■読むのツラい……

 「カクヨム」はその名の通り「書く&読む」なのですが、通常時は「書く人」と「読む人」がほどほどに分かれて存在しているものと思います。しかし、「カクヨムコン」となると話しは違います。カクヨムコンは約2ヶ月の短期決戦がゆえ、書く側もそれなりに他の方の作品を読まざるを得ない状況が生まれます。


 各ジャンルの上位に貼り付いている方々は例外でしょう。しかし、私の様に一見さんで参加した様な者は、以下の理由により「読む」活動も必要になるわけです。


 ・他の作者様の応募作品を読んで評価し、こちらも評価してもらえることを期待する

 ・同様に他の作者様の応募作品にレビューを書くことで、そのレビュー経由で自作への導線を作る


 レビューを書くとカクヨムのトップページにある「新着おすすめレビュー」にそのレビューが出ます。そう、そこに一瞬でも自分の名前が出る訳です。読者の方々にどうやって自分、及び自分の作品をアピールするのか。一番効率のいい方法はカクヨムのトップページに表示されることだと思います。上位にいる方は常にジャンルごとのTop作品として表示されますが、そうでない我々の様な作者は、


 ・注目の作品

 ・おすすめレビュー


ぐらいしか表示される手段がありません。人気のありそうな作品のレビューを書くと言う手法もありますが、まあそれでも「書く側も読む」必要があるのは一緒ですね。


 

 正直、小説を書く人が皆読むことが好きかと言うと、そうでもないと思うんですよ。私の場合は自分の作品は読み返しますが、他の方々の作品を連続して多数読むのは得意ではないです……いや、はっきり言ってツラいです(^^;。書いてる側は自分が読みやすい文体になっていくわけで、正直自分が書いた文章が一番読みやすい。理系で普段技術文書しか読んでないこともあるのかも知れなませんが、作品ごとに変わる文面を見続けるのは非常にパワーのいる作業です(もちろん、自分と似たような文章を書かれる方もおられるんですが、そういう方の作品に出会えるのは稀ですよね)。


 かつ、読む昨日は自分が投稿したジャンルに隔たりがち。そのジャンルの話が好きだからそこに投稿している訳で、他のジャンルに手を伸ばすには抵抗がありますよね。カクヨムの検索機能が新しくなった、とは言え、自・他ジャンルから自分が読みたい(読める)小説を探すのって本当に大変。


 それを考えれば、理由はともかく私の作品を一話でも読んでくださった方々には感謝しかないですね。有り難うございました! ……なんか愚痴みたいになってしまいましたが、今回はこの辺で。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る