第279話 阿吽の呼吸
告白してフラれた。
一々言わなくても、欲しいものを阿吽の呼吸で出してくれる君。
僕に対する気配りを好意だと勘違いしても仕方ないじゃないか。
落胆しつつ、落ち着いて観察すれば、誰に対しても同じ。
疲れないのだろうかと考えた刹那。
「これは、気配りじゃなくて能力だから」と。
え? 思考が読める?
ー完ー
その昔『UFO』って歌がありましたなぁ……。
*****
明日のお題は『テントウムシ』デス^^
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