第13話  新品

彼と御来光を拝む。

初日の出の厳かな雰囲気。

無言になる二人。


「不思議だ」唐突に話し出す彼。

「新品の太陽が昇ってる感じがする」

私も、今、同じことを考えていた。


「新品といえば……」と、

彼がリュックから取り出したお揃いのスニーカー。


うん。だね。

新しい年も一緒に歩いて行こうね。


ー完ー


何だか中途半端だが……^^;


*****


明日のお題は『雨の気配』デス^^


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