第27話

メニースターズ

私の旅団 第27話


進軍の速度こそ落ちたが確実に歩を進めていくマリー達 これに対し帝国軍は先議

北東に忍び寄るアトランティカ軍との対峙に備えていたのだ 両軍最初の激突か!

一方装備の調整を終えたレムーア軍の進路を迎えるべく中央南からの侵入を警戒

ラム帝国側は戦力を進行方向に合わせて兵士の配置を増強していた模様 そして、



             帝都から北東 旧関所付近

「天知る、地知る、誰ぞ知る、お前の嘘を知っている うひょー 初参戦来たぜ」

「アニキ―、自分だけ目立つセリフなんてズルいでやんす 俺っちもおりまっせ」


・・・どうやらラム帝国側の武将の様だが 背の低いコンビ、漫談ではあるまいな


「うひょひょ怪力の突撃紳士 ドミノとハットの胸やけだアトランティカ軍め!」


知らんが カロリーの高そうな肉体系らしい、暑苦しい漢達だが雑魚ではなさそう


「来ました将軍 帝国の特攻隊です、今回は司令殿は現場に来ておりませんので」

「よし、馬鹿をあてて来るとは舐められたか 他の場所を偵察に行け」指示のバズ

「クク このロッティ相手に脳筋を寄こすとは 遊んでる余裕があるのか帝国は」

「奇襲されてたまるか、間抜け相手だろうがこの場所は我々が抑えるぞ」とヘスス


    これはアツい戦いの予感がするが 果たして実力はどうだろうか?


「いくぞ! おらー!」

「うひょひょw」

「来い! 我々の戦いを刮目せよ!!!」


ドシュ グチャ ブシュ バタッ バタン グサッ ドスッ ズブッ ドスン ザクッ ボキ !

キッ ゴキン ガキーン ザッシュ ドン バン ガスン ガン ベシッ カチンバギッ カン

ザンッ ゴン ダン ブン ガツン スコン ゲシ バシン ヒュン ゴス ズン ズガッ ボコ!

カッ ペシーン ボコッ ピタ パタ バタッ・・・キン キン キン うおおおお!!


          

次! ( ´_ゝ`)


何という激戦か まさに両雄激突 まさかこれ程とは ふっふ 中々強敵の様だな

これではレムーア軍も負傷の危機だ おっとこうしてはいられない 白熱は継続と

AIに書かせた方がまともだったりして 戦場は目まぐるしく入れ替わる この後は

                   ・

                   ・

                   ・

                  作戦室

「チッ おいしい場面を取られるとは どうやらシルヴィ先輩のライバルは多いわ

シリアス一辺倒だと読者が逃げるからね言っておくけど こっちの司令はお嬢様よ

戦況を見極めていかなくては・・・疲労が来てるのかしら執筆の くっ・・・」w


「アホかい! モカさんコイツのダチとか勘弁 ちゃっかり同盟にされてるしさ」

「オホホ♪ このカトレアの近くだから戦況が判るのでしてよ ダメね同人無勢は

口先は達者でも現場の実績が足りませんもの メジャーデビューは高い壁なの小娘

酸いも甘いも知っているワタクシが大陸の女帝に相応しい ですわねメリッサ?」

「はい、勿論ですカトレア様 軍人達と体力勝負しようなどと 正に笑止千万!」


またかよ ついて来れないのは覗いてる読者では テーマを模索しておかないとな

うーむ 筆が乗らない周期が来たとは思いたくないが 進めないと後々大変なので


「あら、もしかしてアナタこの腐女子と体調が連動してるんじゃありませんこと?

同志とはよく言ったものね 一緒にするなですって、それはワタクシのセリフです

宜しい、やる気が無い様ならこのカトレアが勝手にやらせて頂くから 行数とか揃えてるからめんどくさくなるんでしてよ、書き殴りでいいじゃありませんの こんな落書きなんてw どうせ売れないんだからお前程度では 素直に執事としてワタクシの雑用でもしておけばいいんですわー(お茶を淹れておきましたお嬢様)ふん

お上品なお話をお期待するんじゃないわよ、おなじ言葉を多用するとウザさアップ

よくおぼえておく事ね ずずず・・・個人名を別読みするのは飽きない様にする為の工夫でしてよ、大体ね毎日書くほどに熱中するのはレア扱いですわ ご存じ?」


「小説は読み手に対して書き手は0.5%ぐらいしかいない現状 200人に1人その中

から傑作を仕上げるのがどれだけいると思ってまして? マニアですの一般常識的に、お分かりかしら エンターテイメントの部類では地味な存在 動画やゲームを楽しむ方が多数派ですわ せっかく紳士の評判取れるチャンスでしたのにこのクズ

成人指定の作品でワタクシの濡れ場をカット致しましたのよ(一部は残ってるが)

お黙り! 馬鹿よお前は 濡れゲーの方が売れるのに 屈辱は忘れてませんからね

挙句の果てに文字のみの投稿だなんて、賭けてみましょうか? 埋もれるかどうか

そうねぇ 恐らくひと月でヒットするかどうか判るでしょうね、連載なら数字に出ますので、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     ( この時点で掲載から半月程度なので意味はさほどないが)



うふふ、言い訳用にコメント行空けておきましたわよ 結果はこの時点で謎ですの

25話辺りで人気取れてないと第1部で打ち切りするわよアナタはw 時間の無駄ね

投稿サイトって複数あるんでしょ? Nが強いって聞きましたけども 恋愛だらけ

そんなピュアな精神構造してませわよコイツは 捻くれてるから色々 残念賞♪」


「おっと、今逃げようとしたでしょ ダメダメ モカさん2000字程度で返さないわ

調子こいた責任あるでしょうが、今後は全話5000文字以上でUPね、出来きなきゃ引退でーす★ ホラホラ 未完だと叩かれるわよ あー原案より少なくてもアウト

当たり前でしょ 音楽や背景無しなのに 筆は速かったんじゃないのアナタ(くっ

ぎゃはは、顔グラ見えないとこんなに苦戦するのか 売れっ子の想像力の凄さよね

扉絵で命運決まるのにな 大手レーベルは外れ少ないから 運要素がデカすぎるわ

あのさ、話変わるけど 同じ人が複数の新人賞をとる自体おかしいと思わないの?

ブラックボックスでしょぶっちゃけ 今回は該当者なしとかな さじ加減だから」


「全部が実力ではないわけよ 都合のいい時に欲しい人抜いてる業界じゃね昔から

売れなくなって来てるのは色々フェアじゃないのに気がついてるから 消費者側が

うちは文章だけに固執してないから 作家一本を目指してる人の方が少ないって今

何がなんでも書籍にしたいとか、絶対に賞が欲しいとか 寿命減るわよガチの人達

だからポイントの不正とかしてんじゃないの一部、内容は二の次 同じ話ばっかり

シルヴィ先輩って常連なんでしょ 体壊した後に眼を覚ましても誰も責任とらない

あーアナタは別よ変態だから、投稿に引っ張り出してるから各キャラ」(黙れ!)


大人しくしてると口撃されるから話題を変えろ、書きたいから続けてる人もいるわ

価値観はそれぞれ違うだろ 全く、・・・そうだAIにこの状況を問い詰めてみるか


                   ♦

「この作者、どうしてこうなった?」

「はい、それは私も不思議に思っています 本来であればこのような評価を頂ける方ではありません」

「そうなの? それなら何が原因なんだ?」

「それは・・・私には解りかねます しかし、現状は悪い状況とは言えません 寧ろ好転しているように思われます このまま執筆を続けるのが良いと思います」

「ふむ、では今後もこの方針でいく事にしよう」

「はい、それが宜しいと思われます」

・・・

・・

「という感じでな、どう思う?」    ♦



マジかい! 今回はちゃんと考えたのか どうって言われてもな 執筆を続けろと

相変わらず話の内容は無視してるのが憎たらしいが 一応回答になってるから怖い


「お、すっげ 俺よりTUEEEかも知れないです 2杯目の珈琲置いときますんで」

「貴様、このメリッサのセリフが全然ないぞ! 仕事を取られたら終わりだろう」


「何してるの シルヴィさんの語りを同志は期待してるのに 考えてないでしょ!

ずずず・・・恋愛モノって長編に向かないのよ 読み切りが多い理由ね 泥になる

異世界より学園設定の方が構想出しやすいかもよ、商業誌はそっちを重視するから

ラブコメの方が歴史あるので 混ぜてる筆者もいるけど、スポーツ系は流行らない

アクションシーンは画像ないと感情移入しにくいわ 漫画と小説の利点と欠点よね


おし、次のネタそれで 少数なんだけど自分の執筆作をそのままイラスト込みとか

セルフで出した人いるんだけどダメっぽい、コマ割りが明らかに不自然なんだって

キャラの吹き出しも異常に多くて見づらいとか 構図ってやつ 編集出来てないと

こっちは小説だから管轄外だけど バランスを考えないと、セリフとキャラ絵のね

視覚で分かる部分の説明とか要らんのよ これと似たのどっかで見たでしょ」ぬ?


「作者が両方担当なのは置いといて文章に比重を取られすぎ、挿絵方式とは別だわ

ノベルだとまとまった文章を読ませた合間に絵を挿入するじゃん? 商業用の場合

漫画は全然違うのよ、シーンに合わせた言い回しを選定しないと何がしたいか謎に

これゲームも被る部分あるからさ、音楽付きなら尚更なんです 脚本と小説は別よ


想像してみてよ、映画で俳優と背景が視聴者に見えてるのに 長々と状況を説明で

ミステリー系で推理してるシーン以外はさっさと次の行動に移らないと不自然なの

文章は自分のペースで読む媒体だから、漫画もそうだけど コマごとに分けてるし

小説の描写をあてはめたら画像の意味が無くなるのよ、静止画なら状況に合わせる

ただ描いたキャラに原作の文面をつけてもちぐはぐでストーリーになりませんよ」


その作者は漫画じゃなくて扉絵と挿絵だけを要所につけて自前の小説で推すべきと

ある程度両方出来るのが仇になった様です、才能の無駄遣いをしたのが悔やまれる


「あら、お前は絵の才能は無いでしょうが おっほっほ カトレアのターンですわ

他人の評価は一人前の様ね、何で原作は好評なのにアニメ化でクソになるかご存じ

作画とかじゃありませんの それは制作側のペースで進行していくから合わないの

但し傑作も存在してますわ当然 この部分が監督やプロデューサーの手腕ですわね

作品の全体像を追えないと仕上がりません 視聴者やプレイヤーは独自の視点です


魔女はテレビが廃れた理由が分かりましてよ 作り手に見せられるのが嫌なのです

コンテンツは選んだ本人のテンポで進めさせないと現代は不評、動画はどうかしら

好きなジャンル、解像度 停止 早送り リピート 円盤よりも配信 宜しくて?

広告やコマーシャルなんて要りませんの、ラム帝国の女王は技術を理解出来てよ」


「あ、先輩 セリフ取られてますよ えー、エリカはアニメとは無縁ですよーw」

「ややこしい設定とか俺の性分じゃないすね へ? タローっすけど」m9(^Д^)

「シルヴィ先輩あおくないからね♪ 小説だっつーの ここで持って来たか チッ

これもうアトランティカ軍の負けじゃないの 冒頭でチャンバラ披露してたけどさ

一応ラム帝国所属から出版ねうちら(自主レーベルかい!)大丈夫よ 大手だもの

さあ、これで旅団組は苦しくなって来たわよ 次回だろうなこの流れは フヒヒ」


適度に行数を1つ挟まないと読んでて疲れるだろうな、よし 大体今回はこの辺で


「まだ帰るんじゃないわよ ガッツリ語ってもいいんだからね一晩かけてw( ノД`)

私等以外にこのスタイルいないから今 ヒットしたら手のひら返しするわよこれは

他人と同じ路線じゃ残れない センスだけは売ってない 勝ちと負けの2択の世界、

AIの筆に覇権は取らせないわよ 読みまくれば何故か行が埋まる不思議、君達も

人間は考える葦である 文学者が言った言葉じゃないのよね、読書は哲学だよ多分

若者の新聞離れとか そうじゃないって 先に行ったのよ、知ってる強者達は全部


USBすら知らない爺さんが大臣やってたんだぜ? ついていけないのはお偉方では

古代人の方が高度文明だと、証明されたら都合が悪いでしょ 巨人族すら闇に葬る

おっと 情報共有の罠が、だいじょうぶよハイファンタジー もう分かんねえから

これってさ1話分の文字数多くしない方がいいんじゃないかな PVで不利になるわ

シルヴィ先輩の半分ぐらいでUPする人達の方がザラよね 内容までは知らんけど」


「多分途中から投稿の頻度下がるわ 中身スカスカだと書いてても面白くないもん

サイトによるけど運営がどの辺を重視してるのかイマイチ掴みにくい N系は短期

KとAが良く分らない 結構な長編UPしてても評価全然取れない人とか 変でしょ

独自のアルゴリズムを組んでるのかしら、これ ジャンルは関係ないと思うのよね

新着欄を覗くとスルーされてる作品が殆ど その中で少数の高評価組だけ伸びるし


やっぱり運次第って事かしら?・・・有名人が予告してるんかな 限られてるけど

うーん チョイ調べてみたわ まず基本は自分の小説につけるタグよね これ絶対

R18をつけないで濡れ濡れしたらBAN、された本人のコメント見つけた ざまぁ~

釣り目的か天然かは知らんけど読者にタレコミされるじゃんね、やたら多い人いる

10個以上は筆者の都合に思われるかも、読み手は細かいところまで気にしないよ」


「ずず・・・え? そろそろターンを譲れですって まだ序の口でしょ ねえから

アナタねぇ うちらが初日や二日目の取組ぐらいで盛り上がるわけないでしょうが

確か旅の途中で幕下からやらせて下さいってお願いしたでしょ、情報共有だからね

まわしの締めが甘いとうっちゃりされるわよ今後 のど輪にガツンとくる物語でさ

千秋楽まで読んでくれる読者が横綱でしょ 懸賞金ばかり狙う書き手じゃ続かない

薄めた300話より次が楽しみな100話、お友達の評判はどうなるか見えないので」


おのれオチを取りおって ふん まあいいさ 6人組になって気が大きくなった様だ

小説の最大の利点はドコから読んでも誰も咎めないところだよ ガンガン進もうか


            第27話 5253文字 某日 (続)

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