第7話 読書は人を救います
僕は統合失調症になって11年目ですが、今はほぼストレスがありません。あんなに聴こえていた幻聴や、めちゃくちゃな被害妄想も、もうほとんどありません。あっても一年に10回ぐらいです。内容も昔と比べて、まるくかわいいような内容が多いです。それによって恐怖感などは感じません。また聴こえているなあ、みたいな感じです。被害妄想も現実と区別がつきます。
なぜ病気の症状がなくなったのかは自分でもいろいろ考えますが、自分にあう薬がピッタリ見つかったのが大きいです。
でもなんとなくですが、本をよく読んだのも大きいかなと思います。
本を読んだ結果、自己洞察が深まり、自分の得意なこと、不得意なことがはっきりしました。僕は不得意なことはあまりしません、いやほぼしないかもしれません。だから失敗が少なくなり、自分が惨めだと思うこともなくなりました。そして本を読む、散歩するなど得意なことはいっぱいするようにしています。
不得意、苦手なことをしなくなった結果、失敗が減り、ストレスもなくなりました。
人間関係も苦手な人は距離を取るようにしました。だから人間関係のストレスもほぼなくなりました。
でもここまで来るのに多くの時間を費やしましたが、病気になって一番ためになった行動は何かというと、やはり読書だったと思います。
本にはこの世の悩みの解決法の全てが書かれていると何かの本で読みました。
人間関係の本も、ストレスの対処法の本もいっぱい読みました。だから生きやすくなったのかなと思います。
今は異性とうまく話せないということが一番のストレスです。
それが今の最大の悩みです。
でもこんなこと、悩みとはいえないかもしれません。
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