第三章 霞ヶ丘小女子児童自殺騒動12

 チャプター23 平成十一年度一月二十日


 レイプ物のAVでよくあるさっきまで履いていたパンツを口の中に突っ込んで無理やりに犯すあのシチュエーション。

 アレを一度でいいからやってみたかったんだ。

 それが、自分の教え子ともなればもう最高だ。

 普段見せているあのあどけない表情。身長差故に、顔を上げて、溢れんばかりの笑顔を自分に向けてくる、あの狂おしいほどの愛らしさ。物を知らないが故に、目の前のことに夢中になり、どんな小さなことでも興味を持って必死になりやり遂げようとする。

 いじける。反発する。年齢以上に見られようとする。小さなことで泣く。どうでもいいことで泣く。小さなことで笑う。どうでもいいことで笑い、笑い合う。花が咲き、そこだけ彩りが生まれたかのような錯覚に陥る。

 子供というのは大変に素晴らしい。心底尊い。

 正に、この世の宝。至宝だ。

 全てが、全てが愛おしい。

 ちゅうしたい。

 全身舐め回したい。

 薄い胸からまだ毛も生えていないあそこからぐらぐら揺れてる乳歯からようやく顔を見せたばかりの永久歯から髪の毛から頭皮から肌から小さい小さい手のひらから指から足から脚からお腹からおへそから全身を纏う産毛からケツの穴まで全部が全部。

 全部が全部、性の象徴だ。

 正に、今が旬。

 狩りたて。

 擦り付け、なすり付け、突き入れたい。無論、入れられるところまでだ。

 蹴り飛ばし、ぶん殴り、泣き叫んでいるところを黙らせて、自分が今ナニをされようとしているのかまるで理解出来ない様子で、それでも、自分は何かとんでもなくいかがわしいことをやられている。それだけ理解出来るくらいの知性は持っている。もう最高。

 敢えて縛らない。敢えてね。

 元町弘樹は左手で顔を覆った。

「くっ、ふふ。ふふっ、くくくくっ。あはーは」

 嗤いが抑えられない。

 声を出しては駄目だと、子供の知性を侮ってはいけないと、そう、誰より理解しているつもりなのに、どうしても嗤いが抑えられなかった。

「ふーっ! ふーっ!」

 涙と涎で顔がぐっちょぐちょだ。

「――っ」

 弘樹はべろべろと舐め取った。声にならない悲鳴を上げた。ああ、また溢れた。ああ、鼻水も出ている。全部残さず舐め取らないと。その度、弘樹の下半身は膨れ上がる。もうパンパンに膨れ上がっている。パンパンにパンパンだ。これからパンパンされるのだ。パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン。びゅ~。どくどく。こんなに出来ないかもね。僕、早漏だから。

 弘樹は履いていたズボンを下ろした。悪戯心も手伝ってパンツまで含めて一気に下ろした。

 己の膨れ上がっていたソレが顔を出し、下腹部に当たってペチンッ! と音を立てた。弘樹は見せつけるように左右に腰を振り踊る。動きに合わせてぷーらぷら。

「んんんんんんんんんんんんんッ!」

 うるさいうるさいうるさーい。

 蹴り飛ばした。

 死んだように動かなくなった。

 それじゃあ、つまらない。死ぬなよお。なでなでしようか。よーし。落ち着いた。

「うぷぷ」

 流石に、自分の娘に手を出そうとは思えない。が、これが人様の娘だったら何をしてもいいと思えるんだ。不思議ー。

 弘樹はゆっくりと目の前の床に横たわる少女の服を脱がせ始める。

 なに。金になりそうな物はもう纏めてある。

 逃走経路も把握済み。

 そして、何かあった時の為に、一応――。

 弘樹は手にしていたポラロイドカメラを構える。

 少女が、再び反応を始めた。




 チャプター24 平成十一年度一月二十日


 元町弘樹は左手で顔を覆った。

「くっ、ふふ。ふふっ、くくくくっ。あはーは」

 嗤いが抑えられない。

 声を出しては駄目だと、子供の知性を侮ってはいけないと、そう、誰より理解しているつもりなのに、どうしても嗤いが抑えられなかった。

「ふーっ! ふーっ!」

 涙と涎で顔がぐっちょぐちょだ。

「――っ」

 弘樹はべろべろと舐め取った。声にならない悲鳴を上げた。ああ、また溢れた。ああ、鼻水も出ている。全部残さず舐め取らないと。

 その度、弘樹の下半身は膨れ上がる。もうパンパンに膨れ上がっている。パンパンにパンパンだ。これからパンパンされるのだ。パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン。びゅ~。どくどく。こんなに出来ないかもね。僕、早漏だから。

 弘樹は履いていたズボンを下ろした。悪戯心も手伝ってパンツまで含めて一気に下ろした。

 己の膨れ上がっていたソレが顔を出し、下腹部に当たってペチンッ! と音を立てた。弘樹は見せつけるように左右に腰を振り踊る。動きに合わせてぷーらぷら。

「んんんんんんんんんんんんんッ!」

 うるさいうるさいうるさーい。

 蹴り飛ばした。

 死んだように動かなくなった。

 それじゃあ、つまらない。死ぬなよお。なでなでしようか。よーし。落ち着いた。

「うぷぷ」

 流石に、自分の娘に手を出そうとは思えない。が、これが人様の娘だったら何をしてもいいと思えるんだ。不思議ー。

 弘樹はゆっくりと目の前の床に横たわる少女の服を脱がせ始める。

「いっ!?」

 少女が弘樹の手に噛み付いてきた。

 ラッキーなことにちょうどよく弘樹が嵌めていた指輪を噛んでしまったみたいだった。少女は思わぬ感触に顔を顰めて口を離す。弘樹は安心してふうと息をついた。涎が糸を引いた。下腹部にさらに血が集まる。

 少女の顔に先程までとは違う怯えが混じっている。いい! いいよ~、その表情! これまたAVみたいなシチュと台詞。AVよりはグラビア。グラビアよりは映画。何でもいいやー。

 弘樹は少女の顔面を蹴り飛ばした。目には目、歯には歯……は、まだまだ教えるのは全然先だった。いけないいけないいけない。どうでもいい思考が浮かんでくる。ああ、手袋が破れてる。このくらいならいい。

 なに。金になりそうな物はもう纏めてある。

 逃走経路も把握済み。

 そして、何かあった時の為に、一応――。

 弘樹は手にしていたポラロイドカメラを構える。

 少女が、再び反応を始めた。




 チャプター25 決意


 死のう。




 チャプター26 決意


 殺してやろう。

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