第8話 年末の京都旅行 後編

 ホテルで昼寝をすると時刻は16時30分になっていた。

 水を一杯飲み、部屋を出た。


 清水寺に向かった。15分ほどで着くはずだ。このあたりの地図は頭に入っている。

 清水寺の前の三年坂通りを登っていくと人で溢れかえっていた。7割が外国人観光客だった。東南アジア系の人が多かった。着物を着ている外国人観光客も多かった。どこかでレンタルしているのだろう。

 人が多すぎて、清水寺には入ろうと思わなかった。

 僕は清水寺から八坂神社に向かって歩いた。途中、人力車を引いている兄ちゃんとすれ違った。兄ちゃんはイケメンで爽やかだった。かっこよくない人は人力車のバイトに雇ってもらえないだろうなと思った。


 八坂神社に着き、そのまま祇園の方へ抜けた。祇園も人が多く、活気があった。

 僕はそのまま祇園から四条河原町、そして三条に向かった。

 そして三条にある、居酒屋に入った。


 居酒屋は天ぷらと海鮮系がメインの居酒屋だった。

 お通しは、なすの煮浸しだった。

 味がすばらしかった。


 ジンジャエールと寿司の盛り合わせ、かぼちゃの天ぷら、海老の大葉巻き天、ちくわ天を注文した。

 店員さんは大将以外、大学生のアルバイトの人が多かった。おそらくこの辺りの同志社か京大か龍谷の学生だろう。


 料理が運ばれてきた。

 天ぷらは美味く、寿司はこの世の言葉で形容できないぐらい美味しかった。

 あまり注文すると値が張るので、店を出た。 

 新京極商店街をぶらぶら歩いた。年末の京都は楽しい。年末は好きだ。永遠に年末が続いてほしいと思う。

 

 そして、まだ食べたりなく、お腹が空いていたので、商店街の中の回転寿司屋に入った。回転寿司屋を選んだ理由は、安くて早く食べられるから。僕は適当に5皿選んで食べた。そして店を出た。


 そしてホテルまで帰った。


 この日歩いた歩数は約24000歩だった。


 コンビニで水2リットルと缶コーヒー2缶買った。


 ホテルで温泉に入って、本を読んで寝た。


 歩き疲れたので21時に寝た。


 翌朝は6時30分に起きた。

  

 散歩をした。スッキリした。  


 ホテルの朝食はビュッフェだった。

 ナポリタンとコロッケが美味しかった。


 僕の年末の京都旅行は大成功に終わった。

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