13回戦 朝練開始-5
再び4人がアースの4
ピー!と
と、パン!パン!と
「!」
ボク、絶、
「(この感じは、たぶんアースの中央付近か!?)」
ダダダ……!と正面に向き直ったボクと
ブワワッ!
メラメラッ!
お
すぐさまボクは、
アースの真ん中を目指して走り始める。
と、
「おっと!」
ボクは、それを片手側転でバッ!と
その
絶が
ドビュッ!
「うっ!?」
ビュッ!バシン!
ボクは、すごいスピードで
チラリとボクは自分の
メラメラ。
「(火属性はまだ残ってる……!)」
と、パン!パン!パン!パン!と
「くっ……!」
絶はチラリと上空を確認すると、
ビュッ!バシン!と当たりそうな1発だけを
残りをスイスイと
ダダダッ!とボクが、そこに走り寄った。
「させない!」
「うわっ!」
と言いながらも、ボクはズザッ!ズザッ!と左右に移動してそれを
ボッ!ボッ!
そこに、
だが、今回は残念ながら、かなり手前の位置だ。
と、それをブラインドに
「!」
ビュッ!バシン!
絶が、それに
「(今だ!)」
ボクは、動きの
「おっと!」
絶は
フッ!とボクから見て右に
そこに、バンッ!とボクの
ボッ!と絶の
「うわっ!?」
絶は、
通常、
先っちょから真っ直ぐにしか
しかし、ボクの
なんと半球状の部分からならどの方向にでも好きに
このことに気づいたのは、
以前のペアであった出来田さんが
未だに大会では日の目を見ていないボクの必殺技の1つだ。
ピー!と
「
とスコアがコールされる。
「やっぱりすごいですわよ!
ムロさんの
「ありがとう!
再び4人がアースの4
ピー!と
と、
今度は
ドビュルビュルーッ!とレベル5の
水球は、
「くぅ……!」
ボクはひとまず、
さらにパン!と上空に
「!」
絶はスイスイと飛んで来た火球の
上空をチラリと確認する。
ボクと
「(この感じは、
「!」
水球の後ろにそのまま居座らず、
水球ごと絶のほうへと移動し始めた。
だがその動きは、ややゆっくりだ。
「(あの水球、そんなに素早く動かせないのか!)」
そう見るや否や、ボクは
ザッ!と絶のほうへと方向
「(絶が水球の後ろに
ポイントが取れるかも!)」
そうボクは思ったのだ。
ちなみにミックスダブルスで、
このように
『放置された』と表現したり、
『放置プレイ』と表現したりする。
パボン!
パボン!
「くっ……!」
ビュッ!バシン!ビュッ!バシン!
だが絶も、何とか
そこにボクがダダダッ!と走り込んだ。
絶が水球に
しかも
こちらへの射線がほぼ無い状態だ。
「(チャンス……!)」
と、
ビュッ!と絶がボクの
しゃがみながら
だが、ボクが
先ほどのシングルスの、1ポイント目のプレイの再現である。
ボクは再び、ダンッ!と両足でジャンプするように絶に飛びかかった。
そこへ絶は、ギュルン!と先ほど
ビュッ!と続けざまに
ガキィン!ボッキン!
「えっ!?」
ボクと絶は、同時に口に出した。
絶の
ボクの
折れた先っちょの部分は、ヒュルヒュルヒュル……と風を切る音を
ザクッ!とボクと
その直後にフワッと
ピ……、ピー!と
「え、えーと……、この場合って……」
とキョロキョロする。
「ウォークオーバ~……。つまり~、
下井先生が、アースの中にいるボク達に向けて声を
「ですわね……」
具体的には持ち手の部分を除いた長さの4分の1以上が折れた場合、
ルール上は競技続行不可能とされ、
つまりこの場合、絶と
「ご、ごめん……!」
ボクはハアハア息を切らせながら、すぐさま絶に謝る。
「いや……、
先っちょだけだから……。
このぐらいなら……、そのまま夕方の部活もやれるよ……」
絶もハアハア言いながら、左手と首を
シュン!と
「でも、すごいよ!
ボク、
きっと、すっごく
ムロくんの
とボクの
「そ、そんなことないよ……」
ボクは照れて頭をかき、
「(でも言われてみれば、プロ選手の
と思いながら、グリグリと
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