第15話

メニースターズ

私の旅団 第15話


勝手にライバルとか言ってる香具師はやがて愛想を尽かされるだろう 奴等は脇役

レムーア軍は再び船に乗り込んで新たな道を目指す、陸路の山賊達は無視していい

ミスト島から離れたのは明確な理由がある、切らずに読んでいる諸君と共に進める


「あー何かまた天候が怪しくなって来てるような 宜しいので」多分なライオネル

「街の地図には乗ってないらしいなこの周辺は、お任せするが」世界は広いよレオ

「大航海時代じゃないけどねパンドラさん 行き詰まり感が出たら気分を変えて」


現実世界の話で恐縮だが公に開示されてない情報がいくつか流出し始めているのだ

第二次世界大戦の最中、某国が各地に調査団を派遣している、実は他の国もなのだ

人類にとって混乱を招きかねない結果は極秘事項に指定される 隠ぺい工作はある

陸地よりも海中の方が深く、そして広い、校舎で学ぶ常識が覆される懸念が生じる 

この作品はもちろんフィクションである 確かめたくても到達していないのだから

どこまでがロマンで何が真実かは各々諸君に委ねたい 私の旅団が見たものは――




「フォオオオン!」気のせいだろうか、沿岸沿いを航海していたレムーア軍の上空

今日は天候が悪い、嵐にはなってないが霧雨のせいでかなり濃い目の靄が出ている

「あらファンタジーじゃなかったマリーさん達、へえ極秘事項ねえ」空を見上げる

「何よ、へんな影しか映ってないわよ雨雲じゃないの?」視界が悪くて確認はムリ

「シュン!」「ダダダダ!」「フォオオオン!」奇妙な風を引き裂く音が数回した

「ねえ、嵐が来るとまずいわ 一度この辺りの沿岸に船を横付けして」とピジョン

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※これはレムーア軍のいる大陸史とは別の学者が残した記述です(フィクション)


193×年12月、第二次世界大戦の開戦わずか数カ月前、〇〇〇は最南大陸に遠征し

隊を派遣した。その表向きの目的は、南大陸を調査して捕鯨産業の拠点となる土地

自国の前哨箇所に利用できる場所を模索していたのである 地下に目星をつけたと

基地の存在が広く知れ渡ったのは戦後 ここで詳細な日時は伏せざるを得ないので

引用は出来ない為参考として筆者が改変して、たとえ話としてメモした憶測話です

公式には戦死したと発表されている某国の高官、懐疑的だがその元首と妻、幹部達

大戦当時○○○と対立関係にあったI国とA国は独自に自国の特殊部隊に調査を指示


後に極秘ミッション「H・J作戦」なるものを敢行したらしい、兵員5000名だとか

○○○とは別に北の大国との軍事衝突を想定しあくまでもシュミレーションと称し

調査隊のうち東部の所属隊は水面発着が可能な飛行艇に乗り込んでいたそうです。

だが運悪く悪天候に巻き込まれ結果的には墜落、数名が死亡、残りは救助されるが

この事故にあったグループは主に東南極周辺を調査していたとの事で真実かは不明

実はこの作戦二度実行されているらしい、この逸話の中心人物とされるのがB少尉


「彼方のあの国を、この目で見てみたい。向こうのあの地域こそ、大いなる未知、

中心なのだ」※微妙に違うがご了承を、常識ではこの様な無線記録は却下される

現実では飛行通過が許されていない場所が数か所ある それには理由があるからだ

このB少尉、最初は北側の作戦で何かを見たらしい 南側で二度目の「D・F作戦」

お分かり頂けただろうか、普通は抜擢されるハズがないのだ、彼は何を見たか――


     ――それは不思議な白い霧に遭遇した後の出来事らしい。


光る白い霧が発生し、機体を包んだかと思うと一瞬にして氷原と海原は消え去り

緑の大地が目の前に広がった そして所属の基地に通信を発する事になるのだが

「現在、私は○×点の彼方2300マイル地点上空を飛行中、真下に巨大な陸地

(視認したらしい)どうやら大陸に侵入したようだ」当時のトップシークレット


冷静に考えてそんな大地など無い 調査地点は海上でなければならないと上層部。

軍が行った機密作戦で送られてきた情報である 正式な軍事記録では都合が悪いと

この後に基地に生還するのだが、「今度の探検は、広大な地域を開いた」と語る

「あの天空の魔法の大陸、永遠の神秘の国よ」これはほんの一例だ、謎は多岐だと

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「へえ、で 私達がそのB少尉とここで接触してしまうと」ピジョンのアノ眼だ

「HEY、うんちく聞いてる間に何か近くに着陸してたりしてね」聖女は鋭い~☆

「本気かよ いや山賊の雑魚よりはそれらしい展開の様だが」ハイマは軍人です


「痛たた 何だ・・・墜落したのか」自身が不時着した事に時間を要した青年が

「kfnd@?] 「ふぉjふぉd」彼の周辺で意味不明な言語を話してるのは現地民か


沿岸から様子を眺めていたレムーア軍は危機を察する、助けないと連載終了だと


「やっちまったなオリジナル 筆速ダウン来たわこれで」僅かに失笑する魔女達

「派閥の部分はどうするの 繋げないと崩壊するわよユー」苦虫顔のパンドラだ

「はっは 宴会も簡素化してるのに 友人が劣化を許さないと」黙れ!サーシャ


レムーア軍が船を横付けした場所は小大陸を迂回途中の丁度半分ぐらいの位置か

霧雨で視界は悪いが現在地から北東側にごつごつとした山脈が見て取れる模様、

先ほどの集落から陸路を経由した場合険しい山越えを余儀なくされる地形である

沿岸沿いは高山に比べ小高い森林から流れる細い河川がそのまま外海に続いてる

そしてやや平地に開けている草原の中へ一機の飛行艇らしき物体が着陸していた

左斜め前方側だ、動揺している青年が危ない、謎の部族と思わる集団が近くに!

「ifhj-r[ek!」奇声を発しながら手に構えていた槍や斧で威嚇し始める原住民、

近くにいたマリー達も不時着した青年の仲間だと思われたらしい、やれやれだ。


「流石小賢しさは手慣れていますね、分かります」理解したら助けろよ君達で

「な、何だ此処は や、やめろ私は調査で飛行していただけなんだ!」叫ぶが

「成り行きだが我々の方にも敵意を向けているなら避けられまい」ここは義信


「igjjgejtjgf?・・・はヴぉおおォ!」来た! どうやら話し合いは無効である

振り被った手斧を力任せにレムーア軍に投げつけて来る、野戦闘の開始だった

咄嗟に飛び退くマリー達、「シャアア」槍を構えながら全力で突進してくる!

ゆらりと霧に溶け込むような動作が一つ「悪業罰示の式神!」陰陽術が裁くか

なにやら奇妙な印をきりだすと義信の背後に薄紫色の影の様な幻影が現れるが

分からない、人影の様でもあり、何かの野生動物の姿にも見える様に形が変化

何かの力を使役して戦う古式らしいが、多分定番の「急急如律令」とかだろな


「おっと、和風がいいなら私がいる事も忘れるな」抜刀して上段に構える飛鳥

「リーダー忘れてんじゃないのアンタ達」大魔導士は既に詠唱の体勢に移行か

敵勢の一手をいなしながら逆に相手側を取り囲む陣をとる 勝負は秒で決する

間合いに入ったら一撃を狙うのが鉄則、侍なら尚だ、「食らえ 浮き閃月!」

と同時に、「天・元・行・躰・神・変・神・通・力」これで相手は動けない


「A great mage chants, sweep away the savagery with a raging wind」

「HEY、大魔導士が唱える 烈風で野蛮を薙ぎ払えなのよパンドラさんの訳」

「ズバアアァン!」・・・と一掃するわけですね、はっは サーシャは見学を


全力を尽くす前に原住民は驚いて逃げていった 野盗の類だったのだろうか?

一先ずはこれで良かったのだろう 呆然としている人物が気になる一行だが


「あ、有難う助かった、君達も軍人なのか 私は某国の調査隊、バルト少尉だ」

「これはどうも兵隊さん、統括のピジョンです、見慣れない船にお乗りの様で」

「おかしいな、氷河の近くだと思ったがここは割と温暖じゃないかな 一体?」

「バルト殿と言ったか 私はハイマ 貴方の軍隊とは接点がないはずだ本来は」

「恐らくこの霧が晴れたら我々とはお別れになるぞ 都合が悪いのさ」レオ様


このバルト少尉、実は「D・F作戦」の任務中に此処へ迷い込んだらしいのだが

時間が限られている事を察したのか、やや早口でこちらに伝えたい事がある様だ


「君達は多分○○○の基地は知らないと思う、この周辺の海底が怪しいのだよ

我々の軍と協力諸国が事実調査で裏が取れ次第、いやそれは上層部の判断かな

今見聞きした事を報告しても変人扱いされるだろう私は、これが初ではない!

実は10年程前にも似た風景を上空から確認しているのだが信じて貰えないのだ

何かのはずみでこの大地を踏みしめている、私が君達と会話できているなら!」

「少尉殿、私共にも未知の強敵がいるのです その○○○、既に覗いていたと」


ズズズ・・・小刻みに揺れを感じる 地震だろうか 一同沈黙しながら敬礼を


        (美術背景はございません w) (´;ω;`)


どうやら天候が回復して来た様だ、濃い霧が段々と晴れていく そして青年も

「戦争とは嫌なものだな異界の勇者諸君、ああ、これは悪い夢なんだ そうさ」

ピジョン達は別れは告げず握手だけの感触が残っている お互いに旅は長いと。




           一方その頃 ネクロス皇国領土内

「あら・・・変ね ここの波止場に泊めてたんじゃなくて? 流されたかしら」

「チッ ダビッド! またこの大地だぞ お前は本当に厄介事を引き込む兎だ」

「まあ失礼しちゃうわ 旅行はややこしいほど味があるってものよ ほっほ★」

「ふん まあいい 今回は少し状況が違う様だな 折角だから遊んでいこうか」


マリー達が海賊船を発見した近くのジャングルには未開の竪穴が複数存在する

普段は皇国の兵士も滅多に立ち入ることが無い場所なのだ 思惑は様々である




              (ギルドの集い)

「むむ、3700字ぐらいか 少しづつ旅団の連中が押し返してきましたよ先輩ー」

「ふん 焦るんじゃないって、起承転結しなきゃシナリオにならないからね~」

「めんどくさそうな話っすね 最強スキルでバンバンガンガンいけっつーのw」


フリードリンクの時間の様だ 出番があるうちに語っておけばいいさ 今回は?


「えーシルヴィさん自分の投稿で忙しいんだけど そうねえ 世界観の設定とか

お約束のヤツあるじゃん 初っ端主役がやられて異世界から新しい人生やります

最初はランクFからスタートでも実はS級の冒険者に成長するんですとかさ な?

金太郎飴でも舐めてるのかしら 自分の構想捻れないと書いてても楽しくないよ

小説の婚約破棄率パねぇのなw 何故か義理の兄弟と姉妹ばかり出てくるアレか

悪くはないんだけどもう一押し欲しくない? ある先生がこの間言ってたのねー

もし何かの新人賞に応募するなら地味よりも派手にしなさいってよ、印象だとさ

基本は押さえつつその筆者独自の色を加えないと最終選考に残らないんだって」


「審査員にもよるんだろうけど もし何か取れれば即デビュー出来るんじゃない

条件指定されてるの多いからあちこちに参戦は厳しいんでない やらんけどさー

どうせ落ちるなら有名レーベルに挑戦してみたら~、自信のある有志の皆さんは

これさ同じ人が別の賞取ったりするでしょ 文学系で受賞する人 経歴見られるぜ

ファンタジーはチャンスあるかも知れんけど 一般部門はお勉強得意な人向けです

化粧品が眼の前に2つ置いてる 片方は無料のお試し 逆は高級のブランド品がね

中身は大して変わらなくても興味を惹くのは後者です世の中は ま、頑張れよなw

学歴だけが評価じゃないと思うけど肩書に拘る層はそれなりに武装する世界なのよ

実際に大ヒット飛ばすのは娯楽方面なのにな~、あーいいのよ落書きですから。

 名を取るか実を取るかは筆者の勝手なので 胃の痛い思いして楽しいのかね?」






 ※文学系でも3分の1は実力で受賞されてますよ 奴を鵜呑みにしない様に↑            

           お前が語ると不評が増えるわい!😠

           第15話 4550文字 某日 (続)



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