第10話 神様と言葉

こんにちは柊薫です。そしていつかノーベル賞(笑)を取る男です。

今僕は、ありとあらゆる法則をぶっ壊して神様とあっています。なぜでしょう。不思議ですね。原因が全くわかりません。上記の一文を読めばかっこいい感じがしますがやらされる本人にとっては今すぐ死にたくなります。だからみなさん死ぬことはやめましょう。ごめんなさい。だからの使い方間違っていますね(笑)はあ。一体全体何言ってるんだ俺は。

そんなことより、、、、、






また俺は、アルテミスと喧嘩してしまった。


「だから、お前って神様だから。未来とかをすべて見れるのだろ。助けてくれよ。」



「嫌です。ってかまず私達がこう話してる事も本当はやめたいのですがね。相談だけは聞きますが、、、。それは、人間でもできますし。よく考えてみてください」



言っている意味がよくわからない。は?人間?じゃあ呼ぶなって話だよ。でもアルテミスなりに助けようとしてくれてるのかな。




「何がだよ。何を考えるんだよ」




「私が何でこんなに、拒否してるかですよ。」

はあ?マジでよくわからない。俺が❓を浮かんでいるとそれに気づいたアルテミスが俺に話しかけてきた。


「ホントにわからないのですか?」

俺が頷くと神様が一瞬少し悲しそうな顔をして話を続けた。勘違いだっただろうか。



「あのですね。ここで薫さんに答えを教えたらどうなります。この問題の模範となる答えを聞いた薫さんは、それを実行するのでしょうね。そしてこの問題は解が出て終わるでしょう。しかもハッピーエンドでね。」


何も問題はないはずだ。


「でも、平等じゃない。あなたは今、自分のことしか考えられずに目線や考え方が狭くなってるのは分かります。でも、今まで死んだ人の中にはその問題がきっかけで死んだ人がいる。私だって幾つもの死を見てきたから分かります。それは、おかしくないですか。あなたは解を知って伸び伸び生きているのに、その人たちは一生その問題の解が出ずに苦しみ、結果死んでいるのです。馬鹿らしくないですか。本当に馬鹿馬鹿しい。じゃあその人の人生は何だったんだって話ですよ。おかしい。本当におかしい。」


顔は怒ってないが確かな感情が感じられる。そうだな、それはおかしい。


「だから私は言わなかった。平等じゃないから。」


「それと薫さんがそのことが分からなかったことにちょっと残念です!!」

すまねぇ。


「全くその通りだ。ごめん。これは自分で解決する。」

アルテミスに申し訳ないことをしたと同時に俺はこの問題を絶対に解決しなければならないと思った。


「結果を楽しみにしておりますね。まあ期待してませんが。」


「まあ別に期待しなくてもいい。クソニートのおつまみとして見てくれれば。」


「へー。そうですか。私のおつまみを名乗るとかいい度胸してますね。」


本当にこいついい性格しとる。



「じゃあまたな。ああ、あとここって食べ物食べられるの?」



「本当は食べられませんが。一緒に食べたいのならば権力を行使します。·············食べ物を持ってくる際には私に報告を。」



「じゃあこの問題が解決したら打ち上げでもするか。」



「あなたにしてはいい提案ですね。分かりました。じゃまた。」



「おう。じゃあな。ハッピーエンドで終わらしてやる。」


「がんばってください。·················早く終わると思って準備していますね。」



「··········ああ分かったぞ。油断しないでおく。」

正解か不正解かわからないがそう時間はないということだろう。


俺は自分のできることを考えながら現実世界に戻った。





よく考えてみるとあれ?できること少なくね。死ぬほど雲行きが怪しくなってきた。






余談:天界から現実世界に戻るときなんか気持ちいいな。涼しい風を感じる。












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