29回戦 練習試合-2
ボクと
ズババッ!
メラメラッ!
お
「(火属性使いか……!)」
ボクは
パン!パン!
パン!パン!
それぞれ
ズザッ!ズザッ!
ズザッ!ズザッ!
ボクと
「(先手必勝……!)」
ボクは思いながら、
「!」
ビュッ!
ビュッ!
ボクの
ボクの
だが、当然ボクのこのスイングはフェイントだ。
ボクは、
やや
「なっ!?」
ビシュッ!
タイミングをずらされた形というわけだ。
ピー!と
「
とスコアがコールされる。
「いいぞ!いいぞ!木石!
行け!行け!本能!
もう1本!」
とアースの外から
「ナイスショットですわ!」
「ありがとう!」
「オオ……!?」
とボクの
「……」
「なるほどね……。おもしろい……」
少し
「(ここからが本番だ……!)」
ボクは、
ボクと
それぞれアースの4
ピー!と再び
ボクと
ズババッ!
メラメラッ!
お互い
と、
パボン!と
ビュッ!バシン!
だが、
前進しながら難なくその火球の
パボン!
パボン!
加速する火球を連射する。
ビュッ!バシン!
ビュッ!バシン!
今度は
ビュッ!
バン!
バン!
「えっ!?」
ボクは
ビュッ!バシン!
ボッ!
「うぐっ!」
なんと
ボクは、顔面に向けて飛んで来た
下半身に向けて飛んで来た
右のすね辺りのプロテクターに
ピー!と
「ワ、
とスコアがコールされる。
「オオ……!?」
と今度はウチの
「ドンマイ!ドンマイ!木石!
行け!行け!本能!」
と
「ナイスショットー!」
と
「フン……!」
と
「まさかあんな技を
ドンマイですわ……!」
「うん、ごめん……。油断してた……」
ボクも
「(
それを
ボクは内心で舌を巻いていた。
プロの選手でもほとんどできる人はいない、
『2連
しかし、ボクは同時にあることを考えていた。
「……」
「……
ワタクシが横風を
作戦を提案してくるが、
「いや……、ちょっと試したいことがあるから……、
さっきと同じ感じで
とボクは、
「ムロさんがそうおっしゃるなら、おまかせいたしますけど……」
と
ボクは間近で見た
動画をリプレイするように思い返す。
「(あの時、
そして先っちょの
根元側の
またすぐさま
ボクはスタンバイエリアに入ると、
くるりと
「(ボクの
もしかしたら……!)」
ピー!と
ボクと
ズババッ!
メラメラッ!
お
ボクは
「(分かれろ……!)」
と真空
と、
パボン!と
「(加速する火球……!)」
ボクはイメージを中断して、すぐさま構え、
ビュッ!バシン!
飛んで来た火球を何とか
「(試合中に練習してる
ぶっつけ本番だ……!)」
パボン!
パボン!
パボン!
今度は、
ボクと
ビュッ!バシン!
ビュッ!バシン!
ビュッ!バシン!
ボクと
メラ……!
「!」
ボクはそれを見た
バッ!と
「(縦
とボクは考えたのだ。
だが、そこに
パボン!と加速する火球を発射してくる。
「うっ!」
バッ!
その場に
だが、動きを止めたボクは、格好の的になる。
「食らえっ!」
と
その
ボクも負けじと、四つん
「(分かれろ……!)」
と強く念じながら。
バン!シュババ!バン!
ほぼ同時に
ビシュッ!と
「ぐっ!?」
と言いながら、
ボッ!とボクの
だが、ボクの身体のほうは無傷だ。
ボクの
先っちょから真っ直ぐと、
そのやや
2方向に同時に
その片方の真空
先に
もう片方の真空
後から
ボクの
ピー!と
「ツ、
とスコアがコールされる。
ギャラリーは、ウチの
ザワザワどよどよしていた。
四つん
「ムロさん今のは……?」
と
それもそのはずだ。
先っちょ以外から自由に
異なる2つの方向に同時に
プロでもそんな技を使っている選手は見たことが無い。
だが、ボクは
「『ショットガン』だと変かな……?」
と。
「えっ……?ショットガン……?」
「うん……、ショットガン……。
今の技の名前……。
えへへ……」
ボクは笑った。
「(ボクだけの必殺技だ……!)」
ボクは、心底興奮していたのである。
「良いと思いますわ……!」
そして、
ショットガンを
そこから
ボクは
身体の上下左右
その
しかも2連
2
さらにそこに
ガードも何も無かったのだ。
分かれて飛んで行く
面白いように次々とポイントが
「『
ショットガン……。
完敗だったよ……」
試合後、頭のプロテクターを
アースの真ん中の『*』マークの辺りでボクと
そう言ってボクの
「いえ……、
ボクは照れて、頭をかきながら言う。
「(中総体まであと2週間……!すごい武器が手に入ったぞ……!)」
ボクは、自分の
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます