ、ミスったかも 数か所だけ別の形式にしてるから修正部分だわ よろ」


そうだった! 恐らくUP時に確認すると思うので 太字とかは大丈夫なのだろうか

フォントは好みが分かれると思いますがゴシックと明朝を採用してる方が多いかも


「それとアスキーアートの部分は横書きだから可能なのよ これも要確認でしょ!

PC閲覧を想定しているから色々と崩れるかもよ 多用しない方がいいわね今後は

何してんだかねホント ずずず、一服したら本編に行かないとマズイけどさ 私は

黄色い屋根の面子とマスター達は両方とも貧乏から成り上がりを目指していたと」

                   ・

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サファイアに軽く説教した後に現場に戻るアンリだった すぐ近くに酒場がある様

スルーしてみろと読者が囁いたが歯向かって訪ねてみるのがお決まりの定期だ――


「あら、店は空いてるけど誰もいないんじゃないの まあいいか 宴会はムリね」


勝手に商品を漁るとヒロインが盗賊にジョブチェンジするのでそのままギルドへと

それ程の時間経過はない 旅の続きなので現在は夜である、仲間と食事をする事に

丁度赤屋根の入り口にメンバーがいた 合流する、手ぶらなのを指摘されるのだが


「あーゴメンね皆 酒場の主人が留守みたいで新しいお酒はないのよ~」アンリ姫

「えー、マジかよ 期待してたのにな クローバーさん飯もお酒もバンバン派で」

「うわぁ、今日も安物のエールか やっぱり制限されてるのか」顔に出やすいモカ

「むむ、納得いきませんぞ 小夜香は酒豪 清酒を所望しています ハズレとは」


「あーあ 貧乏ギルドだもんねうちら 私もエール以外を飲みたいけど」女騎士は

「取り敢えず 飯!」ドミノとハットは鼻息が荒い・・・( ´_ゝ`) 次! w         

「マスター 依頼を終えて帰宅しました 皆さん、最初に挨拶を」常識的なロシェ

「この間の与太者とグルだよマスター 盗賊とつるんで商人から奪ってたみたい」


今日は受付のチャツネは帰ったのか いない様子である、紅蓮から報告を受けるが


「お疲れ様皆、全員いるわね まさかいきなり負傷者とか出たらマスター失格なの

まあ テーブルで待っててよ、まだエールが出るだけマシでしょ 温いけどねー」


ピジョンは厨房に向かった様だ 早速喉の渇きを潤すギルドの面々 宴会は無しで

臭い料理は好みではないと言っていたのは誰か、余り省略でも批判されそうなので

雑用や力仕事はピザコンビが手伝うのがならわしらしい ツケが溜まっているな?

暫く待つと大皿に盛りもりのポテトサラダを運んで来た様だが「あい、お待ち!」

どうやらこれに特製のスパイスを振りかけて食するとの事、アール王国なら香辛料


ここの地方では数少ない特産品なのだ「お、前菜だな いただき~」導師がつつく

この辺は無難でシンプルな感じだ、続いて焼き立ての黒パンにバターを塗る食卓。

マスターが提供したのはコーンと野菜の煮込みで少し辛め「メインの方今出すわ」

今日は鳥肉のシチューで骨付き肉がゴロリと入っていた 普段は出さないそうだが

それを遠慮なくガブリと齧り付く一同 安い食材でも工夫して腹を満たす術はある


「一仕事終えた後の料理は最高だね~ お酒も無制限だと尚いいけど」コバルトか

「うーん ステーキぐらいは何時でも食べれるぐらいになりたいわね」誰だろな~


ギルド一行は料理と酒を思う存分堪能したようだ だがこれが最後の晩餐だとは、

誰もこの時は予想していなかったのだ・・・だと打ち切りなので続きますね~♪


「このスカ! 画像無しでもこう来るか やると思ってたわよ」ジト眼のマスター

「なんかよく分からないけど油断だけはするなという事で」ロシェが切り出す模様

「換金自体が不可では持ち腐れなので これでよいだろ 回りくどい」小夜香さん

「ちょっと、もう少し間を取りなさいよ ゴメンねマスター あの後の経緯をさ?

色々と苦労してるのは承知よ私等、仲介なしじゃ無理でしょ普通は」スカーレット


「昨日の夕方にね 町長から受け取っておいたわ、鑑定の結果 砂金と少数の宝石

正規のものと判断、よって手数料を引いて2500Gだそうで 宜しいかな」ピジョン


「換金の分は1000Gでいいわ マスターもう少し仕事してみるわ私等」即答の姫だ

「へ? 交渉しない気ですか 弱ったな リーダーがそう来るとは」困る錬金術師


「ぶっちゃけ 私の友人がお城勤めしてるのよ でもいつまでも返済できないと流

石に連絡がつかなくなるかもなのよね♪ でさ 宝石を換金したいって言ったら今

度お酒奢るから 昔の旅の話でもしないかって で、タイミング良すぎたのよね貴

方達は 砂金なんて一般人には入手ルートあるわけないでしょ 人が悪いわね~」


人というのは資金繰りに悩んでいる時に見込めそうな人物に遭遇すると早口になる

原案でも触れてないがアンリ達が持っていた宝石類、本来の価値は5000G前後だ


「頼りになる友人をお持ちで 言うと思う? 残念だけどあの革袋だけよ 残念ね

へそくりってやつよ 万が一の為に 分かったわ 返済に回してよ」理解の紅蓮だ

「この小夜香は金銭感覚がいまいちでな 確かに私は大飯ぐらいだが 1000とな」


「実は狙っていた大口の依頼があるのよ それに成功すれば借金は無くなるかもね

私は情報仕入れるのは早い方よ 騎馬のコバルトですから 保留中の案件でさー」

「よっしゃ! そろそろ脂ぎった肉とピッツァを食べないとやる気がなくなるぞ」

「うひょー美味しい仕事を隠してたでやんすか プアよりリッチで」チビは吠える


「私達次第という事かな マスターもお城のご友人に期待されては大変でしょう」


思案したロシェだが、既に赤屋根の一員だと諦めた模様 ハイさよならとはいかず

一人旅ではないのだこの物語は 適度に依頼をこなして軍資金を稼ぐのが王道か、



「はっはっ 実は昨日の昼に返事しておいたのよね大丈夫 ダイジョウブ 私の経

験からこのメンバーなら軍隊とか相手出来るかもだから 出発の段取りは」決定と

「マスター 私達が離脱したらどうするつもりだったのかな 逃がさないってさ~

軍隊と戦闘の経験をお持ちですか いやー頼もしい仲間達よね」苦笑のアンリさん


「北の鉱山の依頼なのよそれ もう残念ながら山賊に奪われて入り口を占拠してる

警備なんて嘘、中身はそいつらからの銀山奪還作戦なの よく調べなさいね」モカ

「クローバーさん知ってたんだぜ でも警備って書かないと依頼を受けてくれない

山賊集団の全滅なんて普通のギルドでも成功率低いんでな~♪」不敵な導師様だが


「いえ、やれるはずよ うちのギルドならね 銀山奪還で一目置かれるようにね皆

国が私達を認めるには大きい仕事をしなくては 出発は明後日でお願い」ピジョン


皆様もご存じの様に此処のギルマスは戦いの素人ではない 統括の責任者なのだと

脚本はそれぞれに役割がある 案件をまとめた赤屋根のメンバーは準備をするのだ 


            第42話 黄金郷編 5178文字 (続)


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