32回戦 市中総体-3
ボクと
ズババッ!
メラメラッ!メラメラッ!
お
バッ!と
複本選手のすぐ背後に
ボク達が観戦していた試合でも、
全てのポイントで
複本選手と
『
他の
というのがボク達の予想だった。
そんな戦法でも勝ち上がれてしまうほど、
複本選手の2本の
ダダダ……!とボクは
複本選手に向けて走り出す。
複本選手は、
右手の
左手の
ボクが先にアースのセンターラインに
パン!パン!と
「右だ!」
と叫びながら、
複本選手がバッ!と火球を
風上側へサイドステップし、
それに
ビュッ!とボクがその
複本選手の左手の
だが、ボクのこのスイングはフェイントだ。
シュバッ!とボクは
タイミングをずらして複本選手の上半身に向けて
「(
ボクは
複本選手の左手の
だが、
ビュッ!バシン!と複本選手は、
あっさり右手の
そしてすぐさまダッ!とボクのほうへ前進すると、
ビュッ!ビュッ!と
ババン!と同時に
「くっ……!」
ボクは
ビュッ!バシン!と上半身に飛んで来た片方の
ボッ!ともう片方の
左ヒザの辺りのプロテクターに受けてしまった。
ピー!と
「
とスコアがコールされる。
「ナイスショットー!」
「センキュー!」
「ドンマイ!ドンマイ!木石!
行け!行け!本能!」
とウチの
「ドンマイですわ!」
「ごめん!」
と
ボクと
それぞれスタンバイエリアに入ると、
ピー!と再び
ボクと
ズババッ!
メラメラッ!メラメラッ!
お
バッ!と
ボクと
ボクが先にアースのセンターラインに
ボクもすぐさま、それに合わせて
シュバッ!と
3つの
ビュッ!バシン!
ビュッ!バシン!バン!
ビュッ!バシン!バン!
なんと複本選手は、
3つの
ボクに2発の
「なっ……!?うぅっ……!」
ボクは
バッ!とその場にしゃがみ
バッ!バッ!
メラメラッ!メラメラッ!
ビュッ!ビュッ!
ババン!
しゃがみ
複本選手が最初の
すぐ背後にいる
「うわっ……!?」
ボクは右半身に飛んで来た
何とかビュッ!バシン!と
左半身に飛んで来た
ボッ!と再び左ヒザの辺りのプロテクターに
ピー!と
「
とスコアがコールされた。
「ナイスショットー!」
「センキュー!」
「ドンマイ!ドンマイ!木石!
行け!行け!本能!」
とウチの
「
「うん……。
しゃがみ
ボクはその手を左手で取って立ち上がり、
「いやらしいね……」
と思わず口に出す。
「(
なんていやらしい
しかもそれがすぐに、リロードされるように次々と飛んで来るなんて……)」
ボクは複本選手の2本の
と、
「
と耳打ちした。
ボクは身を固くする。
「そうだね……。
1ゲーム目が
もうボクの秘密兵器を……」
とボクは言いかけたが、
「いいえ……。
次の2ポイントは、ワタクシが
ですから、
と再びボクに耳打ちした。
「
まだ少し風が強いから、
ボクは、
「ワタクシにも、最近できるようになった
ホホホ……」
と
ボクと
それぞれスタンバイエリアに入ると、
ピー!と再び
ボクと
ズババッ!
メラメラッ!メラメラッ!
お
バッ!と
ボクと
と、
ボクが先にアースのセンターラインに
ダンッ!と
「(えっ……!?)」
ボクは音に
両手両足を
次の
パパパパン!と、
なんとその両手両足から同時に火球の
「なっ……!?」
ボク、複本選手、
「オオ……!?」
と観客席からもどよめきが上がった。
4つの火球はバラバラの
「くっ……!」
反応の
やや身を
『自分が
と判断したのだろう。
「(今だ……!)」
ボクは、4つの火球に合わせて、
シュバッ!と複本選手が
ボボボボ!ビシュ!
複本選手は、3つの火球は何とか
1つの火球とボクの
ピー!と
「ワ、
とスコアがコールされる。
観客席からは、ザワザワどよどよとした反応の後、
「いいぞ!いいぞ!本能!
行け!行け!木石!
もう1本!」
とウチの
「すごいよ!
とボクは、
「そうですわ!やっとモノにできましたのよ!」
『
クパーという
先ほどの
ジャンプして両手両足から同時に4つの
理論上は両手以外からも
可能ではあるのだが、
放出する
うまく発動しなかったり
3つ以上同時に
とても実戦に投入できる
そんじょそこらの中学生にはマネできない、
「……ですが、レベル2の火球4つで8ブロックも器量を
使えても残り2回までですわ……。
それ以上は、この試合中に
「!
分かった……!」
ボクは大きくうなずく。
複本選手と
「もし、
「ラジャー……!」
ボクも、再び大きくうなずく。
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