悪霊と妖精王の物語

楠瑞稀

悪霊と妖精王の物語


 高台から見える海は、太陽の光を反射して、キラキラと光っていた。

 空を薄く覆う雲の隙間から陽光が射し込み、久しぶりに海を照らしているのだ。

 これで、港町を含む王都全体から立ち上る幾筋もの不吉な黒煙がなければ、いつか見た景色そのままだと、私は少しだけ懐かしく、そして愉快に思う。


 いまや王都は一切の機能を喪失していた。

 城の中でふんぞり返っていた幾人ものお偉方もろとも、私が破壊し、燃やし尽くしたからだ。


 それは、この国の王城だけではない。

 主立った大領地や貿易街、近隣諸国の首都に至るまで、私が力を振るわなかった場所は少ないだろう。

 多くの建物が壊れた。多くの人が怪我をした。命を失った人間も決して少なくはない。

 だけど私はそれを――喜ばしく思う。諸手を上げて悦に入り、腹を抱えて哄笑しよう。それこそが私の望みであり、行動原理であり、存在理由だからだ。

 一方で、どれだけ破壊をなそうと、命を奪おうと、胸のうちの闇は一向に晴れず、ただ澱みが溜まるだけなのを仕方ないと諦めつつも、私は少しだけ理不尽と感じてもいた。


 ふいに背後に気配を感じる。

 気性の荒い獣も多く、人の手も入っていない山深いこの場所に、わざわざ生身でやってくる者、やってこれる者は限られている。

 もはや“見る”という行動すら必要ない私ではあったけれど、あえて上半身を捻り、振り返ってみる。

 そして予想通りの相手の姿に、目を細めて笑ってみせた。


 淡雪を思わせる柔らかな髪質に、白磁のような肌。瞳は初夏の木漏れ日のようでもあり、湖面に映る月影のようでもある。繊細で儚い美しさ。文字通り、人ならざる美貌だ。


「これはこれは、妖精王殿ではありませんか。相も変わらずお美しくて、何よりですね」


 貴方のような尊い存在に、こんなところまで足を運んで頂けるとは恐悦至極。

 そんな慇懃無礼に聞こえる私の言葉を、聞いているのかいないのか。ただ、彼の目には静かに哀れむような色が浮かんでいた。

 その眼差しを認識した途端、私の胸の内は瞬時に沸き立った苛立ちと憎しみの感情で覆い尽くされかける。だけど、私はそれをわずかに残った理性で何とか押さえ込んだ。せめて彼とくらいは、最後まで人間らしく会話がしたかったのだ。

 彼は私の前に立つと、まるで眩しいものでも見るかのように目を眇める。それは私を透かして、薄雲の向こうの太陽か、あるいは遠くなってしまった日々の記憶でも見ているかのようだった。


「あなたも、随分とご活躍なさっていると聞き及んでいますよ」


 ははっと、耐え切れず笑いが溢れ出る。私のささやかな嫌みなど、足下にも及ばない。

 こんな時まで痛烈な皮肉を口にする彼の変わりなさに、私は懐かしさを覚え、同時になんだか哀しくなってしまった。まさか最後に別れた時は、彼の言葉にこんな思いを抱くようになるとは思ってもいなかった。いや、それを言ったら今の私の状況だってまったく想定外だ。


 世界を救う為に喚ばれた勇者から、世界を滅ぼす悪霊への転身だ。いったい誰がそれを予想できただろう。


 そもそも私は数年前まで、ただの女子高生だった。受験を目前に控え、参考書を手に電車通学をしていた最中、この世界に喚び出された。

 制服を着たまま呆然と床に座り込んだ私に、城の偉い人たちは魔王を斃せ、世界を救えと命じたのだ。


 その理不尽さに、私は腹を立てた。

 私にはそんなことをしてやる義理もなければ理由もない。救世なんてご大層なことができる力だってない。今すぐ家に帰せと泣き喚いた。

 しかしそんな私の至極正当な要求は、彼らに取っては取るに足らない戯言だった。すべてが終わったら還してやると、ただ冷たく言い放たれただけだった。


 選択肢すらも与えられなかった私だったけれど、勇者に同行するよう命じられた、あるいは共に来てくれることを選んでくれた旅の連れのことは、少しずつ信頼できるようになっていった。そしてついには何よりも大切な仲間だと、互いに思い合うようになった。

 辛く厳しいことばかりだった旅も、彼らの存在と途中で出逢った数少ない優しい人々のお陰で、どうにか耐えられた。

 だから、こんな理不尽で腹立たしい、私には何の縁もゆかりもない世界であっても、救ってあげたいと思うようになったのだ。

 痛くて、苦しくて、文字通り何度も何度も何度も死にかけて、それでも歯を食いしばって、絶望に耐え、世界を救ったのだ。


 それなのに、この世界は私を裏切った。



「パックは死んでしまったよ」


 胸の奥が、頭の芯が、黒い炎によって轟々と炙られる。理性も感情も燃え尽きて、ただ衝動のまま破壊を振りまきたくなる。しかしどうにかこれだけは伝えたかった言葉を、私は口に出した。


「妖精王に、貴方に褒めてもらえると、すごく嬉しそうだったのに……」


 私は小さく可愛らしかった仲間の姿を思い浮かべる。

 悪戯好きで、怖がりの妖精パック。魔物が出ると慌てて誰かの服の中に飛び込んで、隠れて震えていた。だけどここぞという時には勇気を出して、私たちを助けてくれた。愛らしく勇敢な、私の友達。

 そのむごたらしい最期を思い出し、私の心には再び怒りと憎しみの感情が蘇り、黒一色に覆い尽くされる。彼の言葉が後一息遅ければ、私の理性は焼き切れ、闇に閉ざされていただろう。


「それでは、あの子を褒めてあげなくてはいけませんね。誰よりも一等頑張り屋だった、私の可愛い子……」


 慈しむような彼の言葉に、私の中に渦巻いていた闇がほんの少しだけ薄くなる。



 旅の途中で仲間になった妖精パックは、魔王城へ向かうのにどうしても必要な魔法道具マジックアイテムを手に入れる為、私たちを妖精の郷に案内してくれた。

 そこで出逢ったのが、妖精王たる彼だ。人間よりもずっと長い年月間を存在し続けた彼は生に倦み飽き、有り体に言えば性格が歪み捻じ曲がっていた。その上、妖精族の性質である気紛れで悪戯好きの性格はしっかり残っていた為、必要な魔法道具を入手することと引き換えに聞く羽目になった彼の要求を果たす為、それはもう途方もない苦労を強いられる事となった。

 しかしそんな彼であっても、眷属たる妖精達に向ける愛情は疑いようのないものだった。


「もちろん、貴女も褒めてあげなくてはいけませんね」


 思いがけない言葉に、私は唖然として彼を見る。そしてはたと気づいてくつりと笑みを零した。


「これは壮絶な皮肉だね」

「こればかりは皮肉ではありませんよ。勇者さん」


 彼の目がまっすぐに私を射る。

 甘く優しい見た目とは裏腹に、嫌みっぽくて性格の悪い彼ではあったけれど、不思議と私のことは気に入っていたようだった。特に私が暮らしていた異世界の話は随分と興味深かったようで、人々の他愛もない日常生活のあれこれから受験生だった私が詣でた学問の神様の話まで、根掘り葉掘り聞き出されたものだ。

 今となっては悲しくなるほどに、懐かしい日々の記憶だった。


「私はもう勇者じゃない。ただの、悪霊だよ」


 それも、国を世界を滅ぼす、大悪霊だ。

 ふいに愉快な気分になってしまい、私はくつくつと嗤う。あの地獄のような瞬間から私の正気はだいぶ目減りして、後ほんのひと雫しか残っていない。それが枯れ尽きるも、もはや時間の問題だろう。

 妖精王の私を見る目が、痛ましいものを見るかのようにくしゃりと歪む。私はそれをほんの少しの愉悦でもって、見返した。


「貴女は、これからどうするつもりなのですか?」

「世界を壊すよ」


 なんでもないことのように答える私に、彼はきゅっと桜色のくちびるを引き結ぶ。私はああ、と今気付いととばかりに白々しく続ける。


「勿論、妖精の郷は残しておいてあげる。パックが悲しむからね」


 後は仲間たちの幾人かが帰りたがっていた故郷、旅の途中で出会った親切な人たちがいる村。そうそう優しい人魚の女王様が治める海底都市も、壊さないように気を付けなければ。

 そう考えると、意外と残さなければならない所は多いように感じる。恐らく世界の四分の一は残るだろう。でもそれだけあればきっと充分だ。


「いけません。復讐は、もう為し終えたのでしょう?」


 彼は幼い子どもに、さもなくば彼の眷属である妖精たちに言い聞かせる時のように、ゆっくりと口を開く。


「そうだね。直接手を下してきた輩は、もういないね」

「では、もういいではないですか?」

「なぜ?」


 私は首を傾げる。そして可笑しくて溜まらないとばかりに、声を張り上げた嘲笑った。


「私は、――私たちは殺されてしまったんだよ!」


 半ば透け、穢れと澱みの瘴気を撒き散らす霊体の腕を、見せつけるように突き出す。

 私はすでに生きた人間ではない。文字通りの、『悪霊』だ。


 死に物狂いで魔王を斃しぼろぼろになって帰還した私たちは、仲間とばらばらにされて王宮の奥深くに押し込められた。その時にはまさか謀られているだなんて、思ってもみなかった。情けない事に私は、救世という大業を果たした事ですっかり気を抜いてしまっていたのだ。

 私がこの世界に喚び出されたときの事を思えば、真の敵がどこにいるかなんて、分かって当然の事だったのに。


 おかしいと気付いた時には既に遅かった。文字通り命を賭して逃がそうとしてくれた仲間や協力者の力も及ばず、無様にも捕らえられた私は、あっけなく処刑された。

 彼らの言い分としては、勇者は倒した筈の魔王に精神を乗っ取られ、次代の魔王と成り下がり果てたところを救ってやったという話にしたかったらしい。しかしその本音が、魔王よりも強い“勇者とその仲間”という、新たな脅威を国から排除したいだけだったのは見え見えだった。

 魔王を斃し、世界を救ったら帰してやるなどという彼らの言葉に、真実は一片たりとも含まれてはいなかったのだ。


 何故、肉体を失い魂だけとなり果てた私が、いまだ力を振るえるのかも分からない。もしかするとこれが、私の勇者として授かった力のひとつだったのかも知れないし、あるいはそれだけ私の怒りが、恨みが、憎しみが、絶望が、深かったからかも知れない。

 だけど、――私のやるべきことはひとつだった。


「さあ、もう行って。私の理性が失われるまで、時間がないよ」


 憤怒の炎がジリジリと正気を焦がし、怨嗟の洪水が理性を押し流していく。私がただの憎しみの獣となって、世界を壊して回るまであと少しだ。


「貴女の本懐は、きっと遂げられないでしょう。聖域の巫女姫が、こちらに向かっています」


 哀しみを目に宿した妖精王が、静かに目を伏せる。その言葉に嘘偽りはなく、私はあっさりとうなずく。


「それならそれで、構わない」


 私は徐々に混沌として来た記憶の底から、巫女姫の姿を呼び起こす。

 世界でも有数の聖域の、清らかなる巫女姫。

 旅の途中で出逢い、幾度となく協力し合った彼女ならば、稀代の悪霊と成り果てた私を滅することも不可能でないだろう。

 別に仲が良かった訳じゃない。むしろ気が合わず、顔を合わせる度に喧嘩になった。

 気位が高く、怒りっぽく、世間知らずだった少女。だけど、彼女の実力は誰よりも私が分かっているつもりだった。

 私を終わらせるのが彼女であるならば、それがせめてもの救いであるように感じられた。


「なんだか少し、妬けてしまいますね……」


 復讐だ、世界を滅ぼすのだなどと大層な事を言っておきながら、すでに私が終わりを見据えていることに気付いた彼が苦笑するように口端を持ち上げ、ぽつりと言う。私もまた、顔を歪めて笑った。


「妖精の郷を出る時、ずっとここにいればいいと誘ってくれたあなたの言葉、実はちょっと嬉しかったよ」

「わたしも覚えていますよ。生まれて初めての求愛の言葉を、すげなく断ってくれた時の貴女の言葉を」

「でも、結局その通りだったでしょ」


 寿命が違う相手とは、一緒になれない。きっと互いに悲しくなってしまうから。


 長い長い年月を、独りで生きる彼にこの言葉は実に残酷だっただろう。

 だけど実際に私はさっさと死んでしまい、彼はこの先も生き続けなければならない。


「さようなら、妖精王」


 私はふわりと宙に身を躍らせる。

 胸の内は負の感情で満たされ、澱んだ黒一色に染まっている。理性は擦り切れ、決して目減りしない憎悪と殺意を燃料に、無差別に破壊を振りまくだけの存在となる。

 そんな理性のない悪霊と成り果てた自分を、彼には見られたくなかった。


「いいえ。また、お会いしましょう」


 別れを告げる私に、彼はきっぱりと再会を口にする。それが叶わぬ願いだとしっていたけれど、私は最後に彼に笑みを向けて、うなずいた。


「そうだね、またね」


 それが、私が正気を抱いていた最後の瞬間だった。




 +++++++




 

 真っ黒な暗闇の中にいた。

 チリチリと刺すような、ヒリヒリと痛むような、不快な闇に覆い包まれ、私はただ怒りだとか、憎しみだとか、恨みだとか、そんなトゲトゲした感情で飽和した心だけを抱いていた。

 それがいつからだろう。闇の中に薄らと光が差し込むようになった。

 光は私の冷たく凝った心をゆっくりと、気の遠くなるほどの時間をかけてじっくり、解きほぐしていった。

 暖かなぬるま湯に浸かっているかのような、暖かな日差しに包まれているような。そんな気持ちの良い光は微睡む意識と言う揺り籠を揺らしながら、傷付いた私の魂を癒していった。



 そして闇が完全に晴れた時、私の瞼がようやく持ち上がった。





 +++++++


 


「これは、いったいどういうことなの……?」


 私はぽかんと口を半開きにし、おずおずと呟く。

 私は悪霊になっていたはずだ。

 ただの女子高生だった私は異世界で勇者にされ、裏切られ殺されて、勇者をやめて悪霊に転身した筈だ。

 そしてあまり良く覚えていないけれど、顔見知りの巫女姫に滅せられ、この世界から消えたものとばかり思っていたのに。


「これじゃあ、まるで……」


 私は自分の目に映るものが信じられず、口籠る。

 ぱっと見は恐らく神社に似てる。鳥居っぽいものがいくつも立ち並んでいるし、そもそもお社っぽい建物に私は収まっていた訳だ。もっともどれもそれっぽいだけで、よくよく見ると似ても似つかない。

 しかも、この世界にはこんな中途半端に日本っぽい文化は、存在していなかったと思うのだが。


「ああ、ようやくお目覚めになりましたか」


 私はぎょっとして振り返る。いや、本当は振り返るという動作も必要ないはずなのだけれど、身に付いた癖はなかなか抜けない。 


「妖精王……」


 私は唖然として呟く。

 夢のように甘い容貌。優しげな眼差しに、どこか皮肉な笑み。それは、最後にあった時からあまり変わらない彼の姿だった。


「また、会いましたね」

「そ、そうだね。ところで、これはいったい……?」


 私の頭の中身は、いま疑問符で満ちあふれていた。

 残念ながら、私の死からして夢だったということはないだろう。

 私の身体は相変わらず半透明で、質量を持たない。しかし、あれだけしつこく纏わりついていた澱みや穢れが綺麗に消えている。それどころか、きらきらしたエフェクトすら掛かっているようにも感じられる。

 何より、私の心に深く根を張っていた憎悪や怨嗟の感情が、すっかり晴れていた。


「私どもは、貴女に感謝していたのですよ」


 妖精王の背後から、一人の少女が姿を現す。


「魔王を倒し世界を救ってくれた貴女にはいくら感謝しても尽きないし、その一方でこの世界の人間が身勝手にも貴女を弑した事が非常に申し訳なく、どうにかして恩に報いたいというのが我々の願いでした」


 清らかな気配に、凛とした眼差し。その面立ちもまた、喧嘩し合いながらも共に戦った一人の少女を思い起こさせた。

 少女は深々と頭を下げる。


「私は十五代目の巫女姫です。名高い七代目にはまだまだ及びませんが、こうして貴女のお目にかかれた事を、とても光栄に思います」


 七代目巫女姫。それは私が見知った、そして私を滅した少女の称号だったはずだ。


「私たちはね、どうにかして貴女を救いたかったのです」


 妖精王が、皮肉を感じさせない優しい眼差しを私に向けてくる。

 しかし、死して悪霊に堕ちてしまった私を、果たしてどうやって救うことができたというのだろう。


「それは、貴女の故郷のやり方を真似させて頂きました」

「故郷の……日本の、やり方?」


 妖精王と、そして十五代目の巫女姫はうなずいた。


「教えてくれましたでしょう? 死して悪霊となった後、祀られた学問の神様の話」


 私はぎょっとして目を見開く。

 今となってはあまりにも遠すぎる記憶。合格祈願に足を運んだ、天神様のお社――。


「私、御霊様になっちゃったの……!?」


 私はぽかんと口を開く。

 日本には古来、恨みを残して死んだり、非業の死を遂げて怨霊となった魂を鎮めて神とする御霊信仰がある。その最も有名なのが、北野天満宮の道真公だろう。

 確かに私は、その逸話を受験合格の為の参拝の話をした時に、彼に語った気がする。


 最初はただの女子高生だった。

 だけどそれが異世界に喚ばれて勇者となり、恨みと憎しみを抱いて死んで悪霊となり、ついには神様になってしまうだなんていったい誰が予想できただろう。

 しかし愕然としてまとまらない私の思考を、さらに追い詰めようとする者がいた。


「ところで――、貴女の気持ちが落ち着いたら教えて下さい。私は貴女に、言いたいことがあるのですよ」

「言いたいこと……?」


 気持ちは未だ混乱するばかりで、いっこうに落ち着く気配は見られない。

 それでも尋ねるように視線を向けた彼は、にやりと妖精らしい悪戯っぽい笑みを浮かべて、私を見たのだ。


「だって、貴女は神となったのでしょう? そしたら、あの断り文句はもう使えないじゃないですか」


 私は思わず頭を抱えて天を仰ぐ。

 妖精というのは得てして気紛れで飽きっぽく、だけど時どき妙に執念深い。

 ああ、とんでもない皮肉もあったもんだと私は困惑し切り、ついにそれも突き抜けて、いつしかくすくすと笑い出していた。



 悪霊だった私が祀られた社は高台の上にあった。

 そこからは海原が見下ろせ、そしてそれは太陽の光を弾いてきらきらと眩しく輝いていた。


 ――どうやら悪霊と妖精王の話は、ここからもう一度、始まるらしい。



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悪霊と妖精王の物語 楠瑞稀 @kusumizuki

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