第36話

メニースターズ

私の旅団 第36話


まさかの大激震が訪れようとは 激動の時代を旅するには相応の覚悟が必要だと

カトレア達ばかりに焦点を当てるわけにはいかないさ、レムーア軍側の魔女様は?


「やろー マリーさんの方がセリフ少ないでしょ小説! 腹立つわねー何この脚本

バカじゃないの、エロパート削ってるのは私の部分なんだから敵に比重を置くな」

「HEY、地震は弱くなって来た様だけどパンドラさん達 帝都に進軍したらアウト

何よあの噴煙は? 聞いてないわよ 空模様が急変してるのよね ファッ😊!」w


「いやー、サーシャは冒険を楽しんでますよ はっは シナリオは小説が長めです

背景関係ありませんから 大判サイズならもう少し書き足そうという皮算用かな」

「図々しいわねホント オリーブさん依頼された覚えないから 来ないでしょ普通

余計な事言わせないでよ ラム帝国の幹部達自滅するんじゃないの 噴火でしょ」


「ライオネルです うーん あと数話でエンド臭ですね私達は 原案は29章なので

こっちは別でしたね、申し訳ございません 食事も簡素化で見どころなしですね」

「読む方だぞ俺達は 地割れが発生した、直進で帝都には行けなくなっただろうよ

雨風は防げる感じだがこの詰め所も半壊だろ やばいな 速攻なら玉砕か」レオ様


「軍人は状況判断が求められる 少々温暖な気はしていたがここで炸裂するとはな

城下に突入する前で助かったか、私はリーダーではないのでな 大災害だ」ハイマ

「陰陽師は占い師ではない 良からぬ気配が大きくなっておるぞ 多分西方向だが

この義信、それ位は察知できる 火山のおまけ付きである 現在意見中なのでな」


「私か? 腹が減って力が出ない 飛鳥に決まってる ピジョンが決めるだろうさ

戦闘糧食を出してくれ、時間のかかる調理などしてる余裕はあるまいに 頼むよ」

「流石友人、我々は軍隊ですから 食事はこれが最後になるでしょうレムーア軍は

ギルメン連中は現場をよく知るべきだったわね 覇権争いどころじゃないわよ今」



シルヴィは一人で尺を取り過ぎなのだよ 組織とはそれぞれに役割があるのを軽慮

サークル脱退の原因は彼女の様なアクの強いキャラが目立つと起こりやすい(な~

カトレア達と袂を分けて勉強するがいい オリジナル戦記で間違いない フヒヒ♪

私の読んだ限りではこの様な変則的な戦いはあまりないハズ 特色は出せているさ

大元になってる原案を先に作成した事が結果的に吉と出た、プロット派は出来ない


あらすじが書けるなら本業でなくても物語は作れる WEBで証明しよう 読者達と

情報を共有したのだ、登場人物が多くても混乱しない様にまとめる事は可能である

創作の苦労を味わうなら原案作成が一番の近道だと思う 自分の作品は本人で書く

シナリオを他人に任せると失敗する可能性が高い 実はテキストで結構書いている

小説とは色々手法が違うので今後の参考になります 同志は作文など求めていない

欲しいのはストーリー 目論見が外れたアトランティカ軍は一体どうなったのか?

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「信じられないわ 何よこの大地震は このブルボンヌの予想が甘かったとでも!

ノン、恐れをなしたのはラム帝国の方でしょ 向こうの司令が出て来てないのだ」

「大混乱だろうよ 規模が一番大きいのが帝国だ 揺れが小さくなってきた感じか

大方魔獣共に周辺を荒らされていたのでは ピンチは好機 ラぺは進軍を提案だ」


「フハハ、混乱におののくバズではない どうやら昔ほどの勢いはないと見たぞ!

帝都を手中にしてやる、レムーア軍は少数部隊だ 中枢を奪えばどうにでもなる」

「ククク 愚か者め このロッティ含めアトランティカ軍の幹部には窒息は無効よ

水攻めや毒ガスは効かない 過去に乗り越えているのだ 退化した皇帝など無用」

「よし・・・我々の方がレムーア達より戦術は上だったな こちらの進軍が速いぞ

勝ったな 今期こそ! 撤退はない 弱腰の王者は要らん、出撃準備だ」ヘススか



アトランティカ軍の部隊はこの惨状に乗じて帝都になだれ込む決意をした模様だが

一般兵に比べて無論、強敵なのは言うまでもない 総司令ごと前線に出撃している

大魔術師を加えて強気の姿勢を崩さない! 雨が降り始めた 火山灰混じりの凶雲

視界が悪くなりつつある 地盤が脆くなり各地で土砂崩れも起きかねないこの状況


ラム帝国本隊は壊滅の憂き目にあうかもしれない だが、それは国に留まった場合

覇権は大災害にも屈せず進軍するブルボンヌ達か、不敵に笑っている各幹部の面々

いつの間にか雨雲が更に厚くなり雷鳴も轟き始めている 地震は一時的に収まった

被害状況は分からないが、火山は噴火し続けている 噴煙も上がりっぱなしなのだ


噴火の規模によっては溶岩流が発生しかねない 彼らの位置からは見えにくい地形

被害は数キロに及ぶ、恐らくはそれ以上に 麓の町は全滅する可能性もある通常は

帝都は目前だこの機を逃せば次の機会は無いかもしれない そして大魔術士も出陣

アトランティカ軍は進撃する、都合上マリー側は帝都への侵入は厳しい物となった  

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「選んだのは若手じゃよ おいぼれに出来る事は少ない・・・後戻りは出来まい」

「お世話になりました老師 またお会いできるとこのレッドは誓います 友人と」

「父が死んだ、大地震がその証 私は吞んだことを後悔はしない! 偽りの皇帝め

ケリをつけよう我が弟よ・・・このロットシルバー 最早常人にあらず この力は

私の為にあるのではない 明日への架け橋へ渡すが使命! 王など元より不在だ」


「おっと、いけませんねお2人で勇んでは 水臭いではないか 成程、まだ若いな

助言にはこのピオーネが同行いたします、サーバルとハバナが我等の陛下を護衛で

今辿り着いたのは以上ですレッド 慌てるでないぞ、主敵ハーデスを討つが先決」

「お任せください! パ○○○スは不滅ですよ! 私達は昔から戦っていました」


※この物語は3部構成です 現在は第一部となります 新規読者様もご了承ください


こうして大陸の勇者は起ちあがった お分かりいただけただろうか 不可逆的物語

総力戦であるこの先は では行け 古代文明だけでは紡げなかった真実へ 信じよ

知っていたのだ我々は、私は只の通りがかり ほころびは関与出来ない掴んでみろ

この先を望むのは・・・ワタシか それとも オマエか 有志の想いが変えたのだ



闇の声→バカな! 許さんぞ貴様等 届くものか 永遠に呪われておけクズが


慌てるな あの魔女は偽物にすぎん 忌子に興味はない 祝福はない 決して




                中央大陸郊外

「うわぁ・・・マジなのかアナタ ほんと薄っぺらい物語ですこと~ 仕事嫌いが

新しい任務は小説かよ お久しぶりねー諸先輩方 知らないならスルーでいいわ」

「ここで名乗る必要はないよ 私達は小勢力だもの タイトルの意味お分かりか」

「画像無しですか、いえどうぞ先へ私はただの鉄仮面です いずれまた逢います」


グルメ旅行のつもりがどうしてこうなった 今は関わらなくていい 混乱は厳禁だ

恐らくダビッド達と敵対してる模様、逃げられた後だったか スカスカの内容さ😊

もう分かんねえなコレ かき混ぜるのが楽しいと変態は語る、口コミしかねえだろ

投稿される頃には半分は書いておかないとマズイ 他にも長編の筆者は多いのだが

一旦レムーア軍に戻せと聞こえた、ターン制バトルだと思っておけば読みやすいと

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「あー止め止め 突っ込んだら玉砕に決まってるわよ マリーさん飯の方がいいわ

知らないっつーの ギルメンで大概にしておきなさいよ! 通行止めでしょ実質」

「サーシャは新年開始と予想しておきます 正月をずらして休まれる方も多いです

平日にチラ見するには詰め込んでいるハズなので この部分は更新で修正かな※」


「HEY、校閲しておきなさいよね 雨が降って来たわよユー タダで返す気ねえな

パンドラさん達、奥に進めない状況よ今 地割れで東か西側に移動しないとNOよ」

「この状況で言いたくないがアトランティカ軍とラム帝国以外に嫌な気配がするな

噴火の方角も気になるがもっと西側からだ、古代獣の大群かこれは?」怪訝なレオ


「友好的な感じはせん さっき私が言った通りだな 帝国軍は初めに西側から進軍

その後に中枢を乗っ取りしておる、悪鬼共に違いあるまい」式札を用意する陰陽師

「敗北した覚えは無いが安全を考慮するなら一旦東へ抜けるべきか 邪悪な気配だ

我々は足止めを食らったがアトランティカ軍の動きが良く分からない」軍人の回答


「ちょっと、補給した後に言ってよね オリーブさん禁酒してるけど限界に近いわ

今回はハズレよ私、これだから戦記は嫌なのよ 平和的解決とか希望薄でしょ今」

「終盤にセリフ回って来ましてもね・・・ハイハイ分かりましたよ ライオネルで

本来なら我々とアトランティカ軍が帝都を挟み撃ちする形だったんでしょうけど」


「飯はまだか! 東に逃げたら本大陸は奴等の手に落ちるぞ、噴火だけも相当数が

戦争で全員助けることなど不可能なのは飛鳥が経験済み 帝国達とは別の気配だ」

「一人ワンパックね その袋に全部入ってるから物資 手早く栄養補給して頂戴ね

コンバットレーションを準備していて助かった、マスターのグルメはお預けなの」



ピジョンが圧縮されていた補給物資を各自に配る、どの国を見本にしているかは謎

軍事行動用にハイカロリー食が詰め込んである 読者の想像でかなりふり幅がある

レムーア軍は長期戦になる可能性も考慮してある程度の準備をしていたが 緊急用

現在は天候も荒れて来ている 火をおこして食材から調理などの時間的余裕は無い

まさに災害時、数回火山方向から雷鳴が轟いた 雨音が強くなり始めているが――



何、説明が足りてないだと 小説では食事シーンは見えないので 簡素化すぎだと

どうやらミリ飯愛好会からお叱りの意見が出ている模様、語ったら今回分終わるが

マスターが最後の補給かもと言ってたんで尺を取れと解釈していいのか 講義とは

戦闘糧食は思ってるよりバラエティは広い どれを採用するかは各軍隊によるのだ

ここはファンタジー世界だが情報共有はしているので 元々古代人は賢い設定です


概要――戦時における食料の多くは今回の様な劣悪な環境において輸送に耐える物

マリー達は現場に持ち込んでいるが 保存性と摂取カロリー量の確保を至上目的だ

軍事行動中に兵站が尽きた場合、兵士の士気や生存率に大きく影響する 重要項目

余計な手間の要らないものが求められてる 衛生的かつ素早いエネルギーの摂取を

形態は様々で諸外国においてはアルファベットで分類分けしていた様だA、B、C等


レムーア軍の行動方針、基本は備蓄品を利用しての調理だ 現地調達も可能である

但しチート行為が禁止されている為 準備中に敵に襲われる事も視野におく必要が

コンバットレーションを分かりやすく説明するなら某国のMREが一番メジャーです

パックの中身は乾パン・クラッカー、ビスケット、ジャム、粉末スープ、缶詰など

更にゼリー飲料 これらにビタミン剤、水、コーヒー紅茶等の飲み物が加わる事も


色々と改良されている様だが基本的に味より燃料補給に近いのでは(国によるか)


行軍中、携帯性に優れた物が好まれる 水は魔法で出せるがこれは初の説明だった

炎魔法が使えるのだから逆の元素も出来て当たり前、氷系を戦闘で放っているので

ヒロインが出番の件で不満を漏らしているが 実は裏方で味方に貢献している事実

緊急時には現地調達、もしくは水分の多い果物を絞って飲む 実際に行動している

魔法使いは消耗が激しい 戦闘中の補給は基本的に無理、滋養強壮になる行為は~


おっと不謹慎な建物など小説にはない 移動中に食べるのは携行性の悪い固形物か

栄養食品という名のカロリー友達のアレだ ぱさぱさしていて飲料が必須の定期★

パンや干し肉、乾燥野菜等が保存食として定番、長期の作戦行動で消費期限に留意

長期間の作戦を想定していない食料は除外になる 食中毒は集団感染の危険が伴う

ゆえに保存と衛生面に優れたレーションを選択する必要性がある 準備はしていた



「よし、大魔導士が火と水で貢献していたと 今回はマリーさんがトリを務めるか

大体ヒロインの見せ場が足りないでしょ小説は、メンバーが補給中に語ってやるわ

ギルメンが調子くれてたけど本編はうちら側なのよ 当たり前でしょ で、話題は

何でもいいから私に喋らせろ、もう時間が限られてるのよアナタ 帝国が最初かな

規模が大きい方が呪いにかかりやすい、次にアトランティカ軍だろうね 恐らくは


噴火はレムーア軍じゃ止められないから西側に進軍よ、悪党が何かしてやがったわ

気が付かないとでも? 講和の途中で薄気味悪い骸骨がいたでしょ アイツ死神よ

今の内に排除しておかないとこの大陸の人間全部やられるからね、誰が倒すのよ!

最初の頃と今の気配が全然違う・・・帝国兵より強いんじゃない多分 裏にいるの

婆さん最後の意地を見せてやるわ 良く分らない気配が何回か行き来していたハズ


覇権争いは出来なくなったわこれで レムーア軍も古代人だから寿命が近いのよ今

ずっと具現化は不可能なのよ 原案から設定されてるから 好きにさせるかっての

戦争が無くなる事は今後もないでしょう、歴史とは争いを勝ち残った末裔が築くわ

その中に私達が確かに此処に居た それぞれに理由がある、今の私には仲間がいる

・・・どこかで裏切ったかも知れない 愚か者が!」ヒロインの眼から一筋の涙が


「我々には限界がある 皆準備はいいわね? レムーア軍は孤独ではない! 必ず

このピジョンの予感が正しいなら既に双方動き出している 私は友人を信じるよ」


ズゴゴゴゴゴ・・・暫く止んでいた地震がまた再開したか 最早やり直しは不可能

マリー達は火山の被害を迂回するルートで西方向へ進軍を開始する その行方とは

この大陸の文献には記載されていない物語 見届けるのは読者達をおいて他になし


            第36話 5413文字 某日 (続)

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