第33話 3/3.オリックス対横浜

 京セラドームで行われた、オリックス対横浜のオープン戦を観に行ってきた。


 今日は大阪は寒かった。3月上旬とはいえ、まだまだ冬の名残を感じる日だった。


 私鉄とJRを乗り継ぎ京セラドーム大阪に向かった。


 一塁側内野B指定席を一枚買った。


 チケットを買ったあと、ドームの横にあるイオンモールで唐揚げ、焼きそば、ツナおにぎり、味玉チャーシューおにぎりを買った。試合を観ながら食べるためだ。


 試合は14時から始まった。


 オリックスの先発ピッチャーは今シーズンロッテから移籍してきたカスティーヨだった。三回を無失点に抑えて、同じくロッテカラ移籍してきたエスピリーザに引き継いだ。エスピリーザも三回を無失点に抑えた。

 打線は中川圭太がタイムリーを打った。キレイなセンター前ヒットだった。この日、中川圭太は大当たりでめちゃくちゃ打っていた。シーズンに取っておいてほしいぐらいだった。個人的に中川圭太が好きで応援している。

  

 森友哉もヒットにはならなかったが、良い当りが多かった。


 横浜は石上がホームランを打った。石上は新人でオープン戦の打率が7割を超えていた。石上は開幕レギュラー確定だろう。


 試合は4-3でオリックスが勝った。


 オリックスはパ・リーグ三連覇の影響か、オープン戦なのにお客さんがめちゃくちゃ入っていた。売店のおっちゃんがそう言っていたのだ。だからそういうことなのだろう。オリックスも人気球団になったのだ。


 昔はあんなに人気がなかったのに。


 



 あぁオリックスバファローズ


 光輝く明日に向え


 あぁオリックスバファローズ


 君はゆけるだろう


 sky オリックスバファローズ球団歌



 ps.七回に平野が出てきたときにおっちゃんがヤジっていて、新しい層のオリックスファンがおっちゃんを蔑視していたが、そういうおっちゃんこそ大切にしてほしい。そのおっちゃんは多分近鉄の残党だから…。野球場には野次を飛ばすおっちゃんが必要。特にオリックスには。うまく説明できないが、そういう熱いファンがいてこそ、球団の歴史、アイデンティティが紡がれるのだと思う。そして熱いファンが球団を強くするのだ。

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