賞味期限が近い

かいとうが後手に回っていっぱいになった冷蔵庫が臭ってる

気づいたら新南口が閉ざされて遅刻しそうになる 今はまだ冬

頭髪がピンクのままで冬眠をできないうさぎみたいなわたし

いのちって鉛筆みたいというよりもシャー芯に近いとおもうんだよな

「僕は死ぬ」君が死ぬためだけにある卵シェルターで破裂する脳

夢 何もかも終わったあとに気づく啓示に似ていて形すらない

卵巣がフル稼働して潰される 恋は嘘との狭間にあって

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