第4話 天界へようこそ

「よし。帰ったか」


灯と喧嘩してどっと疲れた俺はすぐさま寝室にいった。


「それより加害者Xって誰なんだ。」


結局あの可愛い声の告白は俺以外誰も聞こえていなく、ただ同級生が教室に入っただけだった。まあいい。明日、智樹と一緒に聞き込みする約束をしている。智樹は顔が広いから聞きやすいし、すぐに加害者Xの正体が分かるだろう。


「だけど告白なんて久しぶりだな。」


という俺は中学生時代は結構モテていた。しかし、ラブレターをもらった次の日には風邪で寝込んでしまうといった不思議な症状を抱えておりそのせいで女子に嫌われまくった。


「運わりぃーな。俺は。」



これも全部神様のせいだろう。それに違いない。

そんなこんなで凄い眠気が俺を襲い抵抗出来ず静かに瞼を閉じた。

   









次の日

俺は新しい朝に期待をしながら、元気いっぱい目を開けた。











「はあ?」

夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ夢だ











「天界へようこそ。柊薫さん」












俺の目に広がった景色はだった。






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