第5話 戦闘開始!終了!
「【同時発動】!!!」
僕は魔法、ムキ、サッ、チク、ヒラ、カチを同時発動した。
まずは女の子を助けよう。
女の子を拘束している悪人の両腕を切る。力が抜けたところを女の子を強引に抱き抱える。
このままだと攻撃しにくいから女の子を左肩に乗せる、左腕が使えなくなるが悪人達の反応からして問題なさそうだ。
殺して良いのかな?いいよな、この人達も殺してるし。
そう考えながら悪人6人の首を短剣で1人ずつすっ飛ばしていく。
この間約5秒
すっ飛ばした首から鮮血が吹き上がる。
「えっ!えっ!何!何が起こったの?きゃーーー!………」
女の子が肩の上で叫び、そして気を失った。
「え〜〜〜、これからどうすんだよ。」
血を浴びた状況で帰れば戦闘したのがバレるし、状況説明もお礼もしてもらわないと困るんだけどなぁ。
ガサガサッ!
「チッ、使えないヤツらですね。」
林から誰かが出てきながら悪態をついてきた。
身なりが良い50くらいのおじさんがでてきた。
「失礼ですがそのお嬢さんを置いていってくれませんか?」
出てきてそうそう言ってくる。
「えっと、この子にはギルドへの状況説明とお礼を貰わないと困るのでそれは出来ません!」
僕は毅然と拒否した。
「ほう、命がいらないとみえますね。先程の戦闘、強化魔法の使い手のようですがあれほどの向上率、強化魔法以外は使えないのでは?私の範囲魔法ならここら一帯を貴方ごと消すことが出来ますが?」
自信満々で言ってくる。
…………
「そうですか、なら消えなさい。【上級魔法エクスプロージョン】!」
おじさんからデカイ炎が襲ってくる。
僕は右手を向け
「【同時発動】!!!」
ボワを5つ同時発動した。炎が出る。おじさんよりはるかにデカイ炎が!
「なにっ!」
僕の炎はおじさんの炎ごとおじさんを飲み込んだ。
ドォーン!!!!!火柱が立ち上がる、デカイ、デカイ火柱が。
「あーあ、どーしよ。」
俺は困った様子で嘆く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます