第二十二話 魔導競技体育大会⑤
◆◆◆ 同日 正午過ぎ
中庭の茂みの中
その頃、中庭の隅っこでサールがエルヴィンを正座させて仁王立ちで威圧していた。
「エルヴィン、あの女の剣の情報は掴んだの?」
「いえ……まだ」
「色目でも使って部屋を探索しなさい。やることやって腕枕でもしてやればぐっすり寝ちゃうわよ!」
「……そんなこと出来ませんよ……クルト様といい極端過ぎです」
サールにいつものぼーっとした感じは微塵も無い。腕を組み、プンスカしながらエルヴィンの前を往復している。
「なにっ? 私に文句があるの!」
「いえ……サール様もナイアルスの国宝の情報……」
「リアなんて何にも知らないんだから! カーリンとか言う側仕えが知ってそうだけど……なんか手強いのよね」
「成果無いじゃないですか……」
「何よ! やっぱり反抗的ね、それならクルトに告げ口しようかなぁ」
「あぁ、それはやめて下さいよ」
サールがエルヴィンの顎を掴んでニヤニヤしていると、植え込みから突然リアの頭が出てきた。
「居た居た! サール、一緒にランチしようよー……って何してんの?」
◇◇
目が合うとサールは急にエルヴィンを丁寧に立たせた。何してんのかな、と見ていたら、いきなりエルヴィンに土下座を開始。
「あーん、エルヴィン、厳しいわー」
「サール様! 今更殊勝なフリしないで下さい!」
サールを立たせようとしても全く言うことを聞かない感じ。
「また演劇してるの? ふふふ、仲良いわねー」
やっぱりこの二人、付き合ってるんじゃないかな? あまり聞かないようにしてあげよう、うふふー。そうだ、エルヴィンくんにランチ食べながらこっそり聞いちゃおっと。
「サール、早くごはん一緒に食べよ。エルヴィンくん、あなたも一緒に来て良いわよ!」
土下座してるサールの手を取って勢い良く引っ張る。容赦無く手を引っ張られるサール。そっとエルヴィンもついて来る。その後ろにはカーナもついてくる。テントから
赤チームのテントまで来ると、既にエメリーがノーラとジュリアに挟まれて座っていた。
カーナが立ち止まって小声で呟く。
「何あのテント……王位継承権持ちだらけじゃない。うげげっ。
「カーナ、流石、物知りねー」
やっぱりこういう学校来る子は人間関係もしっかり勉強してくるのかしら?
「……不敬罪で捕まっちゃう……」
「えっ? 何か言った?」
少し顔が青く見える
「カーナ、大丈夫?」
「……まるでモンスターハウス……」
「ん?」
「り、リア……私ダイエットしてるから、食堂でサラダだけ食べてくるね……」
あら、カーナはダイエットなの? お腹空いてないのかな? 痩せてるのになぁ。
「分かったわ。じゃあ後でお茶しましょう」
「またねー」
ダッシュで去っていくカーナ。少し寂しい。いつものチーム・リアでご飯食べたかったな。
「モンスターハウス……」
サールも同じ言葉を口に出していた。
「えっ? 何?」
サールはカーナより顔色が若干青い。
「……魑魅魍魎が押し込まれてる……」
「えっ?」
「私もダイエッ――」
「――いや、行きましょう。諦めて下さい。外交をサボった罰です」
「面倒! いやーーっ!」
知らない人がいっぱいだから緊張しちゃうのかな?
逆にエルヴィンがサールを引っ張ってテントに連れてってるわね。なんかサールは散歩から帰りたくない犬みたいよ。
「お邪魔しまーす」
靴を脱いでテントに入る。この和風な感じもわたしの提案。かなり反対されたけど、昼時だけでもって何とか死守よ。靴履いたままご飯は嫌よ。落ち着かないわ。
逆に皆さんは困惑してたけどね、うふふ!
「あっ、ラルスだー。リレー凄かったねー」
照れ隠しに褒めながら空いてる場所を探す。あら、サールはノーラの横に決めたのね。仲は良さそうよ。その隣がエルヴィンか。
「あー、結局ここに居た! じゃあ午後からの打ち合わせしながらご飯食べましょう」
シャーリーがエルヴィンの横に座った。じゃあシャーリーの隣に座ろっと。ランチの詰まったバスケットを横にシャーリーの横に正座する。
ラルスの正面……少し緊張する。チラッと見るとラルスもこちらを見ていた。ほんの一瞬目が合った。
あら、視線を逸らされちゃった。ふふ、恥ずかしがり屋さんね。
周りを見渡すと、ラルスの右側にスリーAのお姉様方。左側にシャルロット先輩とサーガ先輩。こっちの右にシャーリー、エルヴィン、サール。左側にノーラとメラニーが居るのよ。
「エルヴィンくん、シャーリーと仲良くしてくれて安心よ。シャーリー気難しいでしょ?」
「いえ……気難しくは……」
「ちょっとリア! 侍従もいるんだから変なこと言わないでよ」
シャーリーの背後でメイドさんがサンドウィッチと紅茶の準備を始めていた。
えっ、何それ?
周りを見渡すと各国の名物料理が各自の侍従により準備されていく。ラルスは小さな机の上に食器を載せてローストビーフをナイフとフォークで食べていた。
えっ? えっ? お弁当ってそういうのありなの?
朝早くから起きて唐揚げとだし巻き玉子とおにぎりを大量に作ってきたんだけど。鶏肉と卵は普通に手に入ったけど、美味しいお米と海苔は全然手に入らなかったのよ! おにぎりの具材も必死にゲットしたの。商社と直接やりとりしたから材料が業者かっ、てくらい沢山残ってるの。あれれ? 食べてくれるかなぁ。
大型バスケットを広げてお披露目。
「たくさん作ったから食べる?」
みんなに声を掛けるが少し戸惑っている。そういえば、毒殺を恐れて信頼のおける者が作ったものしか食べない者は多い、と聞いたこともある。
「えーっ、食べないのー?」
みんなが顔を見合わせる……が
がっくし。一生懸命に作ったのになぁ。
でも文化が違うのはしょうがないか。みんなの食べてるのと交換会とかするイメージだったなぁ。
「あっ、気にしないで。家帰ってからも食べるしー」
少し悲しいけど、笑顔笑顔。楽しくいかなきゃ。ぐすん。
自分の分を小皿へ一つずつ取り分けて、まず、だし巻き玉子を箸で切って口に放り込む。
冷めても美味しい。出汁が効いてるわー。テンション下がるわー。
少しだけ寂しそうにもぐもぐしていたら、同じようにもぐもぐしていたラルスが唐揚げにフォークを刺して無言で口に放り込んだ。
慌てる侍従を手で制している。
目を瞑って味わうラルス。
わーお、美味しい? ねぇ、美味しい? ドッキドキよ!
「美味しい……オレはカツレツより好きだな」
だし巻き卵にも手を伸ばしてくれた。口に入れた瞬間にラルスの目が大きく開かれた。
「へー、パスカーレで食べたオムレツみたいな食感だ。味はこちらの方が百倍美味い……」
パスカーレのオムレツは玉子を丁寧に泡立ててから焼き上げる名物料理と聞いたことがある。それと比較しても味はわたしの手作りだし巻き卵の方が美味しいって!
今日はサイコーの体育大会よ!
ラルスがもう一個取ろうと手を伸ばす。「何個でも食べてね」とニコニコしていたら沢山のフォークが無言で伸びてきた。
「わー、美味しい」
「これは……鶏肉を揚げてあるの? 外はカリッとして、中は柔らか。すっごい美味しいよ!」
「卵焼き、ふわふわで味がしっかり付いてる。すごーい」
「これ、リアちゃんが作ったの? プロ顔負けよ」
いつの間にかイーリアスも食べてる。
「おっ、確かに旨いぜ。料理上手だな、お前」
みんなに褒められてデレデレになっちゃう!
ふとエルヴィンとサールを見るとエルヴィンがサンドイッチをパックから出していた。コンビニのサンドイッチくらいの大きさよ。じっと見ていたらサールがボソボソ呟きながら不満そう。
「
「はい。海の幸が豊富なので船遊びや家で海鮮を食べるのが盛んなんです。山や野原に出向いて、ということが少なくて……」
市販のサンドイッチっぽいので少し寂しそう。
ほほう。それではリアちゃんおにぎりの本領発揮ね。ゴソゴソと紙皿に三点セットを盛り付けて割り箸と一緒に渡す。
「はい、どうぞ。召し上がれ」
じっと見ていたシャーリーが急に慌てて後ろを振り向いてメイドさんにお願いし始めた。
「あっ、エルヴィンくん、わたしのサンドイッチあげる! ねぇ、まだ材料ある?」
「はい、残っておりますのでお作りします」
華麗なベーコンレタスサンドが作らると、豪華そうな陶器の皿に盛り付けられて二人に渡された。
シャーリーの鼻息が荒い。どうだー! と聞こえてくるよう。
「ご飯の交換はお弁当の醍醐味よね!」
楽しくなってニコニコしながらみんなの顔を見回す。すると、皆が顔を見合わせて交換会が本格的に始まった。
「ラルス、
「ウチの前菜、まだ食べられる人いますか?」
「シャールの自家製カヌレあるの?」
「はい、サーガ。代わりにあなたの家の甘いパンを頂くわ」
じっと紙皿を見つめているサール。ふとわたしの視線に気づいたのか、おっかなびっくり食べ始めた。だが、口に入れると目が見開かれる。
「お、美味しい……この米の塊の中の具材は何?」
「おにぎりの中? 色々よ。昆布にシャケに塩辛かな」
「か、海藻なんぞをこの私に食わすだと……塩辛? それは何だ……?」
小声でブツブツ呟いているサール。
「イカの塩辛。生のイカと生のイカの内臓を混ぜたものよ」
それを聞くとサールの顔が青くなっていく。
「生の海産物! お腹痛くなるわっ!」
不思議そうに小首を傾げる。その後でニコリと微笑み人差し指を立てた。
「新鮮なイカをゲットしたから大丈夫よ。生きてるやつを捌いて貰ったから!」
みんなが少しだけ仰反った。
「リア、生魚なんて一部の港町くらいしか食べないわよ」
ここで、エルヴィンがおにぎりに齧り付く。もぐもぐする様を皆で見つめる。
「僕もイカの塩漬けは大好きなんです。うん。地元の港で食べたのを思い出します」
「おお、心の友だ!」
食事の趣味が合うのは大事よね!
エルヴィンとグータッチ。それを見てサールは、うげっ、という顔。失礼な、魚の生食は故郷の文化よ、もう二度といけない故郷だけどね。
すると、ラルスとシャーリーが何故かおにぎりを持って睨めっこ中。ラルスはわたしを、シャーリーはエルヴィンをチラリと見るとおにぎりに齧り付いた。あっ、でも塩辛に二人とも当たったみたい。生臭さにノックアウトしてる。
ふふん、まぁね。
「塩辛は大人の食べ物だから。無理しちゃダメよー」
◇◇
楽しくランチは進んだわ。
今は皆さん食後のティータイムでお茶を飲んだりデザートを食べている子が多くなった。
すると、テントの前で青チーム男子の皆さんが正座してるわ。先輩達、大変そう。
「もー、貴方達、何で正座して待ってるのよ!」
「早く散らばりなさいっ!」
アリス先輩、飴か何かをバラバラっとばら撒いたわ。凄い、一瞬で争うように拾いつつ去っていく青チーム男子の皆さん。シャルロット先輩も呆れてそうよ。
「凄いわね……いつ慣らしたの?」
「知らないわよっ! あーあ、デザートのお菓子……取られちゃった」
「私のキャンディとチョコレート……」
スリーA先輩、三人とも寂しそう。
そうだ!
「はい、アリス先輩、アレクシア先輩、アリアーネ先輩、良かったらこれ食べて下さい。デザートのポテワール。揚げ芋の蜜がけです」
手作り郷土スイーツのお出ましよ! これは実はカーリンが作ったんだけどね。
「あら、ナイアルスの郷土料理ね」
「昔食べたわ。甘くて美味しかったー」
シャルロットもスリーAの三人も摘んでくれた。美味しそうで嬉しいわ。あら、サーガ先輩も横から現れて、ひょいっとフォークに刺してる。スイーツは偉大よ!
「私も小さい時にナイアルス公国へ行ったことがあるわ。その時に食べたのよ。懐かしいわね」
えっ、そうなんだ!
「先輩達、うちの国に来たことあるんですか?」
「ふふ、あるわよ。グロワールでは閃光騎士団も見たことがあるのよ」
「私達のような女騎士には、やっぱり閃光騎士団は憧れよ。煌びやかで華やか」
「そうそう。リアちゃん、あなたのお母様のアマリア様、本当に綺麗だった」
「うん。仕草が華麗で声も凛としていてステキだったなぁ」
みんながお母様の思い出を語っている。
すっごく嬉しい。鼻高々よー!
あら、ラルスったらしんみりしちゃってー、あなたもお母様の想い出を思い出してくれてるのかな?
「そうよね。私は自国にいらしていた時に会うことができたわ。過酷な任務でも明るくこなしていらっしゃった」
「……なのに……何故自殺なんて……」
「アレクシア! リアちゃんの前よ」
「あっ、ゴメンね。でも覚えておいて。みんな、あなたのお母様が大好きだったのよ」
そんなこと、分かってますよ。だから心配しないでね。あれ、ラルスったら、顔を上げたと思ったら何ビックリ顔で固まってるのよ……って……あれっ?
わたし……泣いてるの?
「リアちゃん! 大丈夫?」
「ごめんね、泣かないで、リアちゃん」
「リアちゃん、ごめんね。思い出させちゃった?」
「大丈夫? ホントごめんね、アレクシアったらデリカシー無くて……」
皆さんが慌ててるわ。賑やかなのに……いえ、昔から賑やかなほどに寂しくなるの。心配する皆さんを安心させる為に目を瞑って首をゆっくり横に振ってみる。
「ううん。嬉しいんです。ぐすっ……みんながお母様を好きでいてくれることが凄く凄く嬉しいの。でも……うぐっ、す、少し……少しだけ……」
でも、少しだけ……先輩達のお母様の想い出が、あまりに楽しそうだから……。
「うぐっ、く、悔しくなるのっ。んっ、な、なっ何で、うっ、わ、わたしを、んっ、んぐっ、お、置いてっちゃったのかなって……あんまり……あんまり……あっ……あ、愛されてなかったのかな! そうなのかな……って……んぐっ……かー、っぐっ、か、考えちゃうのーー、うわーーーんっ」
ダメ、悲しいことを考えちゃう。
寂しいことを考えちゃう。
悪いことを考えちゃう!
そんなことお母様が考えるわけないのに……わけないのに……わたしが嫌いになってたら……どうしよう。
「リアちゃん! そんなこと考えちゃダメ! アマリア様は絶対にリアちゃんの事が大好きだったわよ」
「そうよ。そんなことを考えるのはいけないわ。リア、アマリア様にも失礼よ」
「うぐっ……ぐすっ、か、か考えちゃうんだから、しょうがないの! わーん」
皆が右往左往している。溢れ続ける涙をそっとハンカチで拭いてくれたり、ぎゅっと抱きしめたりして慰めてくれる。
なかなかわたしが泣き止まないから、シャルロット先輩は正面から抱きしめてくれた。背後からはサーガ先輩がそっと挟むように抱きしめる。それを見ていたアリスとアレクシアはそれぞれ両手を握ってくれた。アリアーネは頭を撫でてくれる。
ご、豪華よ。世の男なら昇天しちゃう。でも息ができないから、わたしも別の意味で昇天しちゃうわよ!
「うぐっ……むぐぐっ……ぷはぁっ! ストップ、ストップ。降参、降参、こうさんよー、はい、泣き止みましたー。お母様はこんなにボリューミーで柔らかくもなかったわ」
「あら、リアはお母様似なのね」
シャーリーが横からツッコミを入れてきた。笑いながら一人づつ解放してくれる先輩達。
「うるさい、シャーリー! でも……分かっているわ。お母様はわたしを愛してくれました。あのかけがえのない時間に嘘はありませんでした。まだ……まだ寂しくなると変なことを考えちゃう……でも大丈夫」
わたしは目を瞑ったまま自分の胸に手をあてる。
秋晴れの爽やかな陽気の中、春の陽射しのようなみんなの暖かい想いを聞けた。
嬉しい。胸が少し熱くなる。
でも、その熱は……例えわたしの心に刺さっている氷の棘を少し溶かすとしても……その熱は逆に棘の冷たさを強く意識させてしまう。
分かっているわ。氷の棘は涙の分だけ溶けて小さくなったことを。
元気に腕で涙を拭う。
皆に元気な姿を見てほしいから!
「もう大丈夫! この貴族院は楽しいから。よーし、昼からもがんばるわよー!」
でも、皆がわたしを優しく見つめている。
恥ずかしくなってくるわ!
「もー、泣いていたのは忘れて下さい」
とても優しい先輩、とても大事な先輩、とっても素敵な先輩。これは、絶対に皆さんも幸せにしなきゃいけないわね!
「さぁ、午後からもがんばりますよ!」
◆◆◆ 五分ほど前、同じ場所
「……仕草が華麗で声も凛としていて……」
ラルスは下を向いたまま、楽しそうな先輩達とリアの会話をぼーっと聞いていた。
『男の子はね、女の子を守らなければいけないのよ』
この言葉を耳に囁いてくれたアマリアさん。思い出すだけで恥ずかしくなり耳が赤くなる。その時、あることを思い出した。アマリアさんに囁かれてラルスが何故恥ずかしくなったのか。
それは図星を刺されたからだった。
図星……そうか。アマリアさんの横に黄金色に輝く長い髪の華奢な女の子がいた。
初恋は……。
「おれ、そっちだったよな……」
思わず小声で呟くラルス。『俺何を呟いちまったんだ』と和かに会話している姦しい集団をそっと確認した。
すると、リアは優しい笑顔のまま静かに涙を流していた。初恋の時からさほど変わっていない容姿。この少女は最愛の母を五年前に七歳で亡くしている。もしかしたら、一人の時は今みたいに長い金髪を左右に揺らしながら大泣きしているのかもしれない。
リアを慰めることに四苦八苦している先輩達を眺めながらぼーっと考えていた。
(
自然に拳に力が宿る。
(そして、オレも
大騒ぎの中、誰も聞いていなかったが、確かにラルスは言葉に出した。
「お前と出会ったからなんだろうな」
ラルスは、いつの間にかリアが自分の心の中の大きな割合を占めていることに、ふと気づいた。
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