第32話 会話は難しい。考え過ぎは毒?

 初めて会う人と話す機会があると思います。そこで会話をするときお互いの共通点を話しの中から見つけていくような展開が生まれるときがあります。例えば、〇〇県出身なんですね〜。どこどこ中学で〜、大学は〇〇大学でした〜、などです。

 

 僕は学生の頃と比べると社会に出て、さまざまな人に会って思ったことがあります。それはお互いの共通点が少ないと思ったことです。アイデンティティーに共通項がほとんどないということです。複雑な家庭で育った人、お金持ちの家庭で育った人、全然違う文化で育った人。病気を持たれている方。世の中にはさまざまな人がいます。(今ではそれが普通だと思っています)

 僕はコミュニケーションがあまり得意ではないので、そのことがなんとも言えない孤独感?奇妙な感覚を抱いて生きてきました。

 僕はそのことにとても不安を感じました。アイデンティティーが違うのに本当に仲良くなれるのかなと思いました。心の底からお互いを理解しあえるのか、と思いました。共同体感覚をもちにくいのではないかなと思いました。

 僕は、小学校のときはみんな同じ環境で育ったので、特にそう思うのかもしれないです。今の僕の環境は一体感がないような気がする?

 一体感ってなんだ?と思われるかもしれませんが、例えば中学のときの部活のような一体感です。学生時代は特別だと思われるかもしれませんが、それが大人になっても、例えば会社とかで味わえたらいいのになと思いました。

 僕の考えが幼いかもしれませんが、一体感ほど、最高なことはないなと思っています。

 それに一体感、共同体感覚があったほうがお互い協力しあえていいのではないかと思いました。

 人と密に関わるとしんどいと思う方もおられるかも知れませんが孤独よりはましだと思います。

 孤独になると寂しいです。

 

 お互い違う環境で育っても仲良くなれる社会になればいいなと思いました。

 

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